登録団体詳細

特定非営利活動法人チームふくしま

団体情報

団体名
特定非営利活動法人チームふくしま
団体種別
NPO法人
所在地
福島県
設立年月
2012/ 02
設立目的・事業内容
当団体が展開する復興支援活動「福島ひまわり里親プロジェクト」は、ひまわりを全国各地でいわば「里親」として育て花を咲かせて採種し、その種を福島の地で「復興のシンボル」として咲かせることにより、日本全国と福島の絆を深めるプロジェクト。「For you For japan(あなたのためが日本のためになる)」の理念のもと、「雇用対策・観光振興・防災教育」の3つの柱で活動を進めている。 きっかけは、福島県内の若手経営者が中心になって地元福島を元気に盛り上げていこうとして立ち上げた「チームふくしま」が、福島県二本松市の福祉作業所で働く障がい者のために2011年から始めた雇用対策からである。震災後の福島は、原発事故による風評被害が農漁業や観光業などに深刻な打撃を与えており、特に障がい者の雇用や自立については、震災前からもハードルが高く厳しい状況にあったが、震災の影響により障がい者が仕事できる軽作業などの受注が0に。そこで、ひまわりの種のパック詰めを仕事として作業所に依頼したのが始まりである。そこから震災後の課題となる観光振興、防災教育も合わせた復興支援活動「福島ひまわり里親プロジェクト」がスタートした。 ひまわりの種一粒ひとつぶには、「福島と全国をつなぐ絆をつくりたい」、「ひまわりをきっかけに福島に足を運んでもらいたい」、「仕事が激減した障がい者の雇用を守りたい」などさまざまな想いを込めており、福島の復興や障がい者の雇用に少しでも貢献したいという想いを持ってひまわりを育てる「関係人口」 を全国に広げている。 2022年2月からは、ひとり親の方を対象とした無人の子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を開設。 「困ったときはお互いさま」の気持ちで食料品や日用品を無料で提供することができれば、生活への苦労を少なくすることができるのではないかという想いのもと、取り組みをスタート。 福島市内のアパートの一室で、コロナ禍の長期化で困難を抱える家庭がいつでも援助を受けられる場所を設けた。室内には、企業や個人から寄付された食料品、日用品等が揃っており、利用者がいつでも利用できる仕組みになっている。アパートの扉はデジタルキーのため無人で、利用者は人目を気にせず利用できる。
活動分野
貧困削減、教育、資源・エネルギー
活動国
日本
活動実績(国内)
・2011年~ 福島ひまわり里親プロジェクト 原子力災害による風評被害によって受注が激減していた福祉作業所が、プロジェクトで販売する種の袋詰めを当団体から依頼したことで受注が回復した。 ・2011年~ 災害支援事業 自然災害が発生した地域を対象に、支援金を募り、必要物資を発送したり、お見舞いのお便りの封入作業を福祉作業所へ依頼し発送したりしている。 ・2020年 新型コロナウイルス感染対策 マスク事業 感染症拡大に伴い、福祉作業所への受注数が激減してしまったため、商品であるマスクの発送を福祉作業所に依頼。売上の一部を活用し新型コロナウイルスの影響を受けた施設・団体を支援した ・2022年3月 コミュニティフリッジひまわり開設 ひとり親の方を対象とした無人子ども食堂を運営開始。食料・日用品を寄付してくださる方と利用する方を結びつけている。
活動実績(海外)
・2021年2月~ シリアの子どもたちへ絵本寄贈 2011年から内戦がおこり、国内外に多くの難民がいることを知り、長引く避難生活が福島と重なることから、原発で被災した福島が復興していく絵本をアラビア語に翻訳し、寄贈している。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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研修・イベント・セミナー情報

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