登録団体詳細
特定非営利活動法人地球対話ラボ
団体情報
- 団体名
- 特定非営利活動法人地球対話ラボ
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2002/ 05
- 設立目的・事業内容
- 私たちは2002年から、衛星電話・テレビ電話・Webを活用し、遠く離れた国や地域などの、日常生活では出会うことが難しい人びとの間をつなぎ、同時・双方向・対面のコミュニケーションを実現させる活動を行ってきました。 プロジェクトに参加するのは、普段はメディアからの一方的な情報の受け手であったり、取材対象や被写体であった人々です。双方が情報の発信主体となり、お互いの声や表情が作用しあう場を共有することで、「新しい世界のつながり」をつくり出すことを私たちは目指しています。 2010年5月、NPO法人地球対話ラボとして認定されました。 【目的】 私たちの団体定款には、『この法人は、情報コミュニケーション技術の適正な活用によって「対話や情報共有を行う機会とメディア」、「様々な状況に対応できる情報活用力」を、地球上の全ての人々が獲得するのを支援する。これにより市民の自らの力によって、地球上の全ての人々の間に、お互いを理解し、許容し、尊重し合って生きていく関係を築くことを目的とする』とあります。 マスコミ等で日々大量に流されるニュースは、なかなか個人の内面には届きません。その限界を超え、地球上の様々な状況に置かれた人々どうしが、生でネット対話をしたり、自ら情報発信することによって、お互いに深い関心を持つことになると考えます。 私たちの活動の大きな目的は、地球上の遠く離れた人々の間に、対等で双方向な関係性を結ぶことです。
- 活動分野
- 教育、情報通信技術、都市開発・地域開発、平和構築、市民参加
- 活動国
- アフガニスタン、イラク、モルディブ、ラオス、ボリビア、ペルー、バングラデシュ、韓国、ブータン、台湾、インドネシア
- 活動実績(国内)
- ●子どもが国会議員に授業:インターネット生中継の協力 2010年から毎年 世界一大きな授業 「ゴールはひとつ!世界中の子どもに教育を」 。世界中の人々が協力して、すべての子どもが教育を受けられる世界は実現しようという世界同時キャンペーンの一環で行われました。高校生が国会議員に授業するのを、議員会館からUstream生中継。地球対話ラボは、毎年この生中継に協力しています。 ●じぶんのセカイをえいぞうにして世界とつながろう! 2011年 大田区の子どもを対象に、インターネット上の無料動画共有サービスを利用した生中継と、外国の子どもとの対話ワークショップを実施し、日英韓中4言語のウェブサイトで世界に発信しました。大田区在住外国人の方々が翻訳・通訳で協力してくれました。 ●子どもインターネット国際交流ステーション 2012年 子どもの参加者にiPod touchを貸し出し、台湾の子どもに見せたい写真を撮影。インターネット経由で写真を見てもらい、ビデオ電話で対話をしました。2013年に、さらにブータンの子どもとも対話。 ●宮戸小学校(宮城県東松島市)とゲドゥ(ブータン南部)の子ども対話 2013年2月 地球対話ラボの地元、東京都大田区が支援している宮城県東松島市にある宮戸島。児童数23人、島にひとつだけの小学校で、国際対話による被災地支援活動を開始。2012年度はブータンとのネットテレビ電話対話を実施。 ●地域の未来を切り拓くための、宮戸島とアチェの子ども国際交流 2013年〜 共に津波被害を受けた、宮城県東松島市宮戸小学校と、インドネシア国アチェ州の子ども同士が、ビデオ映像で自分達の状況を記録・表現し、さらにインターネットテレビ電話を使って直接顔を見ながらの対話・交流を行います。被災地の子どもが自ら情報を発信し、未来を切り拓く力を得るための活動であり、住みよい地域を担うための人材づくりを行う活動です。(現在継続中)
- 活動実績(海外)
