大学生活がもっと充実する!学生団体「STUDY FOR TWO」が考える国際協力との繋がり方


国際協力に関わるために、必ずしも最初から立派な志や専門知識が必要なわけではありません。

「なんとなくボランティアをやってみたかった」「大学生になって何か始めたい」「新歓でもらったビラが面白そうだった」
――そんな何気ないきっかけで飛び込んだ先輩たちが、活動を通じてどのように視点を変え、大学生活を充実させていったのか。異なる背景からはじまり、今は同じ目的をもって進むメンバーの等身大の成長ストーリーをお届けします!


大月さんの写真

茨城大学 人文社会科学部
大月 香乃さん


STUDY FOR TWO 茨城大学支部に所属。
社会学を幅広く学ぶ中で、特に国際開発や開発経済を専攻し、現在はアフリカのブルンジとルワンダについて研究中。その他、茨城大学の入試広報の活動にも携わっている。

白石さんの写真

東京大学 教養学部
白石 あかりさん


STUDY FOR TWO 東京大学支部に所属。
来年から文化人類学を専攻予定。第二外国語としてイタリア語を履修し、春休みにはイタリアへの研修も予定している。その他、マンドリンサークルでの活動も行っている。

三浦さんの写真

東京女子大学 現代教養学部
三浦 智子さん


STUDY FOR TWO 東京女子大学に所属しながら、団体の広報も担当。
今回は取材サポートとして参加。

(こちらもオススメ!)STUDY FOR TWOの活動をもっと知りたい!: 【捨てる教科書×国際協力】大学生が挑む“無理なく続く”新しいボランティアの形形



きっかけは「なんとなく」でいい。ボランティア活動で見つけた“居場所”

――この団体には、さまざまな大学の学生が集まっていますよね。「STUDY FOR TWO」に入った最初のきっかけは、どんなものだったのでしょうか?

白石さんの写真
白石さんの写真

白石さん:

私は、大学内のサークル紹介サイトで見つけたのが最初です。
進学したらボランティアに参加したいなと思っていて、色々と探していたのですが、この活動の「双方向に利益がある仕組み」が新鮮で、驚きとともに「参加してみたい!」と直感的に決めました。

大月さんの写真

大月さん:

私は大学の新歓でビラをもらったのがきっかけでした。
全国の大学にメンバーがいて、いろんな学生と関われるのが単純に楽しそうだな、という動機です。
もちろんボランティアへの興味はありましたが、入り口はもっとカジュアルなものでしたね。

大月さんの写真


――活動を続けるなかで、自分自身の内面に変化はありましたか?

白石さん:

私は活動を通じて、途上国の教育や教育格差に関心を持つようになり、これまで当たり前に勉強に集中してこられた環境が、実はとても恵まれているんだと改めて実感しました。
その経験から、教育の輪をさらに広げていきたいという想いが強まりました。

大月さんの写真

大月さん:

私は「大学生活という貴重な時間を費やすなら、社会の役に立つことがやりたい」と考えていました活動を通して、自分の目的と居場所がピタッと一致していった感覚があります。
とはいえ、国際協力一辺倒というわけでもなくて。
白石さんは今、イタリア語も頑張っているんですよね?

大月さんが上海へ研修に行った際の様子

大月さんが上海研修に行った際の様子

白石さんの写真

白石さん:

そうなんです(笑)
イタリアの建築や芸術が好きで、大学生のうちに一度は海外に行ってみたいと思っていました。
国際協力への想いも、趣味の芸術への興味も、根っこは同じ「世界への好奇心」として大切にしていきたいと思っています。

白石さんの写真

白石さんのイタリア研修の様子

ボランティア活動でスキルが身につく?卒業後も活きるプロジェクト管理や戦略立案

――まさに「大学生活を使いこなしている」印象です。一方で、活動を続けるなかで難しさを感じることはありますか?

大月さんの写真

大月さん:

あります。日々の活動は地味な作業も多いので、モチベーションの維持が課題になることもあります。
だからこそ、私たちは「ただのボランティア」で終わらせない工夫をしています。


インタビューに答える3人

お話ししたとおり、支援先の選定や合宿での戦略立案など、自分たちの頭で徹底的に考えて行動するようにしています。
取り組むプロセスそのものが、計画通りに実行する力や、課題解決に向けたプロジェクトマネジメントスキルの習得に繋がっていると感じます。


白石さんの写真

白石さん:

私は会議の進行などのファシリテーションスキルです。
支部内でミーティングを回したり、認知度を上げるための新しいアイデアを考えて実現まで持っていったりといった経験が積めています。
「何をやっている団体なんだろう?」という周囲の声を「協力したい!」に変えるにはどうすればいいかなど、広報戦略を考えるプロセスはまさに学びの連続です。


支部のミーティングの様子

支部のミーティングの様子


――本格的な運営経験は、卒業後にも活きそうですね。

卒業後の進路は?今から大学生活を送る皆さんへメッセージ

――活動を通じて見え始めた、今後の進路や大切にしたい価値観について教えてください。

大月さんの写真

大月さん:

国際協力への興味がさらに深まったので、将来は例えば、国際機関やJICAのような公的機関で働きたいと考えています。
ただ、民間企業に就職したとしても、何らかの形で国際協力に関わり続けたいです。
どんな場所でも「世界と繋がり続けること」を仕事の軸にしたいと思っています。

白石さんの写真

白石さん:

私は、自分が受けてきた教育の恩恵を、次は子どもたちに還元していく活動に興味があります。
具体的な職業はまだ模索中ですが、STUDY FOR TWOで培った「アイデアを実現させる力」を活かしていきたいです。

白石さん

――最後に、これから学生生活を始める読者の皆さんへアドバイスをお願いします!

大月さんの写真

大月さん:

国際協力は決して「特別な誰かがやる、ハードルの高いもの」ではないと思っています。
自分の関われる範囲から少しずつ関わっていけるので、まずはその一歩を楽しんでほしいです!

白石さんの写真

白石さん:

STUDY FOR TWOなら、サークルに入っていなくても「教科書を安く買いたい」「手放したい」という身近な動機だけで、すでに国際協力に参加できています。
大学生活には、世界と繋がれるチャンスが広がっています。
難しく考えすぎず、まずは自分のできること、興味があることから始めてみてほしいです。

編集者より

今回の取材で最も心を動かされたのは、メンバーの皆さんが「ボランティア」の枠を超え、社会を動かすための実務的なスキルを貪欲に吸収している姿でした。
活動を通じてさまざまなスキルを身につける一方で、本業である学業に専念したり、趣味やサークル活動を楽しんだりしている姿が印象的でした。
むしろその無理のない両立こそが、続けられる国際協力のあり方なのではないでしょうか。
このサークルでの活動は、将来の夢がまだ明確でない学生にとっても、大学生活を最大限に活かしながら、社会と心地よく繋がるための最高のヒントにあふれていると感じました。

PARTNERでは大学生や社会人が参加できるインターンシップやボランティアの情報を発信しています。
自分のペースで国際協力に参加してみませんか?


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