登録団体詳細
ザンビアの辺地医療を支援する会
団体情報
- 団体名
- ザンビアの辺地医療を支援する会
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 宮崎県
- 設立年月
- 2012/ 07
- 設立目的・事業内容
- ザンビアでは都市と地方の格差が大きく、地方では十分な医療の恩恵を受けられない人々が数多くいる。道路などの整備が遅れているために、辺地(遠隔地)に住む人々は、数時間から1日かけて、徒歩であるいは牛車などでヘルスポストやヘルスセンターを受診している。そのような地域を含めて、ヘルスセンターからスタッフが母子保健サービスを提供するためのアウトリーチ活動を実施しているが、そのサービスは予防接種など限定的で、道路事情が悪く中止になることが頻繁である。そのため、辺地(遠隔地)の人々、特に5才未満の乳幼児や妊産婦が基本的な医療サービスを定期的に受けられるシステムを確立することは急務であると考え、活動を開始。現在4地区で月1回の巡回診療を実施している。
- 活動分野
- 保健医療
- 活動国
- ザンビア
- 活動実績(国内)
- 活動実績(海外)
- ザンビアの辺地4地区で巡回診療を現地スタッフが中心となって実施している。一般診療と妊婦健診を行い、診療、薬剤を無料で提供している。2021年末までに約37000人の診療を行った。巡回診療以外に、安全な水を確保するための井戸掘削、住民啓発、コミュニテイヘルスワーカーの養成、マラリア蚊に対する殺虫剤散布、蚊帳配布などを実施。巡回診療の合間には、コミュニテイヘルスワーカーに十分な抗マラリア薬やマラリア検査キットを渡し、彼らのたゆまない活動により、マラリアで亡くなる人が激減している。今後、辺地4地区のひとつであるルアノ地区にヘルスポストを建設し、郡保健局から派遣の医療従事者を常駐させる計画である。
- SDGsへの取り組み