在ルワンダ日本大使館が行う草の根無償とは，ルワンダ及びブルンジの非営利団体（地方公共団体，ＮＧＯなど）が両国国内で実施する比較的小規模なプロジェクトに対し，活動に必要な資金供与を行うものです。

　外部委嘱員は，大使館との業務委嘱契約に基づき，主として以下のような業務の補助を行います。

（１）案件形成に係る調査，現地調査，申請団体との要請内容の調整

（２）資金供与するプロジェクトの贈与契約の署名式，引渡式のアレンジ

（３）被供与団体からの報告書，会計監査などの取付け及びチェック

（４）案件監理，実施状況モニタリング，評価，フォローアップ

（５）その他，草の根関連業務

　なお，草の根無償は国の施策としての業務のため，供与団体の選定，案件採択，資金供与などの政策判断は大使館の担当者が行います。そのため，外部委嘱員は大使館が行う政策判断に必要な事前調査，申請団体との調整，要請書・報告書の取付け，モニタリングなどの作業を担当するものです。大使館の担当者と外部委嘱員は，常に情報を共有しつつ，草の根無償の業務処理を行います。外部委嘱員は，業務上知り得た情報を対外的に明らかにしてはならない守秘義務を負います。

（１）国籍：　日本国籍保有者で，心身ともに健康な方

（２）学歴：　大卒又は同等の学歴を有すること

（３）知識・技能ほか：

　　ア　英語及び日本語で会話及び文書作成が可能であること（フランス語又はルワンダ語ができれば有用である）

　　イ　開発協力に関する知識・経験を有すること

　　ウ　報告書作成に必要なワード・エクセルその他のパソコン操作（図表の作成等を含む）ができること

（１）契約形態

　外部委嘱員は大使館職員として雇用されるものではありません。大使館と草の根無償の業務にかかる業務委嘱契約を交わし，委嘱契約期間の間，同業務委嘱に対して大使館が毎月一定額の謝金を支払うというものです。雇用ではなく委嘱契約であるため，各種の待遇は適用されず，例えば，健康・傷害保険，年金や，旅券取得，入国ビザについては個人で手配することになります。

（２）謝金額

　大使館の規定に基づき，能力・経験を踏まえ謝金額を決定します。日本から渡航する方については，往路・復路の航空賃（ディスカウント・エコノミー），空港使用料，支度料，住居費を規定に基づき支給します。なお，ルワンダ在住者については，原則，謝金のみとなります。

（３）業務場所・時間ほか

　委嘱者と相談の上、大使館にて，平日８：００～１２：３０，１３：３０～１７：３０まで業務を行うことが可能です（金曜日は１３：４５まで）。また，毎月１回程度，要請案件の調査，実施管理，モニタリング等で地方を含め現地調査を実施することとなります。現地調査にかかる費用等については，規定に基づき別途支給します。

（１）以下の応募書類を２０１９年２月６日（水）までに下記のメールアドレスまで添付にて送付ください。また，連絡用のメールアドレスを明記ください。なお，提出いただいた個人情報につきましては，選考の目的のみに利用し，応募の秘密は厳守します。

　　ア　写真を添付した履歴書（日本語で記入）

　　氏名，生年月日，住所，電話番号，学歴，職歴，資格。語学レベルについてはＴＯＥＩＣのスコアなど。　

　　イ　志望理由・自己ＰＲ（日本語でＡ４サイズ１～２枚程度）

（２）選考方法

　　ア　一次選考：　書類選考

　　イ　最終選考：　電話インタビュー又は面談（語学能力チェックを含む）

（３）選考スケジュール

　　募集締切り：　２０１９年２月６日（水）

　　一次選考　：　２月８日（金）までに応募者全員に合否を通知します。

　　最終選考　：　２月１１日（月）から随時（日程は個別に調整します）。