登録団体詳細

サラヤ株式会社

団体情報

団体名
サラヤ株式会社
団体種別
民間企業
所在地
大阪府
設立年月
1959/ 04
設立目的・事業内容
設立目的: 日本の赤痢患者が戦後のピークを迎えた1952年、ヤシ油から手洗いと同時に殺菌・消毒ができるパールパーム石けん液と使いやすい押出・押上式石けん液容器を考案し、発売することからサラヤの歴史は始まりました。 事業内容: ◆家庭用及び業務用製品の開発・製造・販売  ◇衛生用品…洗浄剤・消毒剤・うがい薬など  ◇薬液供給機器など ◆食品衛生・労働衛生のコンサルティング  ◇衛生管理の集合教育、啓発ツール作成  ◇微生物検査、洗浄アドバイス、洗浄マニュアル提案 ◆健康食品の開発・製造・販売
活動分野
保健医療、資源・エネルギー、自然環境保全
活動国
ウガンダ、カンボジア等
活動実績(国内)
社会貢献活動として世界の衛生環境の改善にも貢献したい、という想いから2013年3月より、弊社は手洗いの普及が求められているカンボジアでのJICAのBOPビジネスをスタートしました。 カンボジアの5歳未満児の下痢症有病率調査によると。約15%の子どもが調査日以前2週間の間で下痢症を発症しており、約2%は血便を伴っていることが判明しております。 これらの下痢症は、生活用水の汚水、食事や排泄時の不衛生な習慣が原因となっており、JICA調べによると5歳未満時死亡率は1,000人当たり88人、妊産婦死亡率は、10万に当たり290人、新生児死亡率は1,000人当たり68人とアジアで最も高い死亡率となっております。 本事業では、2013年から2015年までの2ヵ年で、下痢症有病率と5歳未満時死亡率の低減を図り、子どもたちの命を守ることを目標としております。活動は、手洗いのための備品の提供、子どもたちへの教育と自主的な衛生活動の支援、医療施設への教育・提案など、備品の供給だけでなく、住民が石けんを使った正しい手洗いを知り、自ら広めていくことを目指して進められていきます。 商業時からの代わらぬ衛生への使命感とともに、今後は、世界のSARAYAとして、衛生製品供給と社会貢献活動の両面で世界の衛生環境向上に努めてまいります。
活動実績(海外)
第1回目の現地視察が、2013年3月11日~22日に行われました。 本事業がスタートして初めての現地調査のため、JICA カンボジア事務所やJETRO、保健省、在カンボジア日本大使館など全10ヶ所の関係機関へ事業説明と情報調達のため訪問しました。 スラム地区や小中学校への視察も行い、いくつかのサイトではATPふき取り検査という方法と使って、手がきれいかどうかの調査を行いました。検査の結果、被験者11名平均で約8割のATP量(アデノシン三リン酸)が削減されました。これにより液体石けんを用いた手洗いは、手指表面に付着した汚れを取り除くということが実証されました。引き続き手洗い指導をすることによって、各々の手洗い技術が上がることに伴い、さらにATP量が下がると推測されます。それによって感染症有病率や乳幼児死亡率を削減させることが実現できると考えられます。本事業では、今後も継続的な指導と測定を実施していきます。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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