登録団体詳細
株式会社Global growth
団体情報
- 団体名
- 株式会社Global growth
- URL
- 団体種別
- 民間企業
- 所在地
- 茨城県
- 設立年月
- 2017/ 4
- 設立目的・事業内容
- 事業の全体像 カッパ整体院は、株式会社Global growth(代表取締役:遠藤敦盛、本社:茨城県牛久市)が運営する完全自費型の整体院グループである。イタリア発祥の「筋膜マニピュレーション®」を主軸に、国家資格保有者のみが施術を行う点が最大の特徴だ。2016年の創業からわずか10年で、日本国内約58店舗に加えベトナム(ハノイ)・台湾(台北)にも進出し、計61店舗を展開するまでに成長した。 ミッションと創業の原点 代表の遠藤氏は理学療法士として病院に勤務した経験を持つ。患者が手術後も再発を繰り返す現実を目の当たりにし、「手術や重症化する前に身体を良くできないか」という思いから、2016年1月に茨城県牛久市の自宅2階で貯金10万円・ベッド1台から整体院を開業した。 掲げるミッションは「100年後、世界から痛みや痺れ、不健康で悩む方を0にする」。「薬に頼らない本物の健康を提供する」「当院に関わる全ての人に笑顔を」という理念のもと、根本改善を目指す施術にこだわっている。 サービスの中核:筋膜調整による根本改善 主力サービスは、イタリアのLuigi Stecco氏が創始した筋膜マニピュレーション協会®の技術に基づく「筋膜整体」である。痛みのある部位だけでなく、全身の筋膜の歪みや癒着を検査・分析し、根本原因にアプローチする。バキバキしないソフトな手技で、20代から80代まで幅広い年齢層が対象となる。特に40代~70代の利用が多い。 対応する症状は幅広く、腰痛・肩こり・頭痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・四十肩・膝痛・自律神経失調症・産後の骨盤矯正・スポーツ障害など多岐にわたる。「どこに行っても改善しない慢性的な痛み」に悩む人をメインターゲットとしている。なお、脳梗塞後のリハビリに特化した施設ではなく、筋骨格系の慢性症状を中心とした整体院である。 筋膜整体以外にも、マシンピラティス・巻き爪補正・発毛ケア・美容鍼・ファスティング・妊活サポートなど多角的なヘルスケアサービスを展開し、トータルでの健康支援を図っている。 完全自費・国家資格者限定という独自の位置づけ カッパ整体院は完全自費(保険適用外)の施術院として運営されている。保険診療が1部位に限られるのに対し、自費施術では全身の原因を追究した根本改善が可能であることを強みとする。施術を担当するのは理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・作業療法士といった医療系国家資格の保有者のみで、元病院勤務者が多く疾患や手術に関する専門知識が豊富な点も差別化要因となっている。完全予約制で、初回はカウンセリング・姿勢検査・筋膜検査を含め約60分をかけて一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術計画を策定する。 自宅の一室から10年で3カ国61店舗へ 成長の軌跡は急速だ。2016年に1人で開業した後、茨城県内で着実に店舗数を増やし、2019年に法人化。2021年には麻布十番店で初の東京進出を果たすとともに、フランチャイズ(FC)事業を開始した(FC運営は関連会社の株式会社Platinum Therapist)。2022年以降は福岡・仙台・広島など全国主要都市へ一気に拡大し、2023年にベトナム・ハノイへ海外初進出。その後も台湾・台北に「河童整體院」を開設し、2025年9月に国内外60店舗を突破した。北海道から沖縄まで日本全国をカバーし、代表はベトナムで筋膜マニピュレーションの国際セミナーも主催するなど、技術の海外普及にも取り組んでいる。 まとめ カッパ整体院の事業の本質は、医療系国家資格者がイタリア発祥の筋膜技術を用いて慢性痛の根本改善を目指す「保険外ヘルスケアの専門チェーン」である。保険診療では対応しきれない慢性症状へのニーズを捉え、FC展開と海外進出によって急成長を続けている。代表の遠藤氏が貯金10万円で始めた小さな整体院は、わずか10年で3カ国61店舗のグループへと進化した。
- 活動分野
