職務内容
- 職務分野
- 保健医療、一般事務・経理
- 業務期間
- 2021/04/01 ~
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- ■業務期間期間:1年~2年(応相談) ■業務開始時期:応相談
- 業務内容
ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動する日本発祥の国際医療NGOです。日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。
【業務内容】
海外活動地(カンボジア)の現状を発信する広報スタッフを募集しています。
■■■活動の背景■■■日本が高度成長期を終え安定成長に入った1970年代後半、カンボジアではポル・ポト政権が樹立しました。弾圧の対象となった知識層と呼ばれる医師や教師に加えて、「眼鏡をかけている」というだけで嫌疑をかけられ投獄される。政権終焉までの4年間で国民の4分の1に相当する約170万人が虐殺された悲惨な歴史の爪痕は、50年経った今でもこの国に色濃く残っています。
当時約500万の人口に対して生存医師は全国に数十名のみという破綻した医療システムを支えるため、新政府が資格を持たない医学生を現場に登用した結果、国民の自国医療への信頼は失墜します。経済的余裕のある者は国外で治療を受け、取り残された大半の市民にとって、医療従事者とは自分たちを救う存在ではありませんでした。
そんなカンボジアの医療発展のため、ジャパンハートは2008年より活動を開始。当初は農村地域にある提携病院の一画を間借りして診療を行うところから、年に数回の手術活動に発展。そして2016年、ジャパンハート初となる約200床規模の私立病院が開院しました。■■■現在の活動■■■
2018年6月、病院の活動は第二フェーズに移行し、新たに小児科病棟を増築したことで、小児がん、小児外科疾患を含む小児全般の病気の診療が可能となりました。
カンボジア国内での小児がん患者の数は未知ですが、周辺国の統計から、年間約600人いると推測されています。そのうち医療機関を受診している患者は、そのわずか3分の1にあたる200人のみです。先進国の小児がん患者の生存率は80%以上である一方、発展途上国と言われる国々では20%未満です。そこには、診断技術や専門医の不足、病院までのアクセスや患者の経済状況など様々な問題がありますが、私たちはそれらをひとつずつ乗り越え、貧しい人々にも高度医療を届けることを決めました。
現在の大きな課題のひとつは、病院への小児がん患者の早期受診です。現在、現地病院から紹介を受けて来院する子どもたちの多くが既に末期状態にあり、早期発見が肝である癌治療において越えがたい壁となっています。
■■■募集内容■■■病床稼働率の向上を初めとする既存の病院経営全般に加えて、カンボジアでは将来的にジャパンハートの活動中枢となる病院を新たに設立する計画も進行中です。 ジャパンハートこども医療センターの経営および新たな病院設立を担うカンボジア事業のカントリーマネージャーを求めています。
【業務内容】
・公式HP、SNS等の発信
・各報告書の作成
・ファンディングサイトのNEWS記事・企画
・ファンドレイジング企画運営
・取材対応
・人材募集業務
・その他、運営サポート業務
今現在の各国の社会問題に対し、NGOとしてできることをどんどん進めて行くことのできるポジションになります。
医療団体ですが、医療の知識・技術は問いません。社会への貢献を感じながら働くことができるお仕事です。少しでもご興味がある方はぜひご応募ください。
- 職種
- その他
- 勤務形態
- 契約
- 働き方
- 海外勤務
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- 英語
- 日常会話レベルの英語が可能な方
- その他必要な業務経験・能力
<その他の経験、資格等>
(望ましいもの)・広報業務経験者希望
・海外(途上国)での業務経験、長期インターン(ボランティア)経験
・社会人経験3年以上
(必須のもの)・現地の文化や習慣を尊重し、周囲と良好なコミュニケーションで業務遂行できること
・PC操作(エクセル、ワード、パワーポイント)
<その他>
・医療団体ですが、医療分野の経験がない方も多く勤務しています。
(医療の知識や資格は問いません)・国際協力に興味があり、国際支援に熱意を持っている方
・文化の違いを尊重し、現地スタッフと共に協力しながら活動を行える方
・心身ともに健康である方
・当団体の目的・事業に賛同している方(会員でない方は採用決定後に入会をお願いいたします)
給与・待遇
- 待遇
- ・雇用形態:カンボジア現地雇用。契約期間1年~2年(応相談)※試用期間3か月あり・給与:当団体規定による・海外傷害保険・滞在ビザ費用は団体負担・宿泊はジャパンハートのスタッフハウス(無料)・往復交通費・食費はご自身負担(雇用後1年後に一時帰国休暇および帰国交通費の補助あり)
- 福利厚生
- 社宅・家賃補助制度
- ・スタッフ宿舎利用可能
- 加入保険
応募について
- 応募方法
カジュアル面談を実施いたしますので、履歴書(様式等自由)を添えて、以下のメールアドレスまで送付お願いします。overseas_office@japanheart.org (海外事業本部 採用担当)
<選考フロー>
カジュアル面談※(履歴書のみ)→書類提出(職務経歴書・エッセイ)→書類選考→面接(複数回)→内定
※カジュアル面談は選考とは関係ありません。- 募集人数
- 1名 ※定員になり次第、締め切ります
- 募集期間
- 2021/03/05 00:00 ~ 2021/10/31 23:59
- 応募時の注意事項
カンボジア広報職を志望する旨を記載いただくようお願いいたします。
【ジャパンハート】広報スタッフ(海外事業地:カンボジア)
特定非営利活動法人ジャパンハート
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勤務地
勤務形態
働き方
お問い合わせ先
- 担当部課
- 総務
- 電話番号
- 03-6240-1564
- メールアドレス
- overseas_office@japanheart.org
- ホームページ
- http://www.japanheart.org/
- 担当者から一言
ジャパンハートカンボジアでの広報の仕事では、現地からのSNSの発信や報告書の作成、ファンドレイズの企画等の業務を行っています。
ジャパンハートでの広報の仕事の魅力は、団体のビジョンやそれに沿った活動内容を現地から直接タイムリーにお伝えできる点にあります。時に企業やNPOの広報は現地との物理的・心理的距離が遠く、伝えたいことを伝えるのに時間がかかったり、現場の意向がきちんと伝わらなかったりということが多々ありますが、現地に広報がいることでそのようなマイナスを解消することができていると感じています。
私たちは「医療の届かないところに医療を届ける」というミッションで活動を続けていますが、カンボジアでの医療の現場は、お金がなくて治療を続けられなくて色々な病院をたらいまわしにされて来たり、日本だとかからないような感染症に苦しめられていたり、病気の家族を支えるために働くために学校にいけない子どもたちがいたり、、
日本で育った私から見ると、心が締め付けられるようなことが沢山あります。
「カンボジアの医療を変える!」なんて大それたことはすぐにはできませんが、広報の立場から目の前のことを心をこめて一つ一つ改善していくというとても意義のある仕事です。
是非私たちと一緒に「医療の届かないところに医療を届ける」活動に加わって頂けたらと思います。