プログラム/内容
- ジャンル
- セミナーシンポジウム
- 開催日時
- 2025/02/07 13:30 ~ 2025/02/07 16:00
- 開催地
- オンライン 調布市
- 開催形式
- オンライン
- 内容
JIFPROでは、林野庁補助事業「途上国森林づくり活動貢献可視化事業」において、森づくりの成果が炭素・生物多様性・地域住民の便益などの観点からどのくらい貢献できているのかを可視化するための手法・事例を開発中です。
本セミナーでは、ケニアとマレーシアでの本事業の 2024年度の取り組みを紹介するほか、フィールドワークとビッグデータやAIを活用したデータサイエンスを統合して、陸・海の生物多様性を地球規模で地図化し、自然環境の価値を可視化する取組みを行っている株式会社シンク・ネイチャーの久保田CEO(琉球大学教授)をお招きし、先進事例をご紹介します。【プログラム】
◆ゲスト講演◆
AIとビッグデータを用いた生物多様性への企業活動の影響評価(仮題):久保田 康裕(シンク・ネイチャー)
フィールドワークと生物多様性ビッグデータやAIの活用に基づいて、企業の事業活動やネイチャーポジティブに資する活動が自然資源や生物多様性に与える影響を定量的に評価する取組みを行っているシンク・ネイチャーの活動事例などをご紹介し、ビジネスが生物多様性や生態系サービスとどのように向き合っていくのかを考えていきます。
◆実証試験報告◆
①マレーシア・サバ州でのアカシアハイブリッド産業植林事業地の⽣物多様性評価:佐藤 裕(越井木材工業)
…周囲をパームオイル農園や荒廃地に囲まれた事業地で合板製造のための産業植林を実施。事業地は一様に植林するのではなく、天然性林や畦畔の植生などを保全するようにゾーニングして施業しています。その産業植林地の中で生物多様性評価の実証試験を行いました。
②ケニア半乾燥地での小規模農家向け植林の貢献度可視化―スマホを使った住民参加型モニタリングの試み―:柴崎 一樹(JIFPRO)…途上国における植林では、用地確保の容易さなどのメリットのある、小規模農家の所有する土地に植林し対象農家を増やすことで全体の植林規模を拡大していくという取り組みにも注目が集まっています。スマートホンを用いてそれぞれの農家に植林木の生育状況についてモニタリングしてもらう手法を開発しています。
◆総合討論◆各発表者/進行:田中 浩(JIFPRO)
【セミナー詳細 】
- 職務分野
- 気候変動対策、環境管理、自然環境保全
参加資格
- 参加費用
- 無料
募集内容
- 募集人数
- 特に無し
- 募集期間
- 2025/01/14 14:02 ~ 2025/02/08 14:02
途上国森づくりワークス:植えるを視える化―2024年度の試み
国際緑化推進センター
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開催地
ジャンル
職種
お問い合わせ先
- 担当者氏名
- 倉本潤季
- 電話番号
- 0356893450
- メールアドレス
- junki@jifpro.or.jp
- ホームページ
- http://www.jifpro.or.jp
- 担当者から一言
森林づくりのためには木を植えるだけではなく、植えた木がしっかりと定着・成長していくことが重要です。また、そうした活動によって生物多様性保全・回復や地域住民との協力が必要不可欠です。
森林づくりや植林活動に関心のある企業・団体の方だけでなく、実際に途上国で植林活動を実施しているNGOなどの団体の方にとっても、自分たちの活動の成果を可視化したりより価値を高めていくためにどうするべきかのヒントがつまったセミナーです。