- 保健医療、民間セクター開発、平和構築、安全管理、多岐にわたる分野
- 活動国
- 日本、ベトナム、台湾
- 活動実績(国内)
- 創業から全国展開への軌跡 カッパ整体院は2016年1月、茨城県牛久市の自宅2階でベッド1台・貯金10万円からスタートした。代表の遠藤敦盛氏は理学療法士として整形外科病院に8年間勤務した後、筋膜マニピュレーションの技術に出会い起業を決意。創業後は口コミと技術力で顧客を獲得し、茨城県内(牛久本店、ひたち野うしく駅前店、土浦東口駅前店、ひたちなか店・2号店、日立店、守谷店、つくば桜店、古河店、笠間店)に次々と出店した。現在も茨城県内だけで約10店舗を運営し、グループの原点である地元に深く根を張っている。 法人化とフランチャイズ展開 2019年に株式会社Global growthとして法人化。2021年に麻布十番店(PT麻布十番駅前整骨院)で初めて東京に進出し、同年フランチャイズ(FC)事業を開始した。FC運営は関連会社の株式会社Platinum Therapistが担い、全国のセラピスト・オーナー候補に対して開業支援を行っている。2022年には宇都宮店、日暮里駅前店、福岡大手門店、仙台六丁の目店と一気に県外出店を加速。以降も小山店、市川本八幡店、石川野々市店、広島みゆき店、熊谷店、天神橋店、奈良王寺店、川崎生田店など、北海道から沖縄まで日本全国への出店を進めた。 急成長を支える数字 2025年3月期(第6期)の決算では、グループ全体の売上高が10億円を突破した。直営部門だけでも売上7.8億円に達し、前年比を大きく上回る結果となった。同時期には直営4店舗・FC6店舗・台湾1店舗を新たに開設し、国内50店舗・海外3店舗・社員123名という規模に成長。その後もハイペースで出店を続け、2025年6月に小田原店・富山店(53店舗時点)、7月に金沢店(56店舗時点)、10月に長野店をオープン。2026年1月の創業10周年時点では国内外合計61店舗にまで拡大している。 展開エリアの広がり 国内店舗は北海道(旭川)から沖縄まで全国をカバーしている。主な展開エリアは、関東圏(茨城・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川)、東北(仙台・福島)、北陸(石川・富山)、中部(愛知・長野)、関西(大阪天神橋・奈良王寺)、中国(広島)、九州(福岡)、北海道(旭川)などで、直営店とFC店を組み合わせたドミナント戦略とエリア拡張の両立が特徴である。 多角化するサービス 主力の筋膜整体に加え、マシンピラティス事業、巻き爪補正事業、発毛ケア事業、美容鍼、セミナー事業(技術講習)など多角的なヘルスケアサービスを展開している。特にセミナー事業では、代表の遠藤氏が全国の施術家に向けた技術セミナーを主催し、毎回満員御礼となるほどの評判を得ている。2025年3月期の決算発表では事業内容として「整体事業、巻き爪補正事業、セミナー事業、ピラティス事業、発毛事業」の5つが公式に挙げられている。 メディア露出・著名人との関わり 「Number」「からだにいいこと」「Ray」「Mina」など複数の有名雑誌に掲載実績がある。NHK「ためしてガッテン」で筋膜が取り上げられた際には、その技術的な裏付けとして同院の取り組みが注目された。また、医師やプロスポーツ選手・アスリートも通う整体院として知られており、Google口コミは全店合計で3,000件を超える高評価を獲得。2025年5月には、第75代横綱・大の里関の綱打ち式に代表の遠藤氏が参列したことがプレスリリースで発表されるなど、スポーツ界とのつながりも深い。 組織と人材 全スタッフが理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・作業療法士などの医療系国家資格を保有している点が、カッパ整体院グループの最大の差別化要因である。元病院勤務者が多く、疾患や手術に対する専門知識に基づいた症状説明と施術が可能。2025年時点で社員数は123名に達し、店長研修や全体朝礼といった組織的な人材育成・研修制度も整備されている。
- 活動実績(海外)
