IVYでは、2018年9月から、バングラデシュのコックスバザール県で、ミャンマー避難民（ロヒンギャ難民）の支援を開始。バングラデシュ事務所を開設し、現地NGOと協働し事業を行っています。

　現在は、脆弱なホストコミュニティに対する支援をN連事業として「コックスバザール県テクナフ郡脆弱世帯の女性のための生計プロジェクト」を実施中で、野菜栽培や養鶏の技術研修を通じた生計向上を目指しています。2023年の1月からは２年次の事業が開始され、研修と併せて、共同出荷体制を構築し公設市場への出荷を開始する予定です。状況によっては、避難民支援を再開する可能性もあります。
　バングラデシュで脆弱な立場に置かれている人たちが貧困から抜け出し人間らしい生活を送れるよう、IVYで共に事業に携わってくださる現地事業統括を募集します。

▼業務内容
【事務所運営及び事業管理】
　* IVYが実施するバングラデシュ事業の現地運営管理
　* 現地チームや提携団体、現地政府等と調整した上で事業の計画と立案
　* 事業の運営、スケジュール管理
　* モニタリングと評価
　* 報告書、月報の作成
　* 予算管理
　* 人事、労務管理
　* 関係機関との連絡、調整、会議への参加
　* 写真、動画の撮影、SNSやHPでの広報

【人道支援基本原則と国際基準の遵守】
　* CHS（人道支援の質と 説明責任に関する必須基準）、スフィア基準を尊重した事業・組織運営の実施
　* PSEAH（性的搾取虐待・ハラスメントから保護）・子どもと若者のセーフガーディング・脆弱な立場にある大人のセーフガーディング方針を尊重した事業・組織運営の実施
　* ジェンダーと多様性を尊重し受益者の方たちの声を尊重した事業・組織運営の実施
　* 国際権利条約・国際法、国内法、ドナー規則を遵守した事業・組織運営の実施
【危機管理】
　* 在日本大使館・国連からの安全情報の収集分析・安全管理対策の実行
　* 非常事態に備えた危機管理マニュアルにそった事業組織運営の実施

駐在員と現地スタッフ、受益者である住民と

１）参加型手法－PCM研修、PLA研修等
２）人道支援の質とアカウンタビリティに関する必須基準研修－スフィアスタンダード、CHS
３）安全管理研修

•  IVYの活動理念や事業内容に賛同し、国際協力に情熱がある。
• 多様な価値観を尊重し、人と協力してチームで働く柔軟性と積極性がある。
• アジア在住経験があることがのぞましい。
• PCスキル（Word,Excel,Powerpoint等）がある。
• コミュニケーション能力がある。
• 心身ともに健康である。

１）給与（年齢給）＋役職給 ※団体の給与規定に準ずる
２）日当（海外出張手当）
３）事務所兼宿舎は団体で借り上げ貸与
４）海外旅行傷害保険
５）社会保険料、労働保険料加入 ※団体からは法定福利費分を負担
６）業務に係る旅費、経費は団体で負担
７）パソコン貸与
なお、家族帯同はできません。

履歴書、職務経歴書、志望動機（A4で１枚）を、日本語または英語で下記あてにEメールで送付。
第１次：書類選考後、第２次：担当者とのオンライン面接の日時をご連絡します。最終面接は理事会とのオンライン面接になります。
link@ivyjapan.org
阿部（IVY事務局 バングラデシュ事業担当）

1. 決まり次第締め切り日を待たずに募集を締め切ります。
2. 認定NPO法人IVYは、全ての人々にとって安全な組織・事業づくりのために、人道支援の必須基準（CHS）を尊重し、性的搾取・虐待・ハラスメントからの保護（PSEAH）及び子どものセーフガーディングを推進しています。その為、採用選考過程では、リファレンスチェックを行います。なお、採用決定後には、PSEAHと子どものセーフガーディングの遵守等を記載した行動規範書にご署名頂きます。