社会的養護下にある外国籍の子どもたちへの支援を考える(ISSJ支援者向けセミナー・テーマ1)

社会福祉法人日本国際社会事業団

  • 研修
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
研修
開催日時
2025/01/16 18:00 2025/02/20 19:30
オンライン講義を2回開催します(1/16、2/20)
開催地
オンライン
開催形式
オンライン
内容

テーマ1「社会的養護下にある外国籍の子どもたちへの支援を考える」

 

2024年度は「社会的養護下にある外国籍の子どもたちへの支援を考える」と「移住者の多様性に配慮した支援の選択肢を考える」の2つのテーマで、全4回の講義・演習を開催します。テーマ2の詳細ははこちらをご覧ください。


 

▼ 本セミナーの概要

2020年度に実施された厚生労働省の調査によると、約4割の児童福祉施設に外国籍児童が入所していることが明らかになりました。コロナ禍を経てなお全国的に増加の一途をたどる在留外国人数と同様、児童福祉施設に措置される外国人児童の数も増加していることは想像に難くありません。近年、ISSJにも児童相談所や児童福祉施設の方から多くの問い合わせが寄せられています。外国籍児童の存在は特別なものではなくなりつつある一方で、外国籍ゆえに生じる課題の理解と適切な介入について、多くの現場で苦慮している様子が見られます。
本セミナーでは、社会的養護下にある外国籍の子どもたちへの支援に際して必須となる視点を学び、より良い支援のあり方について考えます。

 

▼ 内容

2つの講義を開催します。講義ごとのお申込みも可能です。
ライブ配信(ZOOMを使用)への参加と録画視聴1週間をご覧いただくことができます。

  • 講義1「外国籍児童の国籍と在留資格」(1/16)

    社会的養護下にある外国籍の子どもをサポートする上で、支援者はどのような視点を持ち、子どもたちが社会に出る前に何を伝え、支援していく必要があるのでしょうか。本講義では、在留資格の解説や成人前の国籍取得の重要性について、実践的にお話しいただきます。

    開催日:2025/1/16(木)18:00-19:30
    講師:小豆澤 史絵(弁護士)
    2001年弁護士登録(神奈川県弁護士会所属)。ISSJ理事。ロンドン大学クイーンメアリーカレッジ LLM(国際人権法)修了。弁護士として多数の外国籍の案件に関わる。著書「外国につながる子どもと無国籍」。

 

  • 講義2 外国籍児童のルーツ・アイデンティティを考える~ライフストーリーワークの視点から(2/20)

    日本で生まれた外国籍の子どもたちは、自身のルーツとなる国を知ることなく日本で成長していく場合があります。社会的養護下にある児童の場合、その傾向はより顕著なものとならざるを得ません。児童養護施設で暮らすきょうだいが、施設職員と共に初めて「里帰り」を果たした事例についてお話しいただきます。

    開催日:2025/2/20(木)18:00-19:30
    講師:児童養護施設 合掌苑
    - 成澤 武史(施設長)
    岐阜県の南部、岐南町で生まれ育つ。吉備国際大学保健福祉学科卒。平成13年児童養護施設合掌苑に児童指導員として就職。同施設、児童指導員から事務・書記、主任を歴任。平成27年より施設長。理事兼任、現在に至る。
    - 長棟 李奈
    岐阜県の中央、郡上八幡で生まれ育つ。名古屋芸術大学短期大学部保育科卒。同朋大学社会福祉学部社会福祉専攻卒。NPO法人こどもたちのアジア連合に就職。国際交流キャンプの事務局として運営に携わる。タイにある日本人幼稚園へ保育士として就職。平成26年児童養護施設合掌苑へ就職。岐阜大学 大学院在学 研究テーマ「外国籍をもつ子どもたちへの支援について」。


 

職務分野
社会保障、援助アプローチ/戦略/手法、日本国内の社会課題への対応・多文化共生、多岐にわたる分野
会場への交通アクセス
オンライン(Zoomを使用したライブ配信と1週間の録画視聴)

参加資格

参加資格

無し

参加費用
講義ごと 2000円/1講義  テーマ1通し券 3500円/2講義

募集内容

職種
その他
募集対象者
・社会的養護に関わる人 ・ケアリーバー支援に携わっている人 ・外国籍の子どもの支援に関わっている/関心がある全ての人
学生歓迎
大学生・大学院生歓迎
募集人数
オンライン開催のため定員無し
募集期間
2024/12/16 15:17 2025/02/20 12:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

お申込みはチケット購入サイト Peatixからお願いします。
Peatixのメッセージで講義・演習の参加方法についてご連絡いたします。
団体などのお申込みで、Peatix以外のお申込み方法をご希望の方は issj@issj.orgまでメールでご連絡ください。

Peatixお申込みページ

https://issj-seminar-2024.peatix.com

開催団体のお知らせページ
https://www.issj.org/seminar/2024-1/

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お問い合わせ先

担当部課
社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ) セミナー事務局
担当者氏名
近藤、櫻井
電話番号
03-5840-5711
メールアドレス
issj@issj.org
ホームページ
http://www.issj.org
団体情報詳細
設立目的・事業内容
【設立目的】日本国際社会事業団(以下ISSJ)は、1952年第2次世界大戦後の戦争孤児や混血児を救済するために発足した日米孤児救済合同委員会を前身に、1959年厚生労働省から第2種の社会福祉法人として認可さました。同時にジュネーブに本部を置く世界的な社会福祉機関で国連の諮問機関でもあるInternational Social Service(ISS)のネットワークの一員としての役割も果たし今日に至っています。主な活動は養子縁組と、国境をこえる子どもとその家族の支援です。ソーシャルワーカーが法の狭間で苦しむ子ども、家族の相談、援助を行っています。
活動対象分野
社会保障
活動実績(海外)
カンボジアにおいてはストリートチルドレンとその母親の自立支援援助として識字・栄養・衛生教育を実施(終了)
活動実績(国内)
主な活動は、子どもに安定した家庭を与える養子縁組の援助、無国籍の子どもに国籍を取得をするための援助、国際結婚にまつわる様々な問題への援助、さらに在日難民及び難民申請者へのカウンセリングなどの相談援助を行っています。ISS(国連の諮問機関)のネットワークの一員であるので、ジュネーブの本部と約140カ国にある支部および通信員と密接な情報交換を持ちながらサービスを行っています。英語、日本語、タガログ語、タイ語による相談も出来ます。
所在地
113-0034
東京都 文京区湯島 1-10-2 御茶ノ水K&Kビル 3F
設立年月
1952 / 12