募集要項
- 職務分野
- 教育、社会保障、援助アプローチ/戦略/手法、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
- 職種
- 経営・企画・広報系
- 業務内容
募集の背景
震災を経験した奥能登で、地方の高校の新しいあり方をつくる挑戦を
能登半島地震、そしてそれに続く豪雨災害により、奥能登地域(珠洲市、輪島市、鳳珠郡能登町・穴水町)では人口流出や少子化が急激に進み、地域コミュニティにとって重要な役目を果たす高校は、そのあり方を見つめなおすターニングポイントに立っています。そんな中で、各校の特色を生かし、まちの将来を担う子どもたちの可能性を広げられる高校魅力化が強く求められています。
こうした奥能登の状況は、実は全国の高校教育が直面している課題とも重なっています。少子化や社会の不確実性が高まる中で、日本の高校教育そのものが今まさに転換期にあり、文部科学省も2040年を見据えた「高校教育改革に関するグランドデザイン(N-E.X.T. ハイスクール構想)」を提示しました。
この動きに先駆け、奥能登の5つの県立高校(※)は震災の教訓から学び、正解のない未来を創造する教育を目指して、奥能登5校を一体的に魅力化する取り組みに挑戦しています。各校の特色や強みを活かしあいながら、復旧・復興に取り組む地域をフィールドとした「探究的な学び」、学校や地域を越えて多様な他者と織りなす「越境的な学び」を届けるために地域・地元企業・大学有識者等で知恵を出し合い、対話が重ねられています。
※飯田高等学校、能登高等学校、輪島高等学校、門前高等学校及び穴水高等学校
地域と高校をつなぎ、高校の変革を支える仕事
5つの学校が連携しながら新たな魅力を生み出していくためには、学校と地域、各学校を行き来しながら対話を重ね、構想を実践へとつなげていく存在が不可欠です。コーディネーターはそうした学びの可能性を広げる基盤をつくる役割として、この取り組みの重要な役割を担います。
NPOカタリバは2025年度から奥能登5校に「復興探究コーディネーター」を2名採用・配置しています。このたび本取り組みをさらに推進するため、新たなプロジェクトメンバーを迎えることとなりました。
現場の先生方や地域・行政の関係者それぞれの想いを丁寧に引き出し、ときに全体を見渡して新たな視点を提供し、ときには現場の一員として実践をともに重ねていく。そんなコーディネーターとして、あなたの力を貸していただけませんか?
仕事内容

コーディネーターとして、奥能登5校(飯田、能登、輪島、門前、穴水)のいずれか2〜3校を担当し、学校・地域・行政など多様な関係者と信頼関係を築きながら、「総合的な探究の時間」を中心に、奥能登ならではの魅力ある学校づくりを推進していくポジションです。
発足から約1年の新規プロジェクトであるため、新たな取り組みも多いですが、カタリバで培ってきたノウハウを活かし、メンバー同士で相談・情報共有しあいながら業務を進められる体制を大切にしています。
具体的には、各担当校で以下のような業務を中心に担います。
〇探究カリキュラムの設計・伴走支援
各校の探究担当教員と密に連携し、1年間を通じたカリキュラムの全体設計・見直しを行います。各校の探究授業(週2コマ)や担当教員などとの会議に参加し、「生徒の関心をどう引き出すか」「テーマ設定をどうするか」など現場の探究活動に関する課題を拾いあげ、先生方に必要なサポートを提案します。
(例:奥能登5校の教員が探究学習について学び合う研修プログラムの企画、探究学習に関する課題・改善策をまとめた提案資料作成、など)〇地域内外と学校のつながりづくり
学校の中だけでは完結しない「社会とつながる学び」をつくるため、地域内外のハブとなって動きます。生徒の関心や探究テーマに合わせて、地域の大人や、企業・研究機関の専門家等とマッチングします。また、地域の行政機関や団体等とコミュニケーションをとり、地域のニーズと高校生の活動(課題解決型学習など)を接続する機会を創出します。〇生徒への個別伴走支援
生徒の課題意識やニーズに応じて、探究の学びがより深まるよう伴走支援を行います。必要に応じて、カタリバの全国ネットワークも活用し、探究支援の経験が豊富な大学生や社会人メンターと生徒を繋ぐこともあります。〇奥能登5校の探究プラットフォーム構築
奥能登の高校生が多様な他者と出会い、探究を深めていけるよう、合同学習プログラムや専門家・地域人材の可視化と共有の仕組みなどを企画します。奥能登5校の合同学習プログラムでは、学校の垣根を越えて生徒同士が関わり合い、類似した探究テーマでの意見交換等により学びを深めます。各校の持つつながりや地域資源を可視化・集約し、奥能登5校全体で活用できる形にしていくことで、地域を越えた接続機会を生み出していきます。〇高校の魅力化・特色化に向けた議論サポート・企画推進
