登録団体詳細
特定非営利活動法人ポジティブプラネットジャパン
団体情報
- 団体名
- 特定非営利活動法人ポジティブプラネットジャパン
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2006/ 07
- 設立目的・事業内容
- ポジティブプラネットジャパン(旧プラネットファイナンスジャパン)は、世界の貧困削減を目的とする、貧困・低所得者向け小規模金融(マイクロファイナンス)を推進する団体です。 ODA(政府開発援助)大国といわれる日本では、有効な開発ツールであるマイクロファイナンスに携わる人材・技術を動員するケースはまだ少なく、当団体は世界の様々なマイクロファイナンスの開発成功事例をもとに、日本の資源をうまく役立てたいと願っています。 まず、日本では一般的に知られていないマイクロファイナンスの認知度を高め、理解を求めます。 次に、当団体の活動に共感する人々、団体が活動に参加できるよう、詳細なニーズ調査に基づいたマイクロファイナンスの推進プロジェクトを企画します。マイクロファイナンス金融機関が不足している地域ではその設立支援もプロジェクトに含むことがあるため、マイクロファイナンス金融機関に関する 調査研究も行います。 プロジェクト実施にあたっては、ポジティブプラネットジャパンは、マイクロファイナンスを必要としている地域においてそのサービスが 提供される仕組み及び体制の整備を目的とした技術・資金・物資を支援する方法をとります。技術や物資ではなく資金を拠出する場合、それは貸付の資金源にはまわされず、マイクロファイナンス金融機関を新たに設立する等の準備にあてられます。 さらに、プロジェクト実施段階では、その成功に向けてプロジェクトを管理、モニタリングも行います。得られた成果は広く公表し、マイクロファイナンスのより良い発展に役立てます。 当団体は、日本の資源を有効活用して貧しい人々のための経済発展に寄与するために日本事務所が設立されました。
- 活動分野
- 貧困削減、経済政策、都市開発・地域開発、環境管理、援助アプローチ/戦略/手法
- 活動国
- アフリカ、南米、アジア(60カ国)
- 活動実績(国内)
- 特定非営利活動法人ポジティブプラネットジャパンは、日本におけるマイクロファイナンスの普及啓発活動、及び日本初のマイクロファイナンス支援活動を広げるために2006年に設立された団体です。世界におけるマイクロファイナンスに関する知見を生かして、被災地の中小企業の自立的な復興と雇用の支援を中心に、東日本大震災の復興支援の取り組みを実施しています。 日本でのこれまでの活動(復興支援) ・三陸トモダチ復興基金:三陸沿岸地域(気仙沼市、南三陸町、陸前高田市、大船渡市)の小規模事業者の復興支援プロジェクト。気仙沼信用金庫と協力して、米国NGO MercyCorps、米半導体大手Nvidia社の支援で総額400万ドルで運営されている。ファーストリテイリング社も支援。詳細は当団体ウェブサイトプレスリリース参照。 ・フランスお返しプロジェクト:三陸地域で壊滅的な被害を受けた、カキ養殖業の復興支援プロジェクト。フランス財団、フランスロシュホール商工会議所等から合計25万ユーロの支援を受けて実施。詳細はプレスリリース参照。 ・釜石イニシアチブ:震災直後の2011年4月初旬〜5月中旬にかけて岩手県釜石市に、フランスからの救援物資を提供。ラグビーウェア製造会社を初めとしたフランス企業が提供した衣服や毛布など、フランス物流会社、日本の商社ラグビーユニオン等の支援により釜石市に届けられた。被災地の方々へは釜石市に拠点を置くプロラグビーチーム「釜石シーウェーブス」の選手により直接手渡された。 日本でのこれまでの活動(途上国支援) ・国際協力機構(JICA) 草の根技術協力事業:フィリピン・ミンダナオにおける零細農民の金融アクセス改善プロジェクト ・国際協力機構(JICA)委託(2010):パキスタン国マイクロファイナンス機関における金融商品及び職員育成ニーズ調査 ・University Meets PlaNet Finance:大学生向けマイクロファイナンス・トレーニングコース ・JICAマイクロファイナンス研究会委員(2010) ・経済産業省(2009):ケニア・ウガンダにおけるマイクロファイナンスを活用したバイオディーゼル普及調査(豊田通商と共同提案)
- 活動実績(海外)
- ポジティブプラネットは途上国のマイクロファイナンス(貧困層向け金融サービス)セクターの発展を通じて貧困削減を目指す国際NGOです。世界60カ国で経営支援、投資アドバイザリー、格付け、MFI運営などマイクロファイナンス関わる様々な業務を実施しています。 <概要> 設立:1998年 本社:フランス・パリ 従業員数:約900名 創設者:ジャック・アタリ(初代欧州復興開発銀行総裁) 主な活動地域:南アフリカ、ガーナ、パレスチナ、インド、カンボジア、ベトナム、フィリピン、コロンビアなど <海外オフィスにおける主な実績> ・欧州委員会、豊田通商(2006-2009):マイクロファイナンスを活用した再生エネルギー普及(バングラデシュ・インドネシア) ・SAP(2010):シアバター農家の所得向上支援(ガーナ) ・欧州委員会、AFD(2010-2013):マイクロファイナンスを活用した食糧安全保障(フィリピン)
- SDGsへの取り組み