登録団体詳細
一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構
団体情報
- 団体名
- 一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構
- 団体種別
- 国際協力実施団体(法人格有)
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2019/ 12
- 設立目的・事業内容
- [設立目的] (1) アフリカ社会の健全な発展に貢献する 貧困や紛争、不平等など開発途上国が抱えるたくさんの社会課題に対して、スポーツの観点からアプローチしています。野球・ソフトボールを通じて「規律・正義・尊敬」を身につけた青少年の育成を目指し、アフリカ社会の発展の基礎となる人材育成に貢献していきます。 (2) ビジネスを含めた日本とアフリカの交流を促進する 日本人にとって身近な野球やソフトボールを通じて、日本とアフリカの交流を促進していきます。またアフリカでの活動を通じて得た現地におけるネットワークを活かし日系企業のアフリカ進出支援や現地企業の日本展開など、ビジネス面もサポートします。 (3) 野球・ソフトボールをオリンピックに復活させる 4年に1度開催される世界的なスポーツの祭典で、野球とソフトボールが正式種目として採択・復活されるように、アフリカ大陸55の国・地域における野球およびソフトボールの普及啓蒙活動を展開します。 [事業内容] (1) 普及・人材育成事業 アフリカ現地における野球・ソフトボールの普及や、指導を通じた青少年の人材育成 (2) 人材交流事業 アフリカの選手、関係者の日本への招聘、留学に関する事業 (3) 大会開催支援 アフリカ各国の野球・ソフトボール等の国内大会、地域別国際大会、リーグ戦等の開催支援 (4) アフリカ進出企業支援 野球・ソフトボールの大会支援等を通じて日本企業のアフリカ進出を側面支援 (5) 産業振興の支援事業 野球・ソフトボールの自立発展につながるような道具生産などの産業振興支援 (6) 啓発・広報事業 イベント、セミナー、講演会等の開催、参画 (7)その他 アフリカにおける野球・ソフトボール等スポーツを通じアフリカの自治発展に貢献できる事業
- 活動分野
- 教育、民間セクター開発、平和構築、ジェンダーと開発、市民参加
- 活動国
- アフリカ54か国
- 活動実績(国内)
- J-ABSは「認定NPO法人アフリカ野球友の会」の事業継承団体です。 NPO法人としての活動を開始した 2003年から2020年までの国内事業実績は次の通りです。 (1) 在日アフリカ人野球チーム「アフリカオールスターズ」の運営 在日アフリカ人の方々に野球をプレーする環境を提供し、日本人と共に汗を空きながら野球を通じて、相互理解、親善交流を図る事業です。2004年から通算166回、延べ3600名の方々に参加いただきました。 (2) アフリカ少年少女野球チームの招聘交流 2004年にウガンダ、2009年ブルキナファソから少年少女野球チームを日本に招聘し、千葉県、群馬県、長野県、北海道などの地域と少年たちと国際交流をはかりました。 (3) アフリカの有望選手の独立リーグチャレンジ支援 2013年ウガンダの青年が関西独立リーグへの挑戦をクラウドファンディングを行って支援しました。 (4) イベント出展 2004年以降ほぼ毎年 、アフリカンフェスタ、グローバルフェスタなどの国際交流、協力のフェスティバルに出展してきました。 (5) 野球道具の募集・寄贈 野球道具の募集、輸送を行ってきました。寄贈先は、ガーナ、タンザニア、南アフリカ、ウガンダ、ケニア、ザンビア、南スーダンなどです。 (6) 講演会の開催 アフリカと野球をモチーフに、国際交流・協力、人権、平和、教育、スポーツなどをテーマに講演を約100回、7000名以上の方々にご参加いただいています。
- 活動実績(海外)
- J-ABSは「認定NPO法人アフリカ野球友の会」の事業継承団体です。 NPO法人としての活動を開始した 2003年から2020年までの海外事業実績は次の通りです。 (1) アフリカ甲子園プロジェクト 日本の甲子園大会をモデルにアフリカの国内で選手たちが真剣勝負ができる舞台となる全国大会を開催し、球場整備、野球道具寄贈、審判、スコアラー育成などを行う事業です。 これまでガーナとタンザニアで開始しましたが、後発のタンザニア甲子園大会は、2014年から毎年開催され、2020年12月には第8回大会が開催されました。 (2) アフリカにおける野球・ソフトボール指導・普及支援 これまで、ガーナ、ウガンダ、ケニア、タンザニア、南スーダンなどにおいて現地で直接指導し、野球・ソフトボールを通じた人材育成を行ってきました。特にタンザニアや南スーダンは、野球・ソフトボールが全く行われていなかったため、野球・ソフトボール連盟の発足を含めて支援しました。 (3) 三角ベースプロジェクト 道具が不要で人数が少なくても手軽に野球が楽しめる「三角ベース」を野球・ソフトボールのエントリーツールとしてアフリカに紹介いしてきました。ガーナ、ウガンダ、ザンビア、南アフリカ、ケニア、タンザニアなどで行っています。 (4) 指導者招聘、派遣プロジェクト 2004年ガーナ人指導者を広島カープへ招聘し2か月間のコーチ留学を実施。また、2007年ガーナに代表チーム監督を10か月派遣するなど、指導者の招聘・派遣を実施しました。2019年12月には元阪神タイガースのエースでMLBでも活躍した藪恵壹さんにご協力いただいて タンザニアでピッチングクリニックを開催しました。
- SDGsへの取り組み