学校・地域の日常に関わりながら、高校生や先生方・地域の方々がもつ学びに対する想いをすくい上げ、共通のビジョンをつくることを支援します。またその実現に向けて、必要な教育活動の企画や、外部との連携を含めたリソースの獲得を推進します。仕事のやりがい
子どもの「目の色が変わる瞬間」に伴走できる仕事
この仕事の大きな魅力は、生徒が自分の可能性に気づき、変わり始める瞬間に継続的に関われる点にあります。
これまで自信を持てずにいた生徒が、地域で活躍する大人との出会いや、他校の生徒との交流を通じた小さな越境をきっかけに、自分の言葉で語り始め、自らプロジェクトを動かし始める。そうした変化の起点に立ち会えることは、日々の実践を支える確かなやりがいになります。
学校から「地域の未来」を創り出していく、確かな手触り感復興探究コーディネーターは単発的に関わる外部支援者ではなく、高校の現場に日常的に入り、高校生や先生方と多くの時間をともにしながら取り組みを進めていきます。職員室で対話を重ねながら、関係者とともに汗をかき、新しい教育づくりに挑戦できます。
また、地域の祭りや行事に足を運び、住民の方々と関係を築きながら「この地域でどんな子どもを育てていきたいか」をともに考えます。そうした泥臭くも温かい日々の積み重ねの中で「地域の未来を、自分たちの手で確かに創り上げていく」という実感を、日々の中で手触りとして感じられます。
奥能登から高校教育の未来をつくる
奥能登は全国的にも類を見ないスピードで人口減少が進んでおり、奥能登5校が強みを活かしあうこの取り組みは、同様の課題を抱える地域にとって新たなモデルとなる可能性を持っています。
学校の先生方、地域の住民の方々、行政、企業や大学など、立場や文化の異なる人々の間に立ち、「子どもたちにとって何が最も望ましいか」という共通言語を軸に、新しい学びの形をつくる。
地域の未来を担う高校教育の新しいあり方を立ち上げの段階から構想し、実践していくプロセスに主体的に携われることに、この仕事ならではの面白さややりがいがあります。
- 勤務形態
- 契約
- 業務期間
- 2026/10/20 ~
- 試用期間
- 3ヶ月
- 就業時間
- 08:30 ~ 17:30 (休憩時間: 13:00 ~ 14:00 )
- 時間外労働
- あり
- 月の平均残業時間は、10~20時間程度です。
- 休日
- 土、日、夏季休暇、年末年始
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 必要な業務経験・能力
〈必須要件〉
*社会人経験3年以上(目安)
*普通自動車免許(入職までに取得でも可)
*多様なステークホルダーとの折衝・調整を行ってきた経験
*以下いずれかに当てはまる方(ボランティアなど業務外でも可)
・学校での勤務経験、もしくは学校との協働経験をお持ちの方
・奥能登地域に関わりがあり、地域の方とのネットワークをお持ちの方〈歓迎要件〉
*高校の魅力化コーディネーターとして勤務した経験
*中学、高校の教職員として勤務した経験
*高校における総合的な探究の時間を授業設計した経験
*中高生向けの学習プログラムを企画した経験- 語学力
- 不問
- 学位
- 不問
- 歓迎条件
- 国際協力未経験の社会人歓迎
給与・待遇
- 給与レンジ(月額:円)
- 30~40万未満
- 昇格あり、賞与あり
- 待遇
想定年収 420万円~558万円
※ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定月給 30万円~
(45時間分の時間外手当として76,890円~を含む/超過分は別途追加支給)- 試用期間の待遇
- 変更無し
- 福利厚生
- 交通費支給、時間外手当支給、完全週休2日制、各種社会保険完備
- 加入保険
- あり
- ・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
応募について
- 募集期間
- 2026/10/19 11:39 ~ 2027/01/19 11:39
- 募集人数
- 1
- 応募方法
下記、URLに必要情報を入力の上、ご応募ください。
https://hrmos.co/pages/katariba/jobs/000118/apply
奥能登5校の“学びの変革”を支える「復興探究コーディネーター」
認定NPO法人カタリバ
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