職務内容
- 職務分野
- 保健医療、情報通信技術、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
- 業務期間
- 2023/09/01 ~ 2024/03/31
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- 委嘱の日から令和6年3月31日まで。 なお、委嘱期間の満了後に延長することがあります(委嘱日から最長3年)。 ただし、職務怠慢等、隊員として相応しくないと判断された場合は、委嘱期間中であっても委嘱を打ち切る場合もあります。
- 業務内容
Alexa(アレクサ)などを使ったコミュニケーション支援により、難病患者さんを始めだれもが暮らしやすいまちづくりをしてみませんか!
社会のデジタル化が急速に進んでいますが、手足の不自由さからスマートフォンの操作ができなくなり、社会とのつながりが希薄となっている難病患者*1さんがいます。
長岡地域では、行政や関係機関、地域の学生などが協働した活動をとおして、難病患者さんが、スマートフォンやAmazonの汎用機器(スマートスピーカー)を便利に使うことで、コミュニケーションが維持できるということが分かってきました。
ハンディキャップのある方々のコミュニケーション支援の気運を地域全体で盛り上げ、みんなが暮らしやすいサステナブルなまちづくりを自然の中で便利な暮らしができる長岡地域で一緒に行ってみませんか?
(*1手足の動きが不自由となる神経系難病を中心とした難病患者。また、難病患者に準ずる生活の不自由さを抱えた方を含む。以下同じ。)
(難病患者さんの置かれている情報格差の問題)
難病患者さんは、病状が進むにつれ外出が困難となり、社会との交流が狭められます。手足が動かしにくくなる方は、それまで使っていたスマートフォンが使えなくなり、さらに社会とのつながりは希薄なものとなる場合があります。
病状初期の段階では、その時期に患者さんが使っている、スマートフォン等、汎用のICT機器の操作支援をしてくれる人材が地域にいないため、難病患者さんへのコミュニケ―ション支援は進んでいない現状があります。
(なぜ汎用機器?)
難病患者さんが、病状初期の段階から、ちょっとした工夫で、スマートフォン等を使い続けることができると、社会とのつながりを維持することができます。また、手足が不自由であっても、Amazonの汎用機器スマートスピーカーなどを活用することでも、生活の質は格段に向上します。
汎用機器の良い点は、誰もが容易に購入できる機器であること、また、患者さんと家族が機器を共有できるという点もあります。機器の共有により、家族との会話や話題が増え、家庭全体で笑顔が広がったとの声をいただいています。
また、初期に機器の操作支援を受け、スマートフォンの使用が続けられた方は、その後の進行により専門の福祉機器が必要となった場合も、導入がスムーズであると言われています。
(ミッション1 コミュニケーション支援で患者さんに寄り添おう)
この活動のミッションの1つめは、難病患者さんのコミュニケーションを維持・向上させ、生活をより豊かなものとするための個別支援です。
具体的には?
■ 病状初期、又は進行がゆるやかな難病患者さんに対し、手足が不自由でもスマートフォンが使えるような補助機器や、音声で通信や家電操作が行えるスマートスピーカーの導入に関する情報提供を行います。
■ 難病患者さんと接する際には、保健師や医療機関がフォローしますので、難病に関する知識や介護経験、福祉関係の資格等は不要です。
■ 使用する機器はスマートフォンやAmazonのスマートスピーカー等の汎用機器ですので、心配は不要です。また、長岡市を拠点にデジタル支援で地域社会に貢献する学生ベンチャー企業である株式会社雷神から活動拠点の提供を受けますので、日々、業務に関する助言・支援を受けることが可能です。
(ミッション2 コミュニケーション支援の輪を拡げよう)
ミッションの2つめは、関係機関や難病ICTサポーター*2と協働し、地域全体で「難病患者等のICT利活用を支援する仕組み」を作ることです。
学生ベンチャー企業である株式会社雷神などとともに、難病ICTサポーターの育成や組織化の支援に加え、保健所、医療機関、企業、大学等、既にある支援ネットワークを拡大し、さらに、ニーズの把握や情報の発信等、難病患者等ICT支援の仕組みづくりを行います。
(*2難病患者のICT汎用機器(スマートフォン等)の利活用を支援する大学生等が参加。)
具体的には?
