職務内容
- 職務分野
- 貧困削減、農業開発/農村開発、保健医療、都市開発・地域開発、ジェンダーと開発、一般事務・経理、多岐にわたる分野
- 業務期間
- 2023/09/13 ~ 2024/03/31
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- 各年度の委嘱契約期間は会計年度末(3月)までですが、翌年度以降は、御本人の希望及び実績等を勘案し、当館にて契約期間の延長可否を判断します(当初の委嘱期間開始日から最長3年間まで契約延長の可能性有り)。
- 業務内容
在ナイジェリア日本国大使館(以下、「当館」)が行う草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下、「草の根無償」)に関する業務の一部を実施する外部委嘱員を1名募集します。
採用後は、当館(所在地:ナイジェリアの首都アブジャ)にて、草の根無償の案件形成、実施及びフォローアップに関わる業務等を担当していただきます。1 草の根無償の概要
草の根・人間の安全保障無償資金協力とは、NGOや地方政府等が実施する、草の根レベルで人々に直接裨益するプロジェクトに対して資金供与を行うスキームです。近年、ナイジェリアにおいては年間1~4件程度の案件を形成しています。
【参考】草の根・人間の安全保障無償資金協力(外務省ウェブサイト)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/kaigai/human_ah/index.html2 想定される業務内容
外部委嘱員は、当館との委嘱契約に基づき、草の根無償の案件形成・実施に関する当館の業務の一部を実施します。具体的には、当館の担当職員と常時情報を共有および指示を受けつつ、他の委嘱員(ナイジェリア人)と共に以下の業務を主に行います。
(1)NGOや地方政府等から提出される申請書類の受付、要請内容の検討、上記団体との協議及び事前調査
(2)実施案件の進捗管理(当地銀行口座の開設及び閉鎖等、草の根無償に係る資金口座管理含む)
(3)資金供与が決定したプロジェクトの贈与契約の署名式及び完了した引渡式等のアレンジやスピーチ(英語)の作成
(4)会計監査などの取付け含む、中間確認、完了確認及びフォローアップ調査
(5)各種報告書・申請書(英語・日本語)等の作成
(6)その他、広報を含む草の根関連業務
3 その他
(1)外部委嘱員は、業務上知り得たことや情報を決して対外的に明らかにしてはいけないと契約で定められています(例:SNS等に業務内容や写真をアップロードしないなど)。
(2)当館YouTubeページにて、草の根無償を含む当館の活動を多数紹介しているので、ぜひご覧ください。https://www.youtube.com/channel/UC0zHmwAcCMRqVUn4uMg5eLA
- 職種
- その他
- 勤務形態
- 委嘱
- 働き方
- 海外勤務
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- 英語
- 事業申請者や銀行との連絡・調整(英語)、申請書の審査(英語)、文書作成(日本語、英語)等の案件形成・管理業務が可能な方。 語学力の目安:TOEIC 730点以上、TOEIC S&W 290点以上、TOEFL 550点(CBT 213点、iBT79点)以上、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0以上。
- 学位
- 学士あるいは同等程度
- 類似業務経験年数
- 開発・経済協力分野での実務経験があることが望ましいですが、必須ではありません。
- 歓迎条件
- 協力隊経験者歓迎
- その他必要な業務経験・能力
1 日本国籍を有すること。
2 開発・経済協力についての基本的知識と関心を有すること。
3 日本語及び英語でコミュニケーションが取れ、上記に記載された業務が遂行可能であること。
4 MS Office(Word、Excel、PowerPoint)の基本的な運用能力(簡単な表計算や図表、広報資料の作成を含む)を有すること。
5 日本とは違う気候条件での日常生活、案件の引渡し式や事前・フォローアップ調査等のための地方出張があり得ることから、心身共に健康で体力があること(※ただし、地方出張よりもデスクワークの割合の方が圧倒的に高い)。
6 担当職員やその他の職員、もう一人の草の根委嘱員(ナイジェリア人)と良好な人間関係を構築できる方。
7 海外(できれば開発途上国)で短期間でも住んだ経験のある方(必須ではない)。
給与・待遇
- 給与レンジ(月額:円)
- 30~40万未満
- 待遇
1 謝金:具体額については、外務省の規定に準じ、応募者の有する経験や専門性等を加味して決定し、米ドルで支給します。
2 旅券:一般旅券での渡航になります(公用/外交旅券は発給されない)。
3 査証:自己責任にて適切な査証・滞在許可を取得していただきます。必要な証明書類等については当館が支援します。
4 渡航費:日本国内にお住まいの方には、外務省の基準に基づき、日本から勤務地に赴く渡航費として、航空賃(原則として、最短経路のディスカウントエコノミー航空賃)、空港使用料、支度料、移転料、予防接種料(一部)等を支給します。
