登録団体詳細
アノテーションサポート株式会社
団体情報
- 団体名
- アノテーションサポート株式会社
- 団体種別
- 民間企業
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2021/ 8
- 設立目的・事業内容
- アノサポは東南アジア島嶼部に位置する【マレーシア-フィリピン】の2カ国間で起きている"無国籍問題"にAI教師データ作成事業を通して取り組んでいます。 1970年代にフィリピンで起きた内戦及び内戦の影響による経済的困窮から逃れるために、数十万人の人々が隣国マレーシアに移住しました。 彼らの多くは滞在許可を得ることができず、今もなお"不法状態"で生活をしています。 そのような環境で生まれた子ども達は、マレーシアにて出生証明書・国籍を取得することができません。 学校や病院にも行けず「警察に捕まるかもしれない」という"終わりのない恐怖"の中で日々生きています。 ※マレーシアには数十万人もの無国籍状態の子どもいると報告されています 一方で、内戦の影響が薄れていった今、故郷に帰りたいと願う人々は少なくありません。 「子ども達には学校に通い、安心して生活を送ってほしい」と彼らは言います。 しかし、故郷では彼らが就ける子どもを全員を養うだけの安定した仕事が無いために、故郷を捨て、マレーシアに留まるほかありません。 この問題は国境を跨いで起きているため、様々なステークホルダーの思惑が複雑に絡み合い、マレーシア政府・フィリピン政府・NGOだけでは解決が困難な状況にあります。 この無国籍問題を解決すべく創業したのがアノサポです。 アノサポは、この無国籍問題に対し、ソーシャルビジネスというアプローチで挑んでいます▼ ①帰国する意思を持った、無国籍の子どもを持つ親を対象に、AI教師データ作成に必要なPCスキル等のトレーニングをマレーシア側で実施 ②十分なスキルが身に付いた後は、フィリピンへの帰国及び帰国後の国籍取得をサポート ③国籍取得後、アノサポ_フィリピン拠点にて仕事を開始(子ども達は公立学校への通学を開始)
- 活動分野
- 貧困削減、教育、情報通信技術、平和構築、社会保障
- 活動国
- 日本・マレーシア・フィリピン
- 活動実績(国内)
- ●主な表彰実績: Forbes 30 Under 30 ASIA 2023 選出 https://www.forbes.com/30-under-30/2023/asia/social-impact 2023 グッドデザイン賞 受賞 https://www.g-mark.org/gallery/winners/18405 ●主なメディア掲載歴: BS朝日_Fresh Faces 〜アタラシイヒト https://www.youtube.com/watch?v=JsSCzTfJFwM チューリップテレビ_NEWS6「富山のSDGs」特集 https://www.youtube.com/watch?v=oOZq78B1Aq8 テレビ東京_全力イノベーターズ https://www.youtube.com/watch?v=3MSLDp8k_HA 書籍「小学生からのSDGs」(発行:KADOKAWA) https://annotation-support.com/news/information/209/
- 活動実績(海外)
- アノサポは東南アジア島嶼部に位置する【マレーシア-フィリピン】の2カ国間で起きている"無国籍問題"にAI教師データ作成事業を通して取り組んでいます。 1970年代にフィリピンで起きた内戦及び内戦の影響による経済的困窮から逃れるために、数十万人の人々が隣国マレーシアに移住しました。 彼らの多くは滞在許可を得ることができず、今もなお"不法状態"で生活をしています。 そのような環境で生まれた子ども達は、マレーシアにて出生証明書・国籍を取得することができません。 学校や病院にも行けず「警察に捕まるかもしれない」という"終わりのない恐怖"の中で日々生きています。 ※マレーシアには数十万人もの無国籍状態の子どもいると報告されています 一方で、内戦の影響が薄れていった今、故郷に帰りたいと願う人々は少なくありません。 「子ども達には学校に通い、安心して生活を送ってほしい」と彼らは言います。 しかし、故郷では彼らが就ける子どもを全員を養うだけの安定した仕事が無いために、故郷を捨て、マレーシアに留まるほかありません。 この問題は国境を跨いで起きているため、様々なステークホルダーの思惑が複雑に絡み合い、マレーシア政府・フィリピン政府・NGOだけでは解決が困難な状況にあります。 この無国籍問題を解決すべく、『学生時代ボランティアでは子供たちの状況を変えられず、悔し涙を流した先輩後輩コンビ』が創業したのがアノサポです。 アノサポは、この無国籍問題に対し、ソーシャルビジネスというアプローチで挑んでいます▼ ①帰国する意思を持った、無国籍の子どもを持つ親を対象に、AI教師データ作成に必要なPCスキル等のトレーニングをマレーシア側で実施 ②十分なスキルが身に付いた後は、フィリピンへの帰国及び帰国後の国籍取得をサポート ③国籍取得後、アノサポ_フィリピン拠点にて仕事を開始(子ども達は公立学校への通学を開始) 2021年8月に創業したアノサポは、これまで計12名の帰国を支援し8名の子供がフィリピン国籍を取得しました。 国籍を取得できた子供達は、生まれて初めて警察を怖がることなく自由に外を歩くことができています。そして公立学校に通い始め将来の夢に向かって毎日勉強しています。 マレーシアで"不法移民"として生きていく他なかった子供達のお母さんも、日々仕事に向き合いアノサポに欠かせない存在となるまで成長しています。 また、この問題は国境を跨いで起きているためマレーシア、フィリピン政府・NGOだけでは解決が困難な状況です。その中で一つ新しいソリューションモデルを創れたことに、連携している現地NGOや州政府の職員からも期待を頂いています より多くの無国籍児の親を対象に職業訓練・帰国支援を進めていくと共に、新たに無国籍の青年を対象に国籍取得サポート及び職業訓練も進めてゆきます。 現地政府・NGOと連携しマレーシアでの解決モデルを確立し「全世界で起きている無国籍問題」を2050年までに解決するため活動を拡げてゆきます。
- SDGsへの取り組み
- SDGsのゴール【1,3,14,16番】に対して、【住んでいる国・地域に制限されずにできるIT分野での仕事の創出・職業訓練・国籍取得支援・帰国支援・帰国後の仕事提供】に取り組むことで、【マレーシアそして全世界で起きている無国籍問題 】の課題を解決する。