著作権集中管理に関する業務一般(海外業務含む)等(管理職募集)

公益社団法人日本複製権センター(JRRC)

  • 正職員

職務内容

職務分野
一般事務・経理、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
業務対象国/勤務地
関東   東京都
虎ノ門
業務期間
2026/01/05
2026年1月からとしていますが、現職をお持ちの方は3月くらいまでの入職であれば調整可能です。
試用期間
6ヶ月
就業時間
09:30 17:30 (休憩時間: 12:00 13:00
時差出勤制度があり、8:00~10:30までの出勤時間が選択可能です。また、リモートワーク(在宅勤務)も週1回まで可能です。
休日
土、日、夏季休暇、年末年始、その他
祝日も休日となります。
時間外労働
あり
残業は職員の月平均では10~15時間程度です。繁忙期にはもう少し増える場合があります。所掌業務によって繁忙期が異なりますので、理事会や各種委員会の準備等、使用料の分配に関する準備等で業務が集中する時期には月平均で20~25時間程度となることもありますが、総じてワーク・ライフバランスはとりやすいと思います。
その他業務条件
公益社団法人日本複製権センター(JRRC)は、1991年に設立されて以来、30年以上に亘って複製権を中心とする著作権の集中管理を行っている公益団体です。権利者から権利の委託を受けて、日本国内の官公庁や企業が組織内で新聞、雑誌、書籍、論文などの著作物を複製して利用する際の許諾を出し、その対価として徴収した使用料を権利者に分配することで、著作権の適切な利用を推進するとともに、著作権思想の普及活動も行っています。 現在弊センターでは、弊センターが管理する著作物に海外著作物を加えるとともに、日本の著作物が海外で利用される場合についても使用料を適切に徴収できるような枠組みを構築すべく準備を進めていますが、今般募集する正職員は、管理職としてその中核的な人材となっていただくことを想定した募集となります。 具体的には、海外の著作権の集中管理事業者と相互管理契約を締結し、お互いが管理している著作物が相手国の国内で複製利用された場合に使用料を徴収し、権利者に分配できる仕組みを構築し、対象国を増やしていく仕事です。海外は、まずは英国、米国や欧州諸国、豪州が対象となりますが、日本企業が多く進出しているアジア・パシフィック各国・地域(シンガポール、香港、マレーシア、インド、韓国等)を想定しています。 海外との交渉はメールやWeb会議、海外出張などを通じて行いますので、一定の英語力が求められます。また、JICAでの勤務経験があれば相手国との協議や議事録を取りまとめた経験も役立つと考えています。 海外業務の他にも、日本の権利者(出版社や新聞社等)から著作物の権利委託を受ける委託業務も担当いただくとともに、徴収した使用料を権利者に分配(年1回)するための業務(弊センターの中核事業)にも管理職として対応していただきます。海外業務、委託業務ともにまだまだやることがたくさんある業務ですので、業務に従事しながらアイデアを出して実行いただくことを期待しています。 また、管理職として管理部門(総務・経理)の業務についても所掌いただく想定であり、国際・委託業務との業務の割合は時期によって異なります。弊センターは10名程度の小さな組織ですので、管理職は様々な業務をこなすことになります。国際・委託班、総務・経理班ともに担当のスタッフがいますので、一緒に考え、各スタッフの業務をマネジメントしながら、これまでの経験を活かして改善提案を考え、自らも手を動かしながら、より効率的に進められるよう取り組んでいただくことを期待しています。 なお、当初はマネージャー(課長)職として入職いただきますが、適性を勘案しつつ、事務局次長への登用を想定しています。公益社団法人ですが、20~30代が中心の若い職場で、業績は右肩上がりです。10年後の組織がどうあるべきかを考え、取り組んでいただける方が活躍できる職場です。
業務内容

当初はマネージャー職(管理職)として、弊センターの業務一般(国際*1及び委託業務*2、総務・経理業務)を所掌いただきます。その後適性を勘案し事務局次長への登用を想定しています。

*1:国際業務は各国の著作権等管理団体との相互管理契約締結と運用及び海外の業界団体との交流業務等を含みます。

*2:委託業務は新聞社や出版社等からの委託著作物の管理と著作物複製利用許諾契約に基づき徴収した使用料の分配に関する業務を含みます。

職種
事務・管理・経理
勤務形態
正職員

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
語学力
英語
上記職務内容のとおり、海外との交渉はメールやWeb会議、海外出張などを通じて行いますので、一定の英語力が求められます。海外での英語での業務経験がある方を歓迎します。また、英語力ブラシュアップのための自己啓発については、必要性を勘案のうえ補助を出すことも可能です。
学位
学士あるいは同等程度
技術資格
特になし(著作権に関する知見があればなお可ですが、入職後に理解を深めていただければ十分対応可能です。)
類似業務経験年数
経験年数に制限は設けませんが、海外や日本で英語を使った業務経験があることが望ましいです。
歓迎条件
国際協力未経験の社会人歓迎
その他必要な業務経験・能力

職務内容に記載したとおり、海外業務においては、JICA等で相手国と協議し、議事録を取りまとめた経験は役立ちます。また、マネージャー候補の採用の為、管理職またはグループの取りまとめ役として活躍された経験を歓迎します。

