私たちe-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッションのもと、これまで世界15カ国4万人以上の子どもたちに、映像授業やオンライン家庭教師などITを活用した教育支援を届けてきました。

2010年、大学生3人がバングラデシュを皮切りに始めた活動は世界各国に広がり、これまで50人を超える学生が現地でプロジェクトを立ち上げ、現地パートナーとともに子どもたちの教育環境を改善してきました。

今回は、現在活動しているフィリピン2拠点（カガヤン・デ・オロ市、カミギン島）とバングラデシュ、各拠点における教育支援活動の推進を図るカントリースタッフ合計で最大3名の採用を行います。

現地パートナーとともに途上国の教育課題に挑戦したい学生募集！

e-Educationは現在、活動国をアジア4カ国および日本の5カ国に絞り各国の課題に応じた教育支援を行っています。

2020年の新型コロナウイルス感染症の拡大から、日常が戻りつつある中、子どもたちの学びの遅れは途上国において共通する課題となっています。



例えばバングラデシュでは、コロナ禍を経て、ICT教育が学校現場にも普及してきた一方で、大学受験を控えながらも学校にも塾にも通えない農村部の生徒と、高品質の教育にアクセスしやすい都市部の生徒との間には変わらず大きな教育格差があります。

映像授業をオンラインで提供する形で支援を届け、この教育格差の是正に挑戦していますが、支援を受けた受験生が大学生になった後は、雇用機会の創出として「オンライン家庭教師」の講師として雇用しており、2023年度は157人の受験生に支援を届け、15名の大学生に就業機会を提供することができました。

フィリピンでは中学校や高校は1年半にもわたり完全休校となってしまいましたが、2023年度に完全に対面授業が再開されたものの、コロナ期間に学校へ通えず、自宅学習が中心だったため生徒間の学力に大きな差が生まれていました。

そんな中、学校に満足に通えない生徒とコロナ渦でアルバイトができず学費が工面できない大学生をマッチングさせる、”フィリピン版オンライン家庭教師”とオンライン学習支援を通じて、2023年度は30名に合計37回オンライン家庭教師の授業を届け、合計3名が第一志望へ合格、高校受験支援を受けた元e-Education生徒の2名がフィリピン国内最高学府のフィリピン大学への合格を果たしました。



成果は、こうした数字だけに表れるのではありません。

残念ながら志望校に合格できなかった生徒からも「挑戦できたことが嬉しい」という声をもらうこともありました。

途上国の子どもたちに「最高の教育」を届けることは、“自分には無理…”と思っていた生徒が自信と誇りを持つキッカケづくりにもなっています。

今回のインターン募集は、現地パートナーとともに各国における教育課題に取り組み、子どもたちの未来を切り拓くやりがいのあるポジションです。

もちろん、たくさんの困難も待ち受けているでしょう。

それでも、未来を切り開いてきたのはいつも「未知への挑戦」です。

新しい可能性にワクワクできる、そんな挑戦者をお待ちしています！

各国におけるプロジェクト、業務内容、応募要項詳細はこちらをご覧ください。
 

・給与の支給はありません
・ビザ取得及び更新にかかる費用（手数料及び交通費実費込み）
・海外旅行保険代
・国内研修費用（インターン合宿参加にかかる交通費および宿泊費）

※その他現地でプロジェクトを実施する上でかかる費用（長距離交通費、教材制作費、ワークショップ開催費など）は団体負担となります。

一定の家計基準以下の方には、団体内規定により下記の支援を行います。
 

・活動支援金
・往復航空券代（1往復分）

※他助成機関からの活動費支給を受けられる方は対象外になります。
※待遇の詳細は募集説明動画を御覧ください。

①応募フォームへ回答
②随時、e-Educationから募集説明動画＆書類選考課題を送付
③書類選考課題提出（〜2024年12月16日（月）23:59〆切）
④書類選考の結果、及び面接日程のご連絡
⑤担当者と面接（2回程度を予定）
⑥年明けを目処に内定通知