■ 難病ICTサポーターの研修、交流会
■ 難病ICT支援機関との情報共有
■ 汎用ICT機器の導入支援を希望する難病患者さんのニーズ把握
■ 汎用ICT機器導入支援に関する情報の発信、関係者への働きかけ
(やりがいや成長を実感)
難病患者さんは、コミュニケーションが豊かなものとなると、笑顔で感謝の気持ちを伝えてくれるでしょう。あなたの寄り添う心と汎用ICT機器操作スキルで難病患者さんと家族の笑顔をつくる、大変やりがいのある仕事です
また、難病患者に対する汎用ICT支援の取組は全国でもまだ少なく、「長岡モデル」の推進と発信という貴重な活動に携わる機会となります。
さらに、地域の課題を解決するための仕組み作りに関わることで、企画する能力が養えることや、様々な分野のプロフェッショナルの方々と協働して仕事をすることで、地域に特別なネットワークが構築できます。
(活動はメディアにも取り上げられています)
令和4年度からタネをまき始めた、長岡における難病患者さんへの汎用ICT支援の様子は各種メディアでも取り上げられています。
朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASR5R73Q5R5CUOHB008.html
新潟日報 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/189444
アマゾンブログ https://www.aboutamazon.jp/news/devices/amazon-alexa-supports-the-als-patients
<活動拠点は、新潟県長岡市です>
長岡市の街のことは「長岡のはじめ方(長岡市移住定住ポータルサイト)」で、ご覧ください。
- 職種
- その他
- 勤務形態
- 委嘱
- 働き方
- 地方勤務、週に数日間のみ、副業・掛け持ち、業務委託
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- 日本語
- 学位
- 不問
- 技術資格
ア 普通自動車免許を取得しており、日常的な運転に支障のない方
イ パソコンの一般的な操作(ワード・エクセル・パワーポイント、電子メール・SNS等)ができる方- その他必要な業務経験・能力
ア 任務に意欲的で、新しい環境に柔軟に対応できる方
イ 関係団体や地域住民など多様な主体とコミュニケーションを図れる方
ウ 自ら率先し、各所と調整しながら柔軟に行動し、企画等を完遂できる方
エ 社会人経験が1年以上あり、福祉に関する活動や地域づくりに関心があり、 スマートフォンやパソコンを日常的に使っている方。
給与・待遇
- 給与レンジ(月額:円)
- 20~30万未満
- 待遇
(1)身分
地域おこし協力隊として、新潟県知事が委嘱します。
(新潟県との雇用関係はありません。県と地域おこし協力隊員が委託契約を締結します。)(2)給与・賃金等
報償費:233,000円/月
活動経費:1,440,000円(年額)(120,000円×12月)
※委嘱日が年度途中となる場合は、日割り計算
活動経費等には、住居費、活動車両借上料、活動車両燃料費、消耗品、研修受講に係る旅費等を含むものとします。
詳細は、参考URLから県ホームページを御覧ください。参考URL:
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
(3)勤務場所
株式会社 雷神(新潟県長岡市城内町3-4-10武石ビル)
(4)勤務時間
・業務委託のため、県から示された業務を推進できるよう、受入団体と調整のうえ、ご自身で管理していただきます。
・活動時間は、1日当たり7時間、週4日を想定しています。
・国民の祝日に関する法律に規定する休日及び、12月29日から翌年1月3日までの期間は原則休日とします。
※ただし、活動内容により時間外や休日での活動が生じた場合は、他の活動日の振替えにより調整していただきます。(5)その他
県として、隊員の円滑な活動や、個々のキャリア・スキルアップを応援するために、以下のような様々なかたちでサポートを行います。
・協力隊の心構えをテーマにした講義や、活動計画の検討、隊員の活動事例の共有を行う初任者研修
・講義やワークショップを通じて起業のノウハウを学ぶ起業研修
・起業した協力隊OB・OGや地域に密着した起業家等のもとでの、その仕事や起業について学ぶJobインターン
・県内隊員や協力隊OB・OGとの交流会
・協力隊に知見のある外部メンターによる活動のサポート
- 福利厚生
- ・活動の支障とならない範囲で兼業することができます。
- 加入保険
応募について
- 応募方法
(1)応募用紙(履歴書及び職務経歴書)
応募用紙は、関連ファイルからダウンロードしてください。
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(2)誓約書
誓約書は、関連ファイルからダウンロードしてください。
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(3)住民票(抄本)の写し(発行から3ヵ月以内のもの)
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
(4)運転免許証の写し(両面)
PDF形式にて、応募フォームから提出してください。
【応募フォームURL】
https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=5681- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2023/06/22 00:00 ~ 2023/07/26 23:59
- 応募時の注意事項
1 募集対象
(1)年齢、性別は問いません。
(2)以下の県外の転出地から転入地に生活の拠点を移し住民票を異動させる必要があります。なお、既に転入地へ住民票を異動されている方は対象となりません。
<転出地>
ア 3大都市圏内の市区町村(指定都市除く)の、条件不利区域以外の区域
