登録団体詳細
ピースボート
団体情報
- 団体名
- ピースボート
- 団体種別
- 国際協力実施団体(法人格無)
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 1983/ 9
- 設立目的・事業内容
- ピースボートは、1983年に設立された国際NGOです。 これまでに100以上のクルーズをおこない、累計8万人を超える参加者とともに、80の国や地域、200以上の港を訪れてきました。 長い歴史の中で築いてきた世界中のネットワークを活かし、船旅を通して、また陸でも、様々な国際協力活動や政策提言活動を行っています。 貧困や震災で苦しむ地域を訪れ、日本からの支援物資を届けるUPAプロジェクトや、カンボジアの地雷廃絶のためのキャンペーン(P-MAC)、自然破壊が進むガラパゴス諸島での植林ボランティア、ヒロシマ・ナガサキの被爆者と航海をしながら世界中で平和の大切さを伝える活動(おりづるプロジェクト)など、活動分野は多岐にわたります。 こうした活動を続ける中、2002年には国連の経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持つNGOとして認定され、現在も平和教育や紛争予防、軍縮、貧困対策などの分野で活動しています。 2015年からは国連に認定された世界で唯一のSDGsキャンペーン船となり、SDGsのロゴを船体に掲げ、2030年の期限年までSDGsの啓発、推進に力を入れています。 さらに2017年には、ピースボートが国際運営団体を務める核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が、ノーベル平和賞を受賞しました。 ピースボートがめざすもの、それは船旅を通じて、国と国との利害関係とはちがった草の根のつながりを創り、地球市民の一人として、平和の文化を築いていくことです。
- 活動分野
- 教育、平和構築、緊急・人道支援、市民参加、多岐にわたる分野
- 活動国
- 全世界
- 活動実績(国内)
- 現在も世界中で多くの人々が被害にあっている地雷の除去活動や被害者の社会復帰を支援する「P-MAC」の街頭募金活動、国内外の災害に対する緊急支援を行い、防災・減災の取り組みをすすめる「ピースボート災害支援センター」、福島第一原発事故の影響を受けた子どもたちを支援する「福島子どもプロジェクト」、沖縄の基地問題に取り組む「沖縄意見広告運動」、LUSH(ラッシュジャパン)と協力して、船旅の訪問先で衛生環境改善のために石けんを寄付する「ハッピーシェア地球便」など活動は多岐にわたります。
- 活動実績(海外)
- ロシアによるウクライナ侵攻が未だ続く中、日本に避難しているウクライナの若者をクルーズに招き戦争の実情を伝える「ウクライナ・ユース・アンバサダーズ」プログラムを2024年に実施。 今なお終わりが見えないイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃により、命の危機に瀕している人たちを支援するための募金活動、「ガザを見捨てない!野菜を届けようキャンペーン」も継続中です。 最新情報は当ウェブサイトの活動ページよりご覧ください。 https://peaceboat.org/home/archive.html 地球を旅するピースボート https://peaceboat.org/wordpress/wp-content/uploads/2015/03/voyages_about_35th_13mb.pdf
- SDGsへの取り組み
- 国連公式キャンペーン船として船体にSDGsのロゴを掲げ、世界を巡っています。 2017年にニューヨークで開催された国連海洋会議では、NGO代表としてハイレベル会合に参加した他、ピースボートが会場の一つとなりレセプションが行われました。