登録団体詳細

一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション

団体情報

団体名
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション
団体種別
国際協力実施団体(法人格有)
所在地
東京都
設立年月
2019/ 01
設立目的・事業内容
設立目的: 一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(以下IBF Foundation)は世界の視覚障がい者が直面する様々な「障がい」に対して、課題解決し、視覚障がい当事者のクオリティオブライフ向上に寄与することを活動の目的とする国際非政府組織(International NGO)である。先進国の医療水準では視覚障がいの原因となる病気・疾患の治癒や進行を食い止めることができる環境ができ始めているが、医療水準の低い国に高い水準の医療を提供することで、世界の多くの視覚障がい者は視覚を失わずに済むと言われている。IBF Foundationは、各国の医療システムや、社会システムに対して働きかけ、視覚を失ってしまう人を減らすこと、視覚に障がいがあっても、差別なく晴眼者と同等の機会、社会保障を享受することができる社会の実現をゴールとし、ブラインドサッカーをその一つのツールとして利用し、ゴールの実現を推進する。 日本のみならず、他国、特に発展途上国においては障がい者への支援や行政施策の優先順位が低く、視覚障がい者環境は厳しい状況にあり、  ・社会保障制度の整備不足  ・医療の未発達  ・障がいへの周囲の理解 など、社会生活を送る上で大きな支障を抱える視覚障がい者が多くいる。 事業内容: WHOの定義では「障がい」は、 1.機能障がい/impairment(「視覚」という機能が使えない) 2.能力障がい/disablity(「視覚」という機能が使えないが故に実行できない) 3.社会的不利/Handicap(偏見などにより、等しい機会が得られない) の3つに分類され、IBF Foundationは3つの事業を通じて、それぞれの「障がい」を解消するために、課題解決に取り組んでいる。 財団の特性は中間支援団体にあたり、 1.視覚障がい者支援団体への支援 2.スポーツ支援 3.調査研究・社外連携 を主たる公益事業として展開し、視覚障がい者の能力向上、社会的環境の改善、医療環境の改善に寄与し、視覚障がい者のQuality of Life向上に貢献することを目的としている。 1.視覚障がい者支援団体への支援 助成プログラム、協同プロジェクトなどを実施し、各国の視覚障がい者支援団体、盲学校等への支援を通し、視覚障がい者に対する情報保障の支援、教育コンテンツ整備といった教育活動を間接的に支援することで、視覚障がい者の直面する情報や教育へのアクセス環境を整え、能力障がいの解消へ寄与する。各団体との連携を強化していくことで、各国の医療や社会制度に対しても働きかけ、視覚障がい者を取り巻く医療環境・社会環境の改善、当事者本人の能力開発・向上、ひいてはQOL向上に寄与することを目的としている。 2.スポーツ支援 視覚障がい者がブラインドサッカーをプレイすることによる身体的能力や空間認知能力の向上による能力障がいの解消、「できること」が増えることで自立心の向上が見られることから、スポーツそのものへの支援を通じ、視覚障がい当事者の直面する「障がい」を取り除くことを目指す。具体的な事業とし、ブラインドサッカーの公式国際大会を運営する大会運営委員会への支援を通じ、より品質の高い大会とすることで、企業等からの支援を得られやすい仕組み・構造とし、 ・ブラインドサッカーが当該国で普及し、視覚障がい者が競技を始めやすい環境を作る ・競技の普及、トップアスリートの育成により、晴眼者を含む社会全体に対して、視覚障がいへの理解を浸透させ、偏見を取り除くことにより、能力障がいと社会的不利という障がいの解消に寄与する。 3.調査研究・社外連携 各国の視覚障がい者を取り巻く社会制度・環境は各国ごとに異なる上に、情報を一元的に集約する横断的な組織がないことから、IBF Foundationがハブとなり、現状・情報を正しく把握し、効果的な支援を行うための調査、当財団の活動だけでは網羅することが難しい医療や教育分野の団体・企業等との協力・連携関係を構築することで、各国の社会制度・医療制度の改善にアプローチをすることを目的とする。 ブラインドサッカーは国際視覚障がい者スポーツ連盟(International Blind Sports Federation / IBSA)が国際競技団体として管轄する視覚障がい者5人制サッカーで、日本国内ではNPO法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)が管轄する競技団体として活動を行っている。競技団体はその事業として、競技ルールのコントロールと競技の普及、競技会の実施を担う組織だが、IBSAは主に代表チーム向けの活動を中心としグラスルーツや社会的な課題には取り組まず、JB
活動分野
保健医療、教育、社会保障、援助アプローチ/戦略/手法、多岐にわたる分野
活動国
日本、海外(多岐にわたる)
活動実績(国内)
活動実績(海外)
〇国際大会支援プログラム ・IBSAブラインドサッカーアジア選手権2019 inタイ ・IBSA ブラインドサッカーヨーロッパ選手権Division 2 2021 in ルーマニア 〇近年(2020年~2022年)行われた助成プログラム ・Urgent Support Grant Programme(緊急支援) ・Neighbouring Countries Challenge Series, supported by Santen(隣接国親善試合助成) ・Let’s play!1(競技備品支援) ・IT Grant Programme(情報機器購入支援) ・Let’s play!2(競技備品支援) ・Let’s play!3(競技備品支援) 〇視覚障がい者実態調査(2022~) ・過去の助成プログラムにて構築したネットワークを活用して、所定の国・地域の視覚障がい者(行政の仕組み含む)の環境のマクロ調査を行う。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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求人情報

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