5 保険:各種保険にはご自身で加入していただく必要があります。
6 調査費:規定に従い、調査に係る移動費、宿泊費、日当等を支給します。
7 住居費:外務省の基準に基づき、実費支給(上限あり)します。
8 パソコンとメールアドレス:外部委嘱員が在ナイジェリア日本国大使館にて業務を行う際には、大使館にて用意しているパソコンが利用可能です。メールアドレスについても、委嘱契約期間中は付与されます。
9 勤務場所と時間:大使館にて、平日8:00~17:30まで業務を行うことが可能です(昼休憩は12:00~13:00、金曜日の就業時間は8:00~12:45、土日祝は休館日)。休館日に関しては以下のURLをご参照ください。
https://www.ng.emb-japan.go.jp/files/100401687.pdf
【留意事項】
(1)草の根無償外部委嘱員は雇用契約ではなく特定業務に関する委嘱契約です。したがって、当館職員として雇用されるわけではないことから、通常の雇用契約に基づく各種の待遇(健康保険、年金等)は適用されず、かつ外交使節団の構成員として特権・免除を受けることはできません。
(2) 基本的に全て事後精算です。当地への渡航時にまとまった金額の費用の立替えが発生しますのでご注意ください。また、海外旅行傷害保険(緊急移送費補助付)等の加入は自己負担です。
- 福利厚生
- 社宅・家賃補助制度
- 家賃補助制度(限度額有り)がございます。
- 加入保険
応募について
- 応募方法
1 応募書類について
(1)応募を希望される方は、履歴書1通(顔写真貼付、語学資格等詳細記入)及び自己紹介書(自己PR等、様式自由)、志望理由書(応募の動機等、様式自由)及び語学力を客観的に証明する情報(TOEIC、TOEFL、英検、国連英検、IELTSの証明書等)を下記の連絡先までメールにて送付下さい。
(2)応募書類はWord、Excel、PDF、JPEG/TIF(スキャナ取り込み画像)形式のいずれかで作成願います。
(3)資料の印刷はA4で行いますので、それに適するフォントサイズ等で作成願います。
(4)履歴書には、連絡先メールアドレス及び電話可能な電話番号を明記して下さい。
※ご提出いただいた個人情報については、採用選考の目的にのみ利用し、応募の秘密は厳守いたします。
2 連絡先
在ナイジェリア日本国大使館 開発協力班 加藤(かとう)、大瀨(おおせ)
メールアドレス oda-local@la.mofa.go.jp
※ メールの件名には必ず、【ナイジェリア大使館草の根委嘱員応募(御名前)】とご記載下さい。
3 選抜方法
一次審査:書類選考(募集期間終了後1週間以内に合格者にのみに連絡をします)
二次審査:テレビ会議ツールを用いたウェブ面接(一次審査合格者の方に実施します。面接には現地職員も参加し、日本語と英語両方でご質問させていただきます)
面接実施日時は直接担当者よりメールでご連絡いたします。
- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2023/07/12 00:00 ~ 2023/07/24 23:59
- 応募時の注意事項
★9月中旬に赴任できる方を求めています。現在の御仕事を辞めるまでに数か月かかる方や合格後にご家族等に反対される可能性の高い方はぜひ事前に御確認の上、御応募ください。
【在ナイジェリア日本国大使館】「草の根・人間の安全保障無償資金協力」外部委嘱員の募集
在ナイジェリア日本国大使館
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勤務地
勤務形態
働き方
お問い合わせ先
- 担当部課
- 在ナイジェリア日本国大使館 開発協力班
- 担当者氏名
- 加藤(かとう)、大瀨(おおせ)
- 電話番号
- 090-6000-9019
- メールアドレス
- oda-local@la.mofa.go.jp
- 担当者から一言
当館の求人に興味を持っていただき、誠にありがとうございます!
「ナイジェリア」とインターネットで検索をした際、ボコ・ハラムやISWAPなどの武装組織などが大々的に報道されておりますが、それはナイジェリアの一面に過ぎません。しかし、日本とは全く異なる治安状況に細心の注意を払う必要はあります。
アフリカ第1位の人口とGDPを持ち、250以上の多様な民族が住むこの国は毎日刺激に満ち溢れています。高いGDPを持つ反面、貧富の差が激しく、首都から1時間ほど離れた近隣州は本当に同じ国なのかと思うほど風景が違います。そういった所に、草の根無償を待ち望む人々がいます。
これまで草の根無償を通して保健医療施設、医療機器、職業訓練センター、農業機器など様々なものを供与してきました。草の根レベルでコミュニティに人々に多大なインパクトを与えることができるこの事業を今後も継続して実施したいと思っております。
当館で一緒に働いてくださる方を心よりお待ち申し上げております!もし応募前に質問がある場合は記載してあるメールアドレスに御連絡ください。よろしくお願いいたします。