登録団体詳細

特定非営利活動法人国際アマチュア無線ボランティアズ(英文略称:IARV)

団体情報

団体名
特定非営利活動法人国際アマチュア無線ボランティアズ(英文略称:IARV)
団体種別
NPO法人
所在地
東京都
設立年月
2003/ 05
設立目的・事業内容
当会は、1997年1月に定年退職したアマチュア無線家有志15名により「アマチュア無線の技術を活かし、世界の発展途上国の福祉の向上に貢献すること」を目的に任意団体として発足、主として、西アフリカのサハラ/サヘル地域、中近東パレスチナ自治区、東南アジア地域などの通信インフラの不十分な地域に対し、医療用/緊急用無線連絡網の構築支援並びに現地人技術者の指導、育成に当たってきた。2003年5月、東京都知事の認証を得て法人化し、2007年4月に国税庁長官より、認定NPO法人の認定を頂き、現在に至っている。当会会員は、次のような合言葉のもとに、世界の助けを必要とする人たちのために援助活動を続けている。 「IARVの合い言葉」 *アマチュア無線の技術を活かし国際社会に貢献しよう! *国際ボランティア活動を通じて世界情勢を学んでみよう! *援助活動に直接参加できなくても、それぞれの立場でボランティア事業をサポートすることに生きがいを見つけよう! *IARVの組織を通じて、政府、国連,諸団体のセミナーや催事に参加してNGOの実態を体験学習してみよう! *リタイヤ後も、ボランティア事業との接触を通じて、社会に対する現役意識を持続しよう! 最近の世界情勢は、地域紛争の多発、旱魃による飢餓の深刻化、テロの脅威などから、緊急時の非常通信連絡網の必要性はますます増大しており、当会の支援事業に対する、発展途上国側の評価は大きく、また、その期待も高まっている。
活動分野
貧困削減、保健医療、情報通信技術、自然環境保全、平和構築
活動国
西アフリカ、パレスチナ自治区、中近東、東南アジア
活動実績(国内)
活動実績(海外)
1)携帯電話等の通信手段の乏しいモーリタニア・イスラム共和国のサハラ砂漠地帯(約100万平方キロ)の僻地村落に八十数局の非常用連絡無線局を設置し、地域住民(約120万人)の生活環境の良化に寄与した。なお、無線局の電源はすべて自然にやさしい太陽電池を採用した。          2)西サハラ(サハラ民主人民共和国)に対し、西サハラ難民地区内の学校施設を無線で結ぶ連絡網を設置供与した。 3)マリ共和国内での飢餓と政治紛争により隣国モーリタニア国境地域に逃れてきたマリ難民のキャンプ管理のための無線連絡網建設(20数局)を、すでに当会が指導育成したモーリタニア人技術者と協力して行った。同国政府は国境地域におけるさらなる無線連絡網の拡大を望んでいる。 4)西アフリカ・ギネアビサウ共和国の僻地島嶼に緊急用無線連絡局を20数局建設供与した。 5)アラファト統治時代のパレスチナ自治区に対し、飛行場建設などの工事用連絡無線局の設置支援を行った。同国初の大統領選挙に際し、投票所など実務機関を無線で結ぶ連絡網を建設支援した。 6)中近東イエメン共和国の医療施設に対し、救急用連絡無線網を建設支援した。また、石油採掘地の安全確保のため緊急無線連絡網の建設支援なども行った。 7)カンボジア王国の南部僻地における、地域医療環境良化のため、各クリニックを結ぶ医療用連絡無線網の建設支援を行った。 8)西アフリカ・マリ共和国北東部の都市、ニオロ市周辺の僻村に対し、各村落を結ぶ無線連絡網を建設支援した。 9)その他数か国で通信インフラの乏しい地域の住民からの要請にもとづき、医療用/緊急用連絡無線網の建設と機器の運用継続と維持管理のための必要ノウハウを現地人スタッフに対し指導、育成を行ってきた。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

掲載したお知らせはありません。

求人情報

掲載した求人情報はありません。

研修・イベント・セミナー情報

掲載した研修・イベント・セミナー情報はありません。