日本人CEOの総括の下で、コンゴ民主共和国Kwango州Kengeを対象サイトとする医療従事者およびコミュニティボランティアを対象としたデジタルソリューションSPAQに関する研修およびOJTの実施を支援する。

1. 現地派遣前

• プロジェクト・製品関連文書の理解
• OJT期間中の仮説検証のためのロジックモデル案およびモニタリング計画案作成
• 研修準備資料作成補佐、遠隔での研修準備補佐（本人の経験・能力に応じて調整）

2. 第一回渡航（2024年9月8日-9月21日ごろの2週間程度の渡航を想定）

• 合計10日間の研修のうち、最初の6日間は現地医師らとともに、現地医療従事者（合計15名程度）に対する産科健診（エコーによる胎盤の位置評価含む）に関する研修の設営・実施支援を行う。後半2日程度はコミュニティボランティアによるデジタル問診アプリの使用方法の実習およびアクションプランの作成を行う。既存の研修マニュアルに従い、SOIKの現地スタッフとの連携のもとで、研修運営管理を行う。
• 研修期間中にOJT中のデータ分析内容やフィードバック内容等について関係者と協議を行い、業務内容を固める。

3. OJT中の遠隔業務

研修後の9月下旬から2月頭までの4ヶ月程度の期間、研修参加者である医療従事者およびコミュニティボランティアは、SOIKのデジタルソリューションSPAQを活用したOJTを行う。そこで応募者は以下の業務を行うことが期待される。

• 第一回渡航の結果を踏まえ、研修マニュアルの改訂を行う。
• 第一回渡航を踏まえた検証仮説の改訂およびモニタリング計画の最終化を行う。進捗に応じて随時見直しを行う。
• デジタル健診データの分析：SPAQのWEBアプリに蓄積されたデータを週次で分析・集計して概要を報告する。（例：データが極端に少ない施設の特定等。）
• OJT遠隔指導：分析結果に基づき、必要に応じて研修参加者に指導を行う。（例：記入内容のミスの指摘等）
• 研修員へのフィードバック：研修員個人ごとのデータ入力件数や質をカテゴリごとにまとめ、WhatsAppを通じて共有する。
• 第二回渡航までに、モニタリング計画の見直しを行い、モニタリングマニュアルを作成する。
• 終了時評価準備補佐：現地滞在中の確認事項の整理等を行う。

4. 第二回渡航（2025年1月下旬から2月上旬で1週間ほどの渡航を想定）およびその後の遠隔業務

• 終了時評価実施
• 精算書類、プロジェクト報告書作成

・分野を問わず、プロジェクトマネジメント、データ分析、提案書・報告書作成の経験が必須。

・開発途上国での実務経験、特に仏語圏アフリカでの経験があるとよい

・業務委託費または謝金として１ヶ月あたり20万〜30万円程度（７ヶ月分）

・海外渡航に必要な費用（日本国内旅費、予防接種、日当・宿泊費を含む）

・長期契約に移行する場合には昇給の可能性あり

以下の文書をinfo@soik.co.jp宛に送付してください。

1. 履歴書（言語、様式自由）

2. 志望動機（A4　２ページ以内で、以下の内容について記載してください。）

　① この業務を応募した理由と期待すること

　② 関連する業務経験・強みと課題・懸念点

　③ この業務のキャリア上の位置付け

3. 関連業務の実績を示す書類を最大３点添付してください。A4 １ページでそれぞれの書類の概要とこの業務との関連性を簡単に説明してください。

・感染症や政治・治安情勢または日本の政策動向によって、渡航自体が取りやめになる可能性があります。

・募集期間内であっても、適任者が決定次第、募集を締め切ります。