外部委嘱員は、当館との委嘱契約に基づき、アンゴラにおける「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の案件形成、実施及びフォローアップに関わる業務に当たります。具体的な業務は次のものがあげられます。
【案件形成のための一般業務】
　・申請案件の受付、管理
　・実施中案件の実施促進
　・実施中及び実施済み案件の管理
　・申請・実施団体との連絡及び協議
　・各種報告書作成
【特定案件調査業務】
　・案件の発掘、形成
　・申請案件の事前調査
　・実施中案件のモニタリング調査
　・完了案件のモニタリング及びフォローアップ調査
　・贈与契約の署名式、各種式典アレンジ等の補助業務
【その他】
　・委嘱契約書記載の草の根・人間の安全保障無償資金協力関連業務

注）草の根・人間の安全保障無償資金協力とは、ODA（政府開発援助）のスキームのひとつであり、非営利団体（地方公共団体、NGOなど）が実施する、草の根レベルの住民に直接裨益するプロジェクトに対し資金供与を行うものです。詳細は以下を参照ください。
【参考】草の根・人間の安全保障無償資金協力（外務省ウェブサイト）
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/kaigai/human_ah/index.html

（１）途上国において現地調査等を含む業務を行うため、心身共に健康であること。
（２）開発及び経済協力についての一定の知識及び強い関心を有すること。
（３）基本的なPCスキル（Word、Excel、Powerpoint等）を有すること。

（１）謝金
　外務省の規定に準じる（応募者の専門性に応じ加算される場合あり）。
（２）住居費
　日本から当地に渡航して業務を行う場合には限度額内で支給。
（３）渡航に係る費用
　日本から当地に渡航して業務を行う場合には往復航空賃（ディスカウント・エコノミー）、空港使用料、往路分支度料、予防接種料等を支給。
（４）業務実施地　
　アンゴラ共和国ルアンダ首都圏内（地方への出張あり）。
（５）通勤にかかる交通費　
　自己負担。
（６）業務実施時間
　委嘱業務のため業務実施時間の定義はありませんが、以下の時間帯が目安となります。
　　平日（月～金曜日）　8:30～17:30（昼休み 12:30-13:45）
　　休日　土・日曜日及び当館が定める休日
（７）その他
　万が一の事態にも十分な保証が得られる、緊急移送を含む民間の海外赴任者向け保険に自己負担にて加入していただく必要があります。また、委嘱に当たっては一般旅券を使用し、渡航及び当地就労に必要なビザを取得する必要があります。
（８）外部委嘱員の位置づけ
　外部委嘱員制度とは、在外公館が外部委嘱員との委嘱契約に基づき、草の根・人間の安全保障無償資金協力の補助業務を委嘱するものです。外部委嘱員は館員としての地位を有さず、外交使節団の構成員として特権・免除を受けることはできません。また、本件委嘱契約は、当大使館と外部委嘱員の間で雇用契約や労働者の派遣契約を結ぶものではないため、通常の雇用関係に発生する福利厚生等の待遇は適用されず、各種保険にはご自身で加入していただく必要があります。加えて、外部委嘱員には業務上知り得たことについての守秘義務が課せられます。
 

応募方法
　件名に【草の根外部委嘱員応募（ご自身の氏名）】と明記の上、以下の書類を次のメールアドレスまで送信願います。

　emb@ln.mofa.go.jp

・和文履歴書（写真付き）
・志望動機及び自己PR（書式自由、A4用紙1枚程度）
・最終学歴を証明する書類
・語学力を証明する書類（TOEFL、TOEIC、英検等）（コピー可）
※メール添付の容量が3Mを超えないようにしてください。
※履歴書にはメールアドレス及び電話番号を必ず明記ください。
※応募書類は採用選考の目的のみに使用し、個人情報等の秘密を厳守いたします。
※応募時に提出された書類は返却いたしませんのであらかじめご了承願います。
 
選考方法
　書類選考合格者を対象に面接試験（オンライン・1月最終週頃を予定）を実施します。
※書類選考不合格者に対しては当館から連絡をいたしません。採用過程・結果に関する問い合わせ等には、一切お答えできませんので、ご了承願います。