登録団体詳細

特定非営利活動法人love.futbol Japan

団体情報

団体名
特定非営利活動法人love.futbol Japan
団体種別
NPO法人
所在地
神奈川県
設立年月
2018/ 1
設立目的・事業内容
海外および日本で、経済的な貧困や社会格差を理由に安全にサッカー、スポーツをしたくてもできない子どもたちの環境を変えるため、以下の事業に取り組んでいます。 1) コミュニティ型のサッカー・スポーツコートの共創事業 現地で活動するNPOおよび地域住民100人以上と協力し、子どもたちが格差なく誰でも安全にスポーツを楽しめる場所の開所、地域のオーナーシップ育成、スポーツコートをハブとした地域課題の改善に取り組む。 2) 子どもサッカー新学期応援 日本にも経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくてもできない子どもたちがいます。家計の負担が1年で最も大きくなる新学期に合わせ、サッカーの費用に使える奨励金の給付、用具寄贈を通じた機会を守る活動をしています。また、対象となる子どもたちは孤独や不安など精神面の課題を抱えている傾向もあるため、プロサッカー選手たちと6ヶ月間オンラインで伴走する交流や、一緒にサッカーをして相談できる場を設けるなど、精神面でサポートするエンパワメント活動もしています。 3) 支援の輪を広げる1% FOOTBALL CLUB サッカー界の力で、困っている子どもたちを応援する仕組みとして「1% FOOTBALL CLUB」を設立・運営しています。プロサッカー選手が年俸等の1%を寄付し、サッカーのビジネスに携わっているコミュニティがその事業収益の1%を寄付し、上記2つの活動を支えています。ひとりひとりの1%を大きな力に変えるこの仕組みを通じて、スポーツ界に仲間の輪を広げながら、継続的な事業を実現しています。 4) 調査・啓発活動 日本でスポーツをしたくてもできない子どもの問題は、これまで課題の現状把握がされていませんでした。それゆえに課題が認知されない、適切な支援活動が実施されない状況が続いています。そこで、受益者を対象とした調査活動を毎年実施し、課題とニーズを可視化し、スポーツ界を中心とした日本社会と共有し、必要な活動の創出に繋げています。
活動分野
貧困削減、都市開発・地域開発、日本国内の社会課題への対応・多文化共生、多岐にわたる分野
活動国
日本、アジア、中南米
活動実績(国内)
<活動実績> ●コミュニティ型のサッカー・スポーツコートの開所 ・2022年:神奈川県逗子市に開所 ●子どもサッカー新学期応援 ・過去5年間で、45都道府県の子どものべ2100人以上を応援。奨励金給付総額は2400万円を超えています。支援によって、約20%の子どもが新たにサッカーを開始する、再開できている。80%が続けられるようになっている。また、奨励金を受給した子どものうち90%は半年後もサッカーをできている(4年連続)。 ・「今後も同様の支援を希望する」世帯は4年連続で100%。 ・選手とのエンパワメント交流に参加した子どもの90%が、「応援されている実感」「仲間」「自分の新しい居場所」を実感し、「自信」がついたと回答。78%は主体的に新しい機会に挑戦することを始めています。 <計画> ●背景 弊会に支援を求める子ども人数は、この4年間で5倍に増加し、今年520人を超えました。毎年百人単位で規模が拡大しています。昨年の調査では、約38%の世帯は子どもがサッカーをするために「借入」を経験していること、半数以上の世帯が「相談をしたくても相手がいない」状況であることが確認されています。 一般的に、スポーツは贅沢や趣味として見られやすいため、子どもの機会格差問題においてスポーツの支援は、教育や食等の生活インフラの支援に比べて優先度が下がる傾向にあります。そのため、当事者は困っていても声を上げづらい状況が続いており、社会のなかで子どもに対するスポーツ機会の「理解」を高める必要性があります。 支援を求める規模は拡大しさまざまな課題が顕在化する一方で、日本サッカー界に支援体制は十分に整っていません。子どもたちを支える環境づくりに向けた仲間と対応が今まさに必要とされています。 ●活動 ▷機会を守る・提供する ・サッカーの費用に使える奨励金5万円の給付 ・用具寄贈(ウェア、シューズ、ボールなど) ▷精神的なサポート ・プロサッカー選手20人以上と6ヶ月間続けて交流するエンパワメント活動 ・リアルでサッカーをする、試合招待や相談会 ▷スポーツ版子どもの居場所づくり ・子どもが誰でも無料で遊べるサッカーコートの開所 ▷調査・啓発 ・サッカーにおける貧困・格差問題の調査を通じた課題とニーズの可視化 ▷連携事業 ・調査を通じてわかったニーズのある活動を外部組織と連携し実施 (試合招待、コーチ向けトレーニングなど)
活動実績(海外)
<活動実績> ●コミュニティ型のサッカー・スポーツコートの開所 ・2018年 :レシフェ(ブラジル)で1箇所 ・2019年:ムンバイ(インド)で1箇所 <計画> ●コミュニティ型のサッカー・スポーツコートの開所 ・2025年以降:ブエノスアイレス(アルゼンチン)で調整中。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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研修・イベント・セミナー情報

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