イ 3大都市圏外の市区町村(指定都市除く)の、条件不利区域以外の区域
ウ 指定都市の条件不利区域以外の区域
※3大都市圏
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部。
※条件不利区域
次の①から⑦のいずれかで公示・指定・規定される市町村。
①過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法
<転入地>
ア又はウの場合
長岡市
イの場合
長岡市のうち、山古志、小国、和島、栃尾、寺泊及び川口地域
(3)活動の開始時期
令和5年9月1日を目途に活動を開始できる方(応相談)。(4)次のア~ウのいずれにも該当しない方
ア 暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない方
イ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有する方
ウ その他暴力団事務所に出入りするなどア、イのいずれかに準ずる方(5)次の要件をすべて満たす方
ア 地方公務員法第 16 条に規定する欠格事項に該当しない方
イ 心身がともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方2選考方法2 選考方法
(1)第一次選考(書類選考)
ア 提出書類をもとに、書類審査を行います。
イ 選考結果については、応募用紙記載のメールあてに通知します。合格者には併せて第二次選考の日時等の詳細をお知らせします。
(2)第二次選考(面接)
ア 第一次選考合格者を対象に、意欲、コミュニケーション能力、行動力等について面接審査を8月4日(金)のいずれかの日にオンライン(Zoom)で行います。
日程については、第一次選考合格者に別途お知らせします。
イ 選考結果については、応募用紙記載のメールあてに通知します。
(3)留意事項
ア 応募に係る経費(書類輸送費、交通費等)はすべて応募者の負担となります。
イ 選考経過及び結果について問い合わせにては応じられませんので、予めご了承ください。3 説明会の実施
7月4日(火)20:00~20:30でオンラインにより説明会を行います。
(活動概要説明20分、質疑応答10分)
以下のURLにある応募フォームからお申し込みください!
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
【活動週4日!兼業可!】【自然の中で便利な暮らし 新潟県長岡地域】 Amazonの汎用機器を使った難病患者コミュニケーション支援の長岡モデル みんなが暮らしやす
新潟県長岡地域振興局
この求人に似た求人を探す
勤務地
勤務形態
働き方
お問い合わせ先
- 担当部課
- 新潟県知事政策局地域政策課
- 担当者氏名
- 田島、高野
- 電話番号
- 025-280-5095
- メールアドレス
- ngt000200@pref.niigata.lg.jp
- 担当者から一言
こんな人を求めています!
これまでにない新しい支援の仕組みづくりをしてみませんか。
あなたのあらゆる経験がアドバンテージになります!
■ハンディキャップのある方に寄り添う心をお持ちの方
→お世話好き、困っている人の役に立ちたい、コミュニケーションが好きな方を歓迎します!難病に関する特別な知識や介護経験は不要です。
■一般的なIT機器を使える方
→一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方。スマートフォンやタブレット、スマートスピーカー等の汎用のICT機器の利用や設定ができる方。(各種設定操作はマニュアルあり。)
■社会人経験のある方
→難病をお持ちの方や関係者とのやりとりが多くなるため、一般的なビジネスマナーが身についている方を歓迎します!
受入団体は、地域のICT支援を推進する企業(㈱雷神)です。病気や障害に関する専門的な知識の理解促進については、関係者(下欄参照)がサポートします。
【関係者からのエール】
○国立病院機構新潟病院 中島 孝 院長
在宅難病患者のコミュニケーション支援は患者さんに対してだけでなく、難病を診療している専門病院、訪問看護ステーション、保健所、ボランティア、看護学生など支援者に対しても共におこなう必要があります。
発声の障害や手指の障害にあわせて先端のICT技術を平易に使える様にするスキルや方法は確立されておらず、これが普通の支援となるよう関係者と一緒に育てて頂ける人材を募集します。
○長岡崇徳大学看護学部 平澤 則子 教授
難病サポーターの活動は、看護学生が社会から何を求められているのかを知り、どのように成長していくべきかを考えるきっかけになっています。
終日授業があり多忙な看護学生にとって、この活動の意味はとても大きいです。難病の方や携わるすべての方とともに学び、ともに成長の物語を紡いでいってほしいと思います。
〇長岡保健所(新潟県長岡地域振興局 健康福祉課環境部) 保健師 大井 麻耶加 さん
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/nagaoka-kenkou/
今年度、ICT機器の利活用を支援したALS患者からは、「生活が豊かなものなった。」「進行していく病状のなかで、新しいことに挑戦できることがうれしい。」との声をいただいています。難病患者の生活支援をしている当保健所の保健師と協働しながら、誰もが自分らしく生活できる地域づくりを目指しましょう!
〇株式会社雷神 代表取締役 細木 真歩 さん
「雷神」は新潟県長岡市を拠点に、デジタル支援で地域社会に貢献する学生ベンチャー企業です。ICT利活用を促進し、誰もが安全・安心して暮らせる地域を一緒に作っていきましょう!
(参考URL)デジタルデバイド解消に奔走する地元学生のベンチャー企業〔BSN㈱新潟放送〕
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/194029?page=3
■特にJICA海外協力隊経験者を歓迎します