JICA四国では、独立行政法人国際協力機構が行う業務の一環として、四国四県において、県・市・町・村並びに関連する行政機関及び地方公共団体（以下、「地方自治体等」といいます。）のほか市民団体、民間企業・経済団体及び学校・教育関係機関等と連携して国際協力事業を実施しています。
JICA四国が実施するこれらの業務全般については、以下のホームページまたはFacebookを参照してください。
https://www.jica.go.jp/shikoku/index.html　https://www.facebook.com/jicashikoku

今回の募集は、四国四県において地域の活性化（注：外国人労働者の受け入れのための環境整備及び多文化共生（以下、「外国人材・多文化共生」。）の視点を含めた地域おこしの取り組みなど。）に関する諸課題（例示：労働力・後継者の確保と環境整備、地域おこしと外国人労働者、海外市場志向型の六次産業化等）について、試行的な取り組みを含めJICAによる国際協力事業を推進するために、以下（１）、（２）、（３）及び（４）の業務を担う国際協力推進員を募集します。

※    以下の（１）から（４）に掲げる内容・範囲は現時点で想定し得るもの。ただし業務の進展状況や周辺環境の変化に応じて見直しを行うことがあります。

（１）地域の活性化（以下、「当該分野」。） に関する業務

１）主として四国四県における当該分野に関する次の①、②、③及び④の情報収集、整理及び分析
①人口動態及び労働力需給の状況並びに外国人の在留・就労に関する指標・統計データ等（自治体別、在留資格別、出身国別、職種・産業別等）
②労働力・後継者確保及び定住・関係人口増加並びに外国人労働者受け入れとそのための環境整備等、地方自治体及び技能実習関連機関等の行政・関係機関並びに地域おこし協力隊員その他団体・個人による取り組み・活動に関する現状と課題の整理。また可能な場合にはその類型化
③上記②に関して、優良事例の抽出及びＪＩＣＡとの協働可能性
④外国人材受け入れに関する外部プラットフォームの取り組み等の参考情報

２）四国四県における当該分野に資するJICAの取り組みのうち次の①、②及び③に掲げるもの
①地方自治体等、関係企業及び教育機関並びに地域住民及び在留外国人等を対象とした勉強会、ワークショップ又はセミナー等行事の立案及び実施
②JICAによる試行的な取り組みや他との具体的な連携に向けた検討・準備
③JICAが広報及び国際理解教育（開発教育）の一環として用いる当該分野の教材資料（特に外国人材・多文化共生に関するもの。例：プレゼンテーション資料及び映像資料等）の素材収集と作成及びこれらに必要な取材活動並びに必要に応じこれらを用いた授業の実施

（２）市民参加協力事業
次の１）および２）に掲げる事業の立案及び実施等
１）出前講座（注：国際協力に関する理解促進のため学校教育の現場等にJICAの関係者を講師として派遣するもの）
２）開発教育の指導者向け研修（注：開発教育支援のための事業として小中高教員等向けに行う研修・セミナー等）

（３）上記（１）及び（２）に関連するJICA内外の各種会議等行事への参加、報告書の作成及び広報業務

（４）上記（１）、（２）及び（３）に掲げるものの他、JICAが特に委嘱する事項

国内で技能実習生等の在住外国人支援や外国籍児童支援等の経験があるとなおよい。

1. JICAのミッション・ビジョンに理解を有する、心身ともに健康な方
2. 十分なコミュニケーション能力（社会性、協調性及び交渉力等）、事務処理能力（文書作成及び経理処理）を有する方
3. 概ね1週間以内の短期の国内外の出張に支障のない方

1. 業務委託報酬：月額400,500円（2022年度実績）
2. 交通費：支給あり
3. 超過勤務手当、住居手当、扶養手当、期末手当（ボーナス）等の諸手当は支給されません。
4. 労働保険及び社会保険は当方では手当しません。国民健康保険、国民年金、障害・損害保険等も個人の責任にて加入することとなります。
5. その他：業務にかかった経費（国内外の出張費等）は別途JICA規定により支払います。

1.PARTNERのWEB応募機能を利用した応募
・PARTNERのWEB応募機能を通じてご応募ください。2023年10月15日(日）締切とします。
・応募にはPARTNER上での「国際協力人材登録」が必須となります。※簡易人材登録不可

＜国際協力人材登録済みの方＞
① ログイン後に本募集ページを開くと表示される「この案件に応募する」ボタンをクリック。
② 「応募書類添付画面へ」をクリック。
③ 応募に必要な提出書類をすべて添付。
④ 必要書類添付済み確認のチェックボックスにチェックのうえ、「応募」をクリック。

＜PARTNER未登録の方＞
以下URLより国際協力人材登録のうえで応募をお願い致します。
http://partner.jica.go.jp/RegistrantUserTermsOfService?id=button

＜簡易人材登録の方＞
PARTNERログイン後マイページ内の右側サブメニュー「国際協力人材登録申請」よりお手続きをお願いいたします。https://partner.jica.go.jp/PartnerLogin
※「国際協力人材登録」完了までに3営業日程度要しますので、応募をご検討の方は早めのご登録をお願いいたします。
※PARTNER人材登録及びWEB応募の操作方法等については、JICA人事部PARTNER事務局のお問い合わせフォーム（https://partner.jica.go.jp/inquiryEdit）からご照会ください。

2.提出書類について
①履歴書（和文、写真貼付）
②職務経歴書（和文、様式自由、A4用紙1枚程度）
③志望動機書（和文、様式自由、A4用紙1枚程度）
④企画書（和文、様式自由、A4用紙2枚程度）※四国もしくは国内における外国人材受入や外国籍児童の教育環境の課題と、それに対してご自身の経験を活かした具体的な活動のアイデア等をまとめたもの。
⑤資格をお持ちであれば、それを証明するもの（TOEICのスコア等）

１．選考方法：
(1)一次選考： 提出書類に基づく書類審査
書類選考の結果は2023年10月18日(水)までに電子メールにてご連絡致します。同日を過ぎても返信メールが届かない場合、下記に記したJICA四国担当者まで紹介願います。
(2)二次選考： 面接（オンラインも可）
一次選考合格者に対し、10月23日(月)または10月24日(火)に、面接（オンラインも可）を実施します。面接に係る交通費等は自己負担となりますので予めご了承ください。
二次選考の結果は10月27日(金)を目途に電子メールでご連絡します。
（なお上記日程は変更の可能性があります。）

２ 合否に関するお問合せ：
一切お答えできません。また提出書類の返却はできかねますので予めご了承ください。
募集・選考に関するご質問は下記担当者までメールにてご連絡ください。

3．契約開始時における兼業禁止：
契約開始時に別会社との間で雇用契約関係にある方とは契約締結できません（有給休暇取得中の方及び欠勤中の方も同様です）。

＜個人情報の取扱いについて＞
当機構では、個人情報の保護を目的として、応募者から提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、管理・保護いたしますので、同意の上、提出願います。
1. 応募書類及び応募書類に含まれる個人情報は、当機構において適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くし、本件選考目的以外で一切使用しません。
2. ご提出いただいた履歴書等の書類は、万が一不合格の場合には、当機構が責任をもって適切な方法にて廃棄いたします。なお、履歴書等は返却いたしませんのでご了承ください。