登録団体詳細

公益社団法人日本栄養士会

団体情報

団体名
公益社団法人日本栄養士会
団体種別
公益法人
所在地
東京都
設立年月
1959/ 11
設立目的・事業内容
1.目的 食の営みのよろこびの中、自己実現を求め、健やかによりよく共に生きる。人びとのこの願いに応えることを職責とする管理栄養士・栄養士が組織する本会は、国民との広範な協働のもと、栄養・食事指導にかかる科学とその専門的実用技術に立脚しながら、保健、医療、福祉及び教育等の分野において、健康を豊かに育む食生活の確立と栄養・食事療法の進歩に資する諸般の事業を遂行し、もって公衆衛生の向上に寄与することを目的とする。 2.主たる事業 (1) 食・栄養の科学振興事業(公1事業) 国民の健康と栄養の実態及び栄養・食事指導と同療法に関する事例 や症例などを対象とした調査及び資料の収集、並びに、これらを踏まえた研究及び技術開発などをとおして、わが国の人口構成と疾病構造の変動に対応して国民の健康を衛る食と栄養の総合的かつ実践的な科学及び技術の振興を図る事業 (2) 食・栄養改善人材育成事業(公2事業) 系統的で発展的な内容の教育、訓練及び学習からなる継続的研修と養成教育への支援により、保健、医療、福祉及び教育等の分野において、職業倫理に則り、高度な専門性に裏づけられた科学的根拠に基づく食と栄養の指導をとおして国民の健康づくりに貢献する管理栄養士・栄養士を育成する事業 (3) 食生活自律支援事業(公3事業) 栄養・食事指導と同療法に関し、国民参加の開かれた多種多様な活 動をとおして、日常の食生活の質の向上に役立つ知識や実用技術の普及と、食事を含む生活習慣の見直しと改善のための社会的な合意の形成を図ることにより、健康を豊かに育む食生活の確立に向けた国民の取り組みを支援する事業 (4)食環境整備事業(公4事業) 栄養・食生活の改善を支援する保健、医療、福祉及び教育等の分野 の各職種の連携・協働関係の構築、食と栄養に関する公共又は民間の諸制度の運用の改善、在宅療養者などの適正な食生活を支援する制度の整備などに取り組むことをとおして、国民の食環境の整備を推進する事業 (5)国際公衆衛生向上事業(公5事業) 栄養・食生活の改善とこれに基づく健康増進に関する国際的な相互 理解の促進、栄養・食事療法に関する専門職制度の国際標準化とその普及のための取り組み、同専門職の養成に関する相互支援、感染症の国際的流行への対応、生活習慣病対策にかかる相互協力など、わが国を含む国際的な公衆衛生の課題の解決に資する事業
活動分野
栄養改善、保健医療
活動国
ラオス
活動実績(国内)
活動実績(海外)
1.活動実績   2021年12月、日本政府は「東京栄養サミット2021」を開催し、岸田文雄総理をはじめ各国の代表、国際団体、企業などが、これからの具体的な行動を示したコミットメントを発表した。日本栄養士会は、日本の栄養改善の成功例をもとに、飢餓と肥満が共存する「栄養不良の二重負荷」で悩むアジアを中心とした国々に対して、栄養改善人材の教育、養成、さらに栄養士制度の創立、発展の支援をコミットメントした。  発表当日には、在日ラオス特命全権大使(当時)であるフォンサムット・アンラワン閣下が登壇し、ラオス政府は国の経済的、社会的発展とともにSDGsを達成するには栄養の確立が重要だと考えていること、これまで諸外国よりラオスの小学校給食に支援があったが、給食は持続的に実現できていないことから、ラオス政府は栄養の事業を続けられるように日本政府に支援をお願いし、日本栄養士会に正式に依頼をした。  サミット終了後、「ジャパン・ニュートリション・アクション2030」を掲げ、その第一弾として、「ラオ日栄養改善プロジェクト」に取り組むこととした。  2023年5月、日本の派遣団がラオスを訪問し、保健省副大臣、教育・スポーツ省大臣と会議を開催。2024年5月には保健省、教育・スポーツ省およびほか関連機関とワークショップを開催。その後、オンライン会議での協議を重ね、先行プロジェクトをヴィエンチャン首都サントン郡で実施することが決定され、2024年9月に現地視察を実施しラオスの栄養改善に向けた施策について議論した。  2025年7月、ラオス保健科学大学、保健省官房および衛生健康促進局、教育・スポーツ省、外務省、内務省および関係機関が参加して、ラオスでの栄養改善人材の養成に関する協議を行った。また、先行プロジェクトであるサントン郡での栄養支援の活動のMoUについて協議を行った。さらに、ラオス保健科学大学より、栄養士養成(2年制)の開発をMOUに追加したい意向と実施計画の合意を得た。 2.今後の活動計画  本プロジェクトは、健康的な食習慣を促進し、栄養分野における人材の能力を強化することにより、全ての世代の栄養改善を目指すものである。短期的には、地域レベルの栄養に関する行動を改善するため、総合的な離乳食の推進や、学校給食を実践的な教材として活用した栄養教育などのパイロット事業を実施する。加えて、専門職である栄養士を養成するための持続可能な国家システムの開発を支援し、栄養教育の制度化と継続的なサービス提供の確保を目指す。対象地域における科学的根拠に基づいた研究と実践を通じ、ラオス全体の栄養状態の改善に貢献する、展開可能で統合されたモデルを確立することを目的とする。 主な活動概要 1. 地域に根差したプロジェクト  1.1. 母子への離乳食の推進  1.2. 子どもへの学校給食と栄養教育の支援 2. ラオス保健科学大学における栄養士養成課程の開発
SDGsへの取り組み

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