- 海外展開の背景と戦略 カッパ整体院グループが海外進出を決断した背景には、代表の遠藤敦盛氏が掲げるミッション「100年後、世界から痛みや痺れ、不健康で悩む方を0にする」がある。国内での急成長を実現した筋膜マニピュレーション技術を、アジアをはじめとする海外にも届けたいという思いが、海外展開の原動力となった。グループでは徹底した市場調査を行いつつも、現地の「街の活気」や「今後の市場成長性」といった肌感覚も重視した意思決定を行っている。 ベトナム進出:海外第一歩 2023年、グループ初の海外店舗をベトナム・ホーチミンに開設した。店舗名は「Fascia KappaPhysio」で、日本と同じ筋膜調整技術をベトナム現地で提供している。ベトナムを最初の海外進出先に選んだ理由として、取締役の佐川修平氏はnoteの記事で、街全体の活気や若年層の人口ボリュームの大きさ、今後10年での経済成長への期待を挙げている。東南アジアではマッサージ文化が主流で「整体」という概念が広く浸透していないため、現地での認知度拡大が最初の課題となった。日本で5院の院長経験を持つ日本人施術者を現地に配置し、日本品質の施術を提供する体制を構築している。 ベトナム事業の拡大 ホーチミンでの出店を足がかりに、ベトナム国内での事業拡大を継続中である。グループ取締役は「出店している国で店舗拡大するのが望ましい」と語っており、ベトナム国内でのドミナント展開を志向している。さらに首都ハノイへの進出も計画されており、ベトナム国内複数都市での店舗網構築が視野に入っている。また、代表の遠藤氏はベトナムで筋膜マニピュレーションの国際セミナーを主催しており、施術サービスの提供にとどまらず、技術そのものの海外普及にも力を注いでいる。 台湾進出:「河童整體院」の展開 ベトナムに続く海外2カ国目として、台湾・台北に「KAPPA 河童整體院(fascia kappa physio)」を開設した。台湾版の公式サイトでは、国家資格保有者による専門施術、30分間の姿勢測定・筋膜検査を含む評価、オーダーメイドの施術プランなど、日本の店舗と同等のサービス品質を提供していることが紹介されている。元日本U-23サッカー代表選手の比嘉祐介氏や、WMAF世界王者といったアスリートからの推薦コメントも掲載されており、日本での実績をブランド資産として台湾市場に展開する戦略をとっている。 海外店舗の規模と体制 2026年1月の創業10周年時点で、海外店舗はベトナムと台湾の2カ国に合計3店舗(ベトナム2店舗、台湾1店舗)を展開している。海外店舗の運営ブランドは「Fascia KappaPhysio」(ベトナム)と「河童整體院」(台湾)の2つで、いずれも日本国内の「牛久カッパ整体院」「筋膜カッパ整体院」「カッパ整体院」と同じグループとして統一ブランドで運営されている。施術の中核技術である筋膜マニピュレーション、完全予約制、国家資格者による施術という品質基準は海外店舗でも維持されている。 国際的な技術交流と認定 カッパ整体院グループは、イタリアの筋膜マニピュレーション協会®の認定スペシャリストとして選ばれており、創始者のLuigi Stecco氏とも直接的な関係を持つ。代表の遠藤氏はStecco氏と面会し、その技術を日本およびアジアに普及させる役割を担っている。ベトナムでの国際セミナー開催に加え、海外店舗を通じた現地セラピストの育成も進めており、技術の国際的な水平展開を推進している。 今後の海外展開の展望 グループは現在もフランチャイズオーナーとセラピストの募集を積極的に行っており、海外でのさらなる出店を計画している。東南アジア市場の経済成長を背景に、ベトナム国内の店舗拡大と新たな国・地域への進出が今後の焦点となる。創業10周年のプレスリリースでは「技術力の向上、人としての在り方、想いの共有、次世代を担う人材の育成に力を注ぐ」と表明しており、海外事業においても中長期的な成長戦略を描いている。国内58店舗・海外3店舗の計61店舗は、今後さらに拡大していく見込みである。
- SDGsへの取り組み
- カッパ整体院グループは、筋膜調整による慢性痛の根本改善と健康リテラシー向上を通じ、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。国家資格者が専門性を活かせる雇用を全国61拠点で創出し、FC事業で地域の起業機会を提供する点は目標8「働きがいも経済成長も」に該当します。さらに技術セミナーによる人材育成(目標4)、ベトナム・台湾への海外展開による国際的な健康課題への取り組み(目標17)も実現しています。