登録団体詳細
特定非営利活動法人 メインストリーム協会
団体情報
- 団体名
- 特定非営利活動法人 メインストリーム協会
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 兵庫県
- 設立年月
- 1989/ 11
- 設立目的・事業内容
- 【目的】この法人は、障害者及び高齢者に対して、地域で自立した生活を営んでいくために必要な事業を行い、福祉の増進を図り、社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。 【活動内容】 この法人は、目的を達成するため、次の特定非営利活動に係る事業を行う。 (1)特定非営利活動に係る事業 ①障害者及び高齢者の権利擁護活動、啓発活動、政策提言及び情報提供等の 自立支援に関する事業 ②障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業 ③障害者総合支援法に基づく相談支援事業 ④障害者総合支援法に基づく移動支援事業 ⑤介助者養成事業 ⑥障害者の自立生活に関する国際協力事業 ⑦自立支援に必要な福祉機器に関する相談及び提供事業 ⑧介護保険法に基づく居宅サービス事業 ⑨介護保険法に基づく介護予防サービス事業
- 活動分野
- 保健医療、社会保障、援助アプローチ/戦略/手法、市民参加
- 活動国
- 韓国・台湾・モンゴル・カンボジア・ネパール・パキスタン・ボリビア・コスタリカ
- 活動実績(国内)
- 当団体のような自立生活センターでは、障害当事者自らが運動をして、バリアフリーや介助制度の整備等を進めてきました。世界初の自立生活センターは1970年代にアメリカで設立されました。障害者自らが運営を行い、どんなに重い障害があっても自立できる社会をつくることを目的に活動を始めたことは画期的なことでした。自立の概念も変えました。身体的や経済的な自立ではなく、自分のことを自分で決める、つまり自己決定による自立です。そして、その活動や考えは世界へ広がり、今から25年前に日本初の自立生活センターが設立され、それ以降全国で120ヶ所以上に増えていっています。 当協会では、1999年より「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」でアジアの障害者の研修員を受け入れており、帰国した研修員をフォローする形で、2003年のパキスタンを皮切りに、韓国、ネパール、台湾、カンボジア、モンゴルの自立生活センターの設立に携わりました。 現在でも、研修員達と志ILインターナショナルという、ネットワークを作り、相互に協力関係を築いています。
- 活動実績(海外)
- 2007年からコスタリカで実施されていたJICA技術協力プロジェクト「ブルンカ地方における人間の安全保障を重視した地域住民参加の総合リハビリテーション強化プロジェクト」からの要請により、2008年から2010年までJICA地域別研修「中米・カリブ地域障害者自立生活」を、2011年から2013年までは対象地域に南アメリカを加えた「中南米地域障害者自立生活」を受託し、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラ、ホンジュラスに加えて2011年以降はコロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、パラグアイの中南米地域9ヶ国の障害当事者に対して、障害者の自立生活運動を伝えた。この研修をきっかけとして2011年コスタリカに自立生活センターが設立され、そのセンターへの支援として2012年にはJICA草の根技術協力プロジェクト「プロジェクトMorpho」を応募し採択され、2016年5月「ペレスセレドンの障害者が介助者を使って自立生活をする」というプロジェクト目標を9379号法という介助派遣サービスの国費での実施を規定した法律を制定することによって目標達成した。2017年からは「障害者の社会支援システム構築プロジェクト」として2022年までの第2フェーズを継続中であり、9379号法の実施に向けて関連政府機関と協議し準備している段階である。
- SDGsへの取り組み