登録団体詳細

MSC(海洋管理協議会)

団体情報

団体名
MSC(海洋管理協議会)
団体種別
国際協力実施団体(法人格有)
所在地
東京都
設立年月
1997/ 01
設立目的・事業内容
持持続可能な漁業と水産物の普及に向け、認証とエコラベルの制度を管理・推進する国際的な非営利団体。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20か国に事務所をおき世界中で活動している。日本事務所は2007年に設立。2020年7月現在、世界約100ヶ国で4万品目以上のMSC「海のエコラベル」の付いた水産品が販売されている。日本ではイオンや生協などで900品目が扱われている。
活動分野
環境管理、水産、自然環境保全、評価
活動国
日本/韓国/中国/オーストラリア/イギリス/ドイツ/オランダ/アメリカ/カナダ他
活動実績(国内)
世界の漁業を持続可能なものへ転換していくために、日本では、主にMSC認証水産物のマーケットを広げる活動、一般消費者に向けた広報活動、国内漁業のMSC認証取得に向けたサポートを行っています。MSCの「海のエコラベル」がついた水産製品の数は国内でも近年急増しており、また認証を取得する漁業や認証取得に向け動き始めている漁業も増えています。ラベル付き製品の増加やSNSを通じた広報活動の強化により、MSCエコラベルへの認知度も年々高まっています。MSCエコラベルの付いた水産物は、国内の大手小売り、大手ファーストフードチェーン、大手企業の社員食堂等で販売・提供されています。
活動実績(海外)
持続可能な漁業の認証制度と、サステナビリティを求めるマーケットの拡大を通じて、世界の漁業を持続可能なものに転換していく活動をしています。北米やヨーロッパなどの先進的な漁業だけではなく、開発途上国の漁業にも多く関わっています。開発途上国の小規模漁業がMSC認証を取得することによって、欧米のマーケットへと販路が拡大し、漁業者の生活安定につながるという例も少なくありません。たとえば、モルディブの伝統的なカツオ一本釣り漁業は、もともと南アジア域内に水産物を提供していましたが、2012年にMSC認証を取得することによってヨーロッパに販路が開けました。これをきっかけに、モルディブ国内でも缶詰加工産業が育つようになりました。同様の変化は、フィジーのマグロはえ縄漁業や、ベトナムやインドのアサリ漁業でも見ることができます。このように、MSCの認証制度は、開発途上国における水産資源の管理向上と、漁民の生活の安定化にもつながっています。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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研修・イベント・セミナー情報

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