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
50万以上
昇格あり、賞与あり
試用期間の待遇
試用期間は勤務状況により短縮される場合があります。給与については、前職での経験等を考慮のうえ、弊センター給与規程に基づき決定したものを使用期間中から支給します。
待遇

・昇給年1回、賞与年2回
・通勤交通費
・役職手当、扶養手当、住宅手当等
・退職金制度

・定年は65歳(役職定年はありません)

・再雇用制度あり(原則として定年退職後3年間)
※担当業務により繁忙期は異なりますが、ワーク・ライフバランスの取りやすい環境となるよう配慮しています。

【給与について】
給与レンジについては、前職での経験等を考慮のうえ、弊センター給与規程に基づき決定したものを支給します。給与レベルは公務員準拠となっており、上記月給レベルに加えて賞与が年間4.6カ月(2024年度実績)支給されますので、50歳のモデル給与は800万円程度となります。
【転勤の有無と通常の業務環境について】
勤務地は虎ノ門のみで転勤はありません。深夜にかかる残業や休日出勤はありませんので、リモート勤務、時差出勤、時間休を含む有給休暇(夏休みは特別休暇として5日間あります)を組み合わせれば子育て中の方でも十分対応できます。職場全体もできるだけ残業をせずに帰るという空気感ですので、繁忙期は協力し合って片付け、それ以外の時期は定時過ぎには職場を出られます。
また、国際業務に関し、海外に出張してもらうことがあります。その場合、1回あたりの出張期間は数日から一週間程度です。
 

福利厚生
交通費支給、時間外手当支給、完全週休2日制、各種社会保険完備、社宅・家賃補助制度、資格取得支援制度
・「社宅・家賃補助制度」については、賃貸住宅居住者向けの家賃補助制度があります。 ・「資格取得制度」については、知的財産管理機能検定、日商簿記検定等業務に関する資格の取得者には手当が支給されます。
加入保険
あり
・各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険)

応募について

応募方法

履歴書(写真添付)・職務経歴書のPDFまたはWORDファイルを次のEmailアドレスまでお送りください→ hayashi@jrrc.or.jp
書類選考の上、該当者には面談日をご連絡します。また、応募いただいた方から順次書類選考、面接を実施していきますので、募集期間は途中で終了する場合があります。

募集人数
1名
募集期間
2025/09/26 09:00 2025/11/30 23:59
応募時の注意事項

応募時に提出いただきました書類は、採用審査にのみ使用します。正当な理由なく第三者に開示、譲渡、貸与することは一切ありません。なお、原則として返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。

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勤務形態

働き方

お問い合わせ先

担当部課
事務局
担当者氏名
林宏之
電話番号
03-6809-1281
メールアドレス
hayashi@jrrc.or.jp
ホームページ
https://jrrc.or.jp/
担当者から一言

著作権は奥の深い法律ですが、業務で必要とされる知見を身に付けるのはそれほど難しいことではありませんので安心してください。経験豊富な職員やアドバイザーがいますし、過去の対応した事例はログを積み重ねていますので、わからないことは周りに確認しながら業務を進められます。それでも毎日のように新しい事象は発生しますが、管理職として権利者と利用者の双方の利益を考えながら結論を出していく仕事にはやりがいがあります。変化の激しい業界ですので、前例にとらわれず新しいことを企画・実行していける職場です。また、上述のとおり子育て中のお父さん、お母さんにとっても働きやすい職場ですので、少しキャリアチェンジしてみたい方の応募をお待ちしております。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
JRRCは文化庁長官の指定を受け著作物の複製等に関する権利を集中管理している公益社団法人です。 また、著作権に関する知識の普及(著作権講座・セミナー開催)も行っています。
活動対象分野
一般事務・経理、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
活動実績(海外)
海外事業については、海外の著作権集中管理団体との相互管理契約の締結と事業の開始に向けて取り組んでいます。2025年度以降は英国、米国をはじめとする主要先進国の著作権集中管理団体との契約締結に向けて取り組み、海外の新聞等の著作物が日本でも簡便な手続きで複製利用できるよう取り組んでいます。将来的には東南アジア諸国の著作権集中管理団体との相互管理契約も想定しています。
活動実績(国内)
JRRCは、著作権のうち主に複製権及び公衆送信権を集中管理する公益社団法人です。  2024年度の実績では、著作権のうち主に複製権及び公衆送信権に関する利用許諾契約に基づく使用料収入として約7.69億円を徴収し、報酬(団体運営経費)を除いた約5.86億円を権利者に分配しました。  また、著作権思想の普及のための無料のオンライン著作権講座やセミナーを開催し、組織内における著作権侵害を防止するための啓発活動を実施しました。  2025年度も同様の活動を展開していますが、使用料規程の改定にともない使用料収入は2024年度から大きく増加する見込みです。啓発活動も国内の新聞社や大学等のご協力も得ながら着実に実施し、無料オンラインセミナーとしては高い参加率で好評をいただいております。
所在地
105-0002
東京都 港区 愛宕1-3-4愛宕東洋ビル7F
設立年月
1991 / 9