- ●アフガン対話プロジェクト 2002年6月 アフガン戦争直後、カブールのと神奈川県の高校生が対話を行いました。東金沢高校の参加メンバー有志は、文化祭で対話プロジェクトを報告。対話で交わした約束を果たすため、文具を集め、アフガン産品等を販売した収益を、NGOを通じて対話の相手校に送りました。 ●イラク対話プロジェクト 2003年2月 対イラク開戦直前の緊迫した空気の中、バグダッドの高校生と埼玉県の高校生が自分たちの気持ちや考えを語り合いました。事前に新聞に紹介され、個人からのご寄付や、実行委員会や学園PTAの協力でカンパを募るなど、多くの支えがあって実現しました。 ●アフガン対話プロジェクト 2005年10月 暫定政権発足後の国政選挙を目前に控えた時期に、再びカブールと神奈川県の高校生が対話しました。パソコン画面を通して届くカブールの教室の雰囲気は明るく、学校生活の話題など高校生らしい会話でした。 ●アフガン対話プロジェクト(大学生) 2005年10月 市内インターネットカフェからの対話を試みました。選挙に立候補していたカブール大学の学生と、立教大学で政治学を学ぶ学生が音声チャット(映像なし)を行いました。 ●モルディブ環境・自然対話プロジェクト 2005年11月/2006年3月 インド洋の津波被害から約1年。地球温暖化の影響で海水面上昇の危機に直面するモルディブ共和国の学生と、山々に囲まれた富山県の大学生が対話。翌年、モルディブの学生を招き、雪の富山の自然の中で体験学習と交流を行いました。 ●ラオス小学生対話プロジェクト 2007年3月 ラオスの小学校にはインフラがないため、現地事務所を持つNGOと協働。日本側小学校では、調べたことや交流を通じて、ユニセフ募金活動へと展開させています。 ●南米対話プロジェクト 2008〜10年 ボリビアのラ・パスにある日本語普及学校、ペルーのリマにある「いちご会」日本語教室と実施。日本側は高校生、社会人、NGO関係者、大学生など様々な人が参加、南米側は日本に興味があり日本語を学ぶ若者が中心。 ●ボリビア沖縄対話プロジェクト 2009年7月 沖縄県粟国島の中学生と、沖縄から南米ボリビアに移住した人々の子どもが通う学校との対話。南米には日本語教育を行う日系学校があります。学校生活・好きな芸能人や食べ物・将来のことについて質問し合い、お互いの共通点や違いなどを発見して、驚いたり喜んだりと盛り上がりました。 ●バングラデシュ働く女性対話プロジェクト 2010年1月 社会人2〜3年目、東京で働く女性たちとバングラデシュのIT企業で働く女性との対話。生活スタイル、ファッション、会社など、お互いの共通点や違いに興味津々。楽しく賑やかな対話でした。参加者にとっては、女性として働くこと、生きていくことについて、考えさせられる体験でもあったようです。 ●子どもが国会議員に授業:インターネット生中継の協力 2010、11、12年4月 世界一大きな授業 「ゴールはひとつ!世界中の子どもに教育を」 。世界中の人々が協力して、すべての子どもが教育を受けられる世界は実現しようという世界同時キャンペーンの一環で行われました。高校生が国会議員に授業するのを、議員会館からUstream生中継。地球対話ラボは、毎年この生中継に協力しています。 ●ラオスの親子と動画・生中継対話をしよう! 2010年11月 ラオスと神奈川県立地球市民かながわプラザの子どもや大人まで幅広く参加してもらい、お互いの文化、暮らし、子育てなど幅広い話題で対話を行いました。 ●バングラデシュとの大学生対話 2011年12月 ダッカ大学他の学生と学習院女子大学の学生が、学生生活や双方の文化について話し合いました。学習院女子大学の学生は、この後、バングラデシュ現地研修に向かいました。現地研修プログラムの事前体験として実施しました。 ●じぶんのセカイをえいぞうにして世界とつながろう! 2011年 大田区の子どもを対象に、インターネット上の無料動画共有サービスを利用した生中継と、外国の子どもとの対話ワークショップを実施し、日英韓中4言語のウェブサイトで世界に発信しました。大田区在住外国人の方々が翻訳・通訳で協力してくれました。 ●子どもインターネット国際交流ステーション 2012年 子どもの参加者にiPod touchを貸し出し、台湾の子どもに見せたい写真を撮影。インターネット経由で写真を見てもらい、ビデオ電話で対話をしました。2013年に、さらにブータンの子どもとも対話。
- SDGsへの取り組み