登録団体詳細
医療法人社団マキマ会 パーソナルヘルスクリニック
団体情報
- 団体名
- 医療法人社団マキマ会 パーソナルヘルスクリニック
- 団体種別
- 国際協力実施団体(法人格有)
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2019/ 07
- 設立目的・事業内容
- 当院院長の塩尻大輔は、アフリカのケニアで育ち、日本とケニアの双方で様々な医療活動を実施しています。その活動の中で、世界中の性に悩む方々の助けになりたいと、2019年に設立したのが「パーソナルヘルスクリニック」です。 日本は医療先進国と言われることが多いですが、海外では当たり前のように習う性教育が行われていなかったり、性や性病について気軽に相談できる場所がなかったり、多くの方々が性や性病に関して相談することもできずに悩んでいる現状があります。 パーソナルヘルスクリニックは、性について悩んでいる方々に寄り添い、誰でも気軽に相談できるクリニックとして、国籍・年齢・セクシャリティを問わず多くの方々に利用されています。 これまで当院では、日本の医療機関として初めてHIV予防薬(PrEP、PEP)のジェネリック薬を導入するなど、世界水準の医療を積極的に導入してきました。また、医療の発展に貢献するために、国立国際医療研究センター(NCGM)の部局であるエイズ治療・研究開発センター(ACC)等と連携し、各種の臨床研究にも積極的に参画しています。 クリニック以外の活動としては、院長を中心として、ケニアなどの国外でも医療支援活動を実施しています。 今後も、医療の観点から、世界中のあらゆる方々の助けになれるよう、様々な活動を実施していきたいと考えています。
- 活動分野
- 保健医療、ジェンダーと開発
- 活動国
- 日本・ケニア
- 活動実績(国内)
- 2019年より性感染症の予防・検査・治療を目的として【パーソナルヘルスクリニック】を開院。国籍・年齢・セクシャリティ問わず、多くの方が自身の健康(Personal health)について相談できるクリニックを目指しています。 来院患者の3分の1が外国人のため、受付・診察・検査の全てで英語での対応をしています。 ◆国立国際医療研究センター(NCGM)の部局であるエイズ治療・研究開発センターの協力のもと、日本で初めてHIV予防内服をPrEP(プレップ)をクリニックで処方するモデルシステムを構築。また、NCGMと連携した臨床研究にも積極的に参加し、毎年エイズ学会などで発表も行っている。 ◆日本では性に関する情報が若者に十分に提供されていないこと、相談できる場が少ないことに問題を感じ、学割料金の設定や、学生ワンコイン検査デーを毎月開催。若者が来院しやすいクリニック、性の不安を解消できる場所づくりに努めている。 ◆性病検査をもっとカジュアルなものにしたい、定期的に検査を受けることが当たり前になってほしいという考えから、NPO法人等と協力して月3回ワンコイン検査デーを都内で開催。異常の早期の発見は、早期の治療に結びつくため、性病検査の重要性を伝える啓蒙活動を行っている。日本各地で行われるレインボーイベントにも出展し、性感染症や予防医療の啓発活動に努めている。 ◆性別違和(Gender Dysphoria), 性同一性障害(Gender Identity Disorder)の方が、適切な医療ケアを受けながらホルモン治療などを行えるよう、2023年6月よりジェンダー外来を開設。
- 活動実績(海外)
- 院長はケニアでの無医村地域への巡回診療を年一回実施。 今後の計画として、ケニアでの性感染症クリニック開設予定。
- SDGsへの取り組み