登録団体詳細

国立大学法人鳥取大学

団体情報

団体名
国立大学法人鳥取大学
団体種別
大学・学校法人
所在地
鳥取県
設立年月
1949/ 6
設立目的・事業内容
国立大学法人鳥取大学は昭和24年に鳥取師範学校、鳥取青年師範学校、鳥取農林専門学校、米子医科大学を前身として開設され、現在、総合大学として地域学部・医学部・工学部・農学部の4学部と、修士・博士課程の大学院、連合大学院及び共同大学院で構成されています。 鳥取大学は、前身校の時代から地域の課題を地域の人々とともに考え解決し、その過程で得られた知見を普遍化して広く国際社会に発信し、科学の発展だけでなく世界の平和や福祉にも大きく寄与してきました。その一例として、鳥取砂丘をフィールドとした砂防造林や砂丘農業の研究を挙げることができます。その研究は地域の課題を解決するだけに止まらず、その後さらに世界の乾燥地へと拡大、実践されています。こうした伝統を受け継ぎ、実践を通して知識を深め理論を身につけ、地域から国際社会まで広く社会に貢献する「知と実践の融合」を基本理念として、教育、研究及び社会貢献に取り組んでいます。 この理念の下、鳥取大学は社会の様々な分野で中核となる人材の養成を行ってきました。最近では、急速に進行する人口減少・少子高齢化に適応した社会づくりや県内産業の成長に資する人材の養成に注力し、地域の発展に寄与しております。また、学生時代の留学を強く推奨し、短期の語学留学だけでなく海外での実践的な研修プログラムも用意し、国際的視野を持つ人材の養成にも力を入れています。同時に、世界34か国、101機関と交流協定を結び、日本人学生、研究者の学術交流協定校への派遣や世界各国から多くの外国人留学生、研究者を受け入れ、国際的な共同研究と相互交流による相互理解により世界平和の実現に努め、日本社会のグローバル化にも貢献しています。 研究面では、世界有数の乾燥地研究センター、世界最大級の遺伝資源を持つ菌類きのこ遺伝資源研究センター、創薬や再生医療分野に取り組む染色体工学研究センターなどの特色ある研究施設を持ち、多くの新知見を世界に発信しています。平成27年度からは国際乾燥地研究教育機構を設立し、世界の乾燥地の問題解決に向けて全学的に取り組んでいます。また、平成29年度には地域価値創造研究教育機構を設立し、地域社会の課題解決とそれを志す実践力のある人材の育成に努めています。さらに、平成30年度には本学の研究力の一層の向上を図るとともに、研究成果を社会に還元することを目的として、研究推進機構を設置しました。 このように鳥取大学は「知と実践の融合」を基本理念に多方面にわたって精力的な活動を行い、「知と地の拠点」として地域と世界の発展に寄与しています。 鳥取大学は、「知と実践の融合」の基本理念のもと、人々が安心して暮らすことのできる未来を創るために前進していく。地球規模の課題の克服も身近な地域課題の解決から始まり、地域の問題は地球的視点で取り組むことが必要であり、そして何よりも人類の幸福のために役立たねばならないとの認識から、次の3 つの目標を掲げる。 社会の中核となり得る教養豊かな人材の育成 地球規模及び社会的課題の解決に向けた先端的研究の推進 国際・地域社会への貢献及び地域との融合 鳥取大学は、今日の本学を築きあげた先達の労苦に思いをはせ、誇りある伝統を受け継ぎ、つづく後進が恭敬の念を持ってこの学び舎を引き継ぐことができるように、持てる力のすべてをかけ目標の達成に努めていく。
活動分野
教育、水資源、一般事務・経理
活動国
日本
活動実績(国内)
令和3 年7 月、本学は中長期的に目指すべき方向性や到達しておきたい状態を示すため、「鳥取大学ビジョン2030」を制定した。本ビジョンでは、本学の特色を活かし、「地域に根ざし国際的に飛躍する地(知)の拠点大学」として、勉学を目指す人たちから選ばれ、世界から評価される研究を展開し、社会から信頼され地域に必要とされる大学を目指して前進していくとされている。 とくに「【目指す鳥取大学像Ⅱ】 『地域と世界に信頼される研究力』、『地の知を世界へ、世界的知を地域へ』 ナンバーワンの研究、オンリーワンの研究で国内外をリードする研究推進大学」では、世界トップレベルの研究、特色のある研究として、乾燥地科学、バイオ創薬、染色体工学、地域学や、菌類きのこ遺伝資源活用、マリンバイオ資源活用などが挙げられており、地域の拠点大学として、地域にある特色を十分に活用するとともに、地域課題の解決から世界に展開する本学の研究の遺伝子を受け継ぎ、それぞれの分野で国内外をリードする研究推進大学として発展することを目指すとされている。 令和4年3 月には鳥取大学の第4期中期目標・中期計画が定められた。その中では、機構に関係する項目として、以下の3つの計画が掲げられた。また合わせて、関連する評価指標として以下のものが示されている。 【6-1-1】地域課題の解決から世界に展開する本学の研究推進の遺伝子を受け継ぎ、それぞれの分野で国内外の研究をリードするため、研究推進機構と関係部局が連携し、本学の強み・特色である研究拠点活動を更に加速させる。乾燥地科学分野ではシーズ創出研究の推進、染色体工学分野では基盤技術開発等の研究推進、地域の天然未利用資源科学分野では資源利活用に向けた研究の充実に向けて重点的に取り組む。 また、研究推進機構が中核となり、テーマを設定するトップダウン型研究及び研究者の発意に基づくボトムアップ型研究により本学の次世代研究を開拓する戦略的研究事業に取り組む。 評価指標【6-1-1】 研究拠点(乾燥地科学)における国際共著論文の件数割合:第4期全体の国際共著率70%以上 【7-1-1】地域の知の拠点として新しい価値を生み出し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、世界の変革や環境問題解決に貢献するため、研究推進機構と関係部局が連携し、乾燥地の持続性向上に資するイノベーション創出研究や鳥取大学協創連携部門を活用した企業との共同研究開発、医工農連携による協創型異分野融合研究プロジェクト等を推進することによって、社会実装につながる研究成果の創出に取り組む。 評価指標【7-1-2】 社会実装につながる研究成果の創出件数:第4期終了時累計6 件以上 【8-1】乾燥地科学分野における共同利用・共同研究拠点として国際化・人材育成・イノベーション創出等の機能を強化するとともに、国際乾燥地研究教育機構国際協創DX 部門(仮称)の設置・活用による企業、海外機関等とのパートナーシップ構築、海外拠点大学とのハイブリッド研究教育システムの構築、多様な資金を活用した研究・社会実装活動等に取り組む。 評価指標【8-1-1】 共同利用・共同研究拠点における国際共同研究(海外研究者を含む)の件数割合:第4期終了時30%以上
活動実績(海外)
SDGsへの取り組み

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研修・イベント・セミナー情報

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