登録団体詳細
ヒューマンケア協会
団体情報
- 団体名
- ヒューマンケア協会
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 1986/ 06
- 設立目的・事業内容
- ヒューマンケア協会は、1986年6月に東京都八王子市に設立された日本で最初の自立生活センターである。どんな重度の障害があっても施設や親元から離れ、自己選択と自己決定に基づいた地域での生活を営むことを支援するために設立された。また障害者が福祉サービスの受け手から担い手となることで社会の障害者に対する見方を変えていくことも、センター設立の目的である。 障害者が地域で自立生活していく上で必要な、介助者派遣サービスや各種相談、自立生活プログラム、ピア・カウンセリングの実施、研修の受け入れ、研修講師派遣、講演会の開催、委託研究の実施及び報告書の発行などの事業を行っている。また政府・民間援助機関とも協力して、アジアやアフリカなどの海外での自立生活セミナーおよびピア・カウンセリング講座の開催や、世界の各国からの研修生受け入れを積極的に行っている。
- 活動分野
- 貧困削減、都市開発・地域開発、社会保障、市民参加
- 活動国
- 南アフリカ、タイ、フィリピン、ベトナム
- 活動実績(国内)
- 1986年6月 24時間対応の介助サービスおよび、自立生活プログラムの提供開始。 1988年9月 日本で初の障害者ピア・カウンセリング講座を開催。 1994年 車椅子リフト付バンによる移送サービスを開始。 1997年 自立生活体験室を開設。 2003年4月 知的障害者を対象とした自立生活体験室を開設。 現在、介助者派遣、ピア・カウンセリング、自立生活プログラム、リフトバン移送、自立生活体験室など障害種別を超えて地域での自立生活支援サービスを提供するとともに、権利擁護活動も活発に行っている。
- 活動実績(海外)
- タイ:JICA、アジア太平洋障害者センター(APCD)と協力してのタイ障害者自立生活支援活動。2002年1月、2003年1月、2004年1月、2005年3月、2006年3月にバンコクでの自立生活研修開催協力。2003年10月、2005年12月にタイ障害者リーダーの日本研修の受け入れ。2004年、タイ3県(チョンブリ、ノンタブリ、ナコンパトム)での自立生活センター設立支援協力。 フィリピン:1992年よりカトリック障害者連合と協力して、フィリピン障害者リーダーの日本研修受け入れ。2004年7月に自立生活セミナー、2005年8月にピア・カウンセリング研修をセブ市にて開催。2007年よりトヨタ財団などの助成を受け、マニラ首都圏での自立生活研修(2008年7月、2010年10月)の開催、および現地自立生活センターによる介助者派遣モデル事業支援。 ベトナム:2009年1月から障害者インターナショナル(DPI)アジア太平洋および日本財団と協力し、ベトナムのハノイ市およびホーチミン市での自立生活センター設立支援および研修の開催。 南アフリカ:2013年4月からJICA草の根技術協力事業として「障害者地域自立生活センターの設立に向けた人材育成事業」を実施。3年間。
- SDGsへの取り組み