登録団体詳細

特定非営利活動法人ジュレー・ラダック

団体情報

団体名
特定非営利活動法人ジュレー・ラダック
団体種別
NPO法人
所在地
東京都
設立年月
2004/ 03
設立目的・事業内容
ジュレー・ラダックは2004年に日本とインド北部のラダックとの国際協力や交流活動を目的として設立されたNGOです。ラダックでは「地元の資源を生かし環境に負荷が極めて少ない暮らし方の知恵」と、「相互扶助の共同体」が培われていますが、1974年にインド政府がラダックを外国人に開放して以来、様々な環境問題や社会問題が生まれてきています。そのため、ラダックの「伝統」を維持しつつ、ラダックが適正に発展する方法をともに考え、実践することを目的に設立しました。 海外事業としては、主に3つ挙げられます。 (1)ラダックの環境に適した自然エネルギー支援 薪として使う木が少なく、車道が通っていない遠隔村へ、家庭用ソーラークッカー(太陽熱料理器)を支援し、1つの事業村は、「ラダック初の100%ソーラークッカー村」(全世帯がソーラークッカーを利用)となりました。事前に研修を開き、(a)薪調理時の煙害軽減など住民自身へのメリット、(b)環境への利点、(c)クッカーの使い方や維持方法を伝え、持続的な利用を促します。 (2)ラダックとの交流事業 NGO訪問や農村のホームステイ等が体験できるスタディツアーを行い、住民と交流しながら持続可能な環境に優しい生活を学びます。大学のゼミ等のスタディツアーも実施したり、ホームステイのみの個人手配も行っています。 (3)ラダックの教育支援 財団法人全国青少年教化協議会のぴっぱら国際児童基金委託を受け、親を亡くし経済的に貧しい学生等、24人のラダックの学生を経済的に支援しています。 国内事業としては、主に2つ挙げられます。 (1)ラダックの持続可能な社会を学ぶ機会の創出 ラダックを日本の人に深く知ってもうらため、ラダックの伝統社会と問題を描いたドキュメンタリー『懐かしい未来』の上映会やスタディツアーやソーラークッカー新事業の報告会等を定期的に実施したり、大学などの教育機関でラダックに関する授業を行っています。ソーラークッカーを利用した自然エネルギー体験ワークショップ等、楽しみながら国際理解、環境理解を促進するプログラムも行っています。 (2)日本での持続可能な社会づくり 環境に優しい農的な暮らしをしている人を訪問する国内ツアーでは、実際に農作業を体験し、地元の方や参加者達と交流し、学びを深めます。 その他として、社会開発に関するワークショップやセミナー、ラダック料理教室、日本製ソーラークッカー(かるぴか)の貸出、ソーラークッカー工作ワークショップ、アースデイやグローバルフェスタ等のイベントで広報活動を行っています。
活動分野
農業開発/農村開発、教育、資源・エネルギー、環境管理、自然環境保全
活動国
インド
活動実績(国内)
活動実績(海外)
2007年からは、ラダックの環境に適したソーラーエネルギーを使ったソーラークッカー(太陽熱料理器)の支援を、ラダックの中でも田舎で人里離れた地域で行っています。ラダックでの持続可能な生活スタイルは、環境に優しく文化的価値があるものとされていますが、グローバル経済の下で、ラダック人の多くは近代化の生活方法を好み、田舎の厳しい生活状況を変えたいと思っています。そのため、ジュレー・ラダックでは環境に優しい近代技術を取り入れつつも、地元の人々に伝統文化の価値に気づいてもらえるように、バランスの良い開発を一緒に考え、活動しています。 2008年から日本の財団法人全国青少年教化協議会の協力によって、教育が必要な厳しい状況にあるラダックの子供の支援を始めることができました。同時に、ラダックのみならず日本の子供や若い世代の人に、持続可能で環境に優しい生活スタイルを知る必要があると信じ、ワークショップやエコツアーなどを実施しています。 2009年には、ラダックで初となる全74世帯がソーラークッカーを所有する村ができ、物的支援のみならず、環境教育や研修事業も村人達に行っています。 2014年4月現在、総計180台のソーラークッカーを支援しました。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

掲載したお知らせはありません。

求人情報

掲載した求人情報はありません。

研修・イベント・セミナー情報

掲載した研修・イベント・セミナー情報はありません。