登録団体詳細
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
団体情報
- 団体名
- 認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 茨城県
- 設立年月
- 1998/ 11
- 設立目的・事業内容
- 【設立目的】 コモンズは、社会のために何かしたい人、NPOという道具を活かしたい人を応援することで、組織の壁・心の壁を越えて、人がつながり共に行動する市民社会の実現を目的としている。以下は定款第3条より抜粋。 「この法人は、民間非営利活動に取り組んでいる、若しくは関心をもつ茨城県内の団体及び個人に対して、その活動に関する情報提供、協働のための連絡及び援助の活動等を行うことによって、地域における民間非営利団体の活動基盤の充実を図り、もって豊かな地域社会づくりに寄与することを目的とする。」 【事業内容】 ① セーフティネットのインキュベーション事業 ・ コモンズ・グローバルセンター事業による、在住外国人の学習支援や学童保育、キャリア支援の実施 ・ はじめのいっぽ保育園による多文化保育園の運営(0~2歳は認可、3~5歳は認可外) ・ たすけあいセンター「JUNTOS」による、常総の水害で被災した住民の居場所づくりや、移動支援 ・ 復興拠点「えんがわハウス」の整備 ・ グッジョブセンターみと事業による、ひきこもりがちな市民の居場所づくり及び中間的就労支援 ・ 仕事・家計サポートいばらき(茨城県就労準備支援事業及び家計改善支援事業)による、生活困窮者の就労準備支援及び家計改善支援 ・ コールセンター茨城事業による、生活困窮や心の悩みなどを抱えた市民の電話相談対応 など ② ネットワーク化事業 ・ 外国籍住民に関わる福祉、教育機関などのネットワーク化 ・ 国連「持続可能な開発目標」(SDGs)や「持続可能な開発のための教育」(ESD)の推進 ・ 災害時の特殊ニーズに対応するための、福祉団体のネットワーク化 ・ 常総市での高齢者などの生活支援体制整備事業 ・ セーフティネットづくりに取り組むNPOリーダーのネットワーク化(NPOマナビヤ事業) ・ 地域を構成する多様な組織の連携・協働の機会づくり(地域円卓会議の開催) ・ 子ども食堂サポートセンターいばらきによる、子ども食堂の設立、運営、ネットワーク化推進 ・ 市民活動団体と行政の協働推進 ・ 企業の社会貢献推進 など ③ 担い手の育成事業 ・ NPOなどへの会計サポート ・ 市民活動団体の設立・運営相談対応や講座開催 ・ NPO法人会計基準協議会事務局運営 ・ NPOに関する情報提供 ・ ひきこもりがちな市民の親の会やひきこもり支援に関わる団体の運営支援 など ④ 活動資源の仲介事業 ・ いばらき未来基金によるNPOなどへの助成と伴走支援 ・ 「誰かのために募金」~新型コロナウイルスの影響によって生活困難な茨城県民を支える活動を応援~ ・ 被災者支援活動のための募金活動 ・ 遺贈寄付の推進 ・ 寄付つき商品の開発・販売 ・ 休眠預金に関する調査・研究及び政策提言 など
- 活動分野
- 教育、社会保障、市民参加、日本語教育、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
- 活動国
- 日本(多文化共生社会の実現)
- 活動実績(国内)
- 詳細は以下のページをご覧ください。 < http://www.npocommons.org/about/houkoku.html > 2020年度事業報告 部門名:セーフティネットのインキュベーション事業(外国籍住民の定住支援ならびに子どものキャリア支援の取り組み) ◆ 活動方針 ・ 「はじめのいっぽ保育園」で保育ニーズに応えつつ、バイリンガル保育スタッフを増やす ・ 茨城版プレスクールの具体化 ・ 外国人親子向けの「親と子のための教室」の開催 ・ 不登校になった外国籍の子どもの学び直しの場の提供 ・ 移住した外国人が地域の一員になれるように、ピアサポーターが活躍する場を増やす ◆ 事業名:多文化保育園「はじめのいっぽ保育園」 就学前にも言葉や生活習慣を養う場をつくるとともに、外国ルーツの方が母語を生かせる仕事として保育のキャリアを持てるようにするために2018年より多文化保育園「はじめのいっぽ保育園」を旧片野医院住宅棟を改修して運営してきました。利用者は0歳から6歳まで、ほとんどがブラジル、フィリピンの子どもたちで10名~15名を受け入れてきました。スタッフは日本人4名、外国籍スタッフ4名です。認可外保育は親からの月謝のみが財源なため運営は大変でしたが、2020年から0-2歳については常総市の認可をえることができました。保育を通じて出逢った外国籍の家族とは、通院時や災害時にも多言語での支援を行いました。 ◆ 事業名:県内の外国人児童生徒の日本語支援の体制づくり 茨城県教育委員会より「グローバルサポート事業」を受託し、県内の公立学校へ通訳や日本語指導者の派遣、翻訳作業、その他相談対応を行いました。各市町村教育委員会や学校、及び各関係機関とのネットワークが構築され、実際の現場で直面している課題の解決に取り組みました。 ◆ 事業名:学童保育「はじめのいっぽアカデミア」(学習支援・不登校支援) 昨年度は運営3年目を迎え、計10名の利用がありました。 ◆ 事業名:外国人親子向け進学ガイダンス 前年度は8会場(守谷、神栖、土浦、結城、常総、筑西、水戸、坂東)で通訳つきの高校進学ガイダンスを実施しましたが、2020年度はコロナ感染予防のため言語別に説明動画を作成公開する形でおこないました。 ◆ 事業名:在住外国人への定住化支援事業 『リンク―悩みごとを抱えた外国人住民や多文化ソーシャルワーカーのための社会資源ガイド』を、外国人住民が福祉サービスを利用する際に支援している方々(ピアサポーター含む)や窓口の担当者の方々に活用していただけるよう、多言語(日・英・中・ポルトガル・スペイン・タガログ、韓国、ベトナム、インドネシア、タイ、ウルドゥー語)で作成しました。 また、茨城県内の自治体・福祉機関に対して外国人住民の福祉サービス利用に関するオンラインセミナーを5回開催し、ZOOMでのケース検討会が定期的に開かれるようになりました。シェアハウスではインドとトルコの母子世帯の受け入れ、就学支援や福祉制度の申請支援などを継続的に行いました。
- 活動実績(海外)
- SDGsへの取り組み