登録団体詳細
グリーンブルー株式会社
団体情報
- 団体名
- グリーンブルー株式会社
- 団体種別
- 民間企業
- 所在地
- 神奈川県
- 設立年月
- 1972/ 10
- 設立目的・事業内容
- 日本が深刻な環境汚染に直面していた環境モニタリングの黎明期より、測定及び分析を通じ環境保全の最前線でサービスを提供し続けている会社です。1972年の創業以来、40年以上の歴史と実績を誇ります。環境省や東京都環境局など、国の機関や地方自治体からの委託がほとんどで、特に東京の大気の監視役として、東京都環境局とは長年にわたりお付き合いさせていただいています。 [環境監視測定機のメンテナンスと値付け] 全国の自治体や企業による環境大気常時監視業務に関連する測定機器、テレメータシステムの保守管理を行います。 「汚染監視は、測定値の信頼性が命である」という信念のもと、環境監視自動測定機のメンテナンスと自動測定機の値付け(校正:キャリブレーション)に特に力を入れ、限りなく信頼性の高い測定データ収集のため、データの精度管理にこだわっております。 [環境監視システム開発] 30年近くにわたり、大気汚染常時監視システム「Eco Das TMS(エコダス・テレメーターシステム)」という自社開発のシステムを提供しており、既に地方自治体をはじめとした全国80顧客以上、テレメータ子局装置REC-1 21 は400台以上の高い導入実績を誇っております。 特に、センター局で居ながらにして自動測定機の記録計に描かれるアナログデータを追うことが可能な「疑似チャート可視化システム」は、他社にはない機能としてお客様から高い評価を頂いております。 また、高度なデータ処理技術を活用したウェブサイト制作も行っており、佐賀県や香川県等、地域住民への情報発信の一助としても携わっている実績がございます。 [環境調査分析・アセスメント] グリーンブルーの環境調査は、「安定感」と「安全性」そして「設置景観の美しさ」にこだわり、「安心して任せられる」環境調査として、お客様から高い評価を受けて参りました。 これまでも、工場の敷地境界における様々な汚染物質調査、また、汚染対策効果判定のための調査、研究者のシミュレーションモデルの検証支援調査、隧道など特殊環境における汚染物質影響評価、ヒートアイランド調査、船舶の汚染影響調査、地熱発電に関連する環境調査等、多岐にわたって手掛けております。 求められる環境調査データをより忠実に収集するために、現場のどのようなロケーションにサンプリング機器や測定装置を設置すればよいか、事前踏査を入念に行い、お客様と調整のうえ、機器、測定装置の設置計画を策定させて頂きます。 [環境化学分析] 環境負荷の軽減、環境保全に貢献したいという趣旨から「環境リスク対策ラボ」として専門機関を設置し、長年に渡り研究・分析を行っております。 ISO/IECに基づく相互承認制度(MRA)に沿って、POPs条約の付属書C(17025)に含まれるPCB(ポリ塩化ビフェニル)分析の認定試験所として、PCBの国際分析証明の発行が行える、日本で唯一の“ワン・ストップ・テスティング・ラボ”として、高い評価を受けております。 [製品開発・販売] 独立行政法人農業環境技術研究所と共同開発した可搬型温室効果採取装置「アグス AGSS」をはじめ、エンバイロメントS.A社のドイツ支社と提携し、ガス自動のダイオキシン類長期自動採取装置「アメサ」を提供するなど、長年の実績を活かしたグリーンブルーならではの信頼できる製品開発・販売が特徴です。
- 活動分野
- 環境管理
- 活動国
- 日本、モンゴル他
- 活動実績(国内)
- 活動実績(海外)
- 発展途上国の環境センター設立支援と、現地組織のキャパシティー・ビルディング(人材育成)等の海外環境技術協力業務を実施しています。これまでも、インドネシア、チリ、エジプト、パキスタンの環境センター設立のための機材整備、フィリピン等の大気汚染常時監視機器の整備支援、そしてメキシコ、ルーマニア、パキスタンのキャパシティー・ビルディング事業等、多くの国々で参画し、確固たる信頼を築いて参りました。 現在も、モンゴルのウランバートル市内の大気汚染源測定とPM2.5調査の技術指導、モニタリング体制構築支援等、多岐に渡って活動しております。また、発注元である国際協力機構(JICA)等、様々な機関とも連携し、途上国におけるサポート体制の整備・改善にも、一翼を担っております。
- SDGsへの取り組み