<ミャンマーを知るための4章> 第2章 2021年クーデターの歴史的背景と現在の状況、人々が目指す未来 ―「法の支配」と「連邦民主制」確立へ向けた「革命的状況」はなぜ生じたのか?―
プログラム/内容
- ジャンル
- イベント
- 開催日時
- 2025/03/26 19:00 ~ 2025/03/26 20:30
- 開催地
- オンライン
- 開催形式
- オンライン
- 内容
4年前に起きた軍事クーデター。市民は路上に出てデモを行い、60年続いた軍政にNOを突きつけました。実弾を用いて市民を抑え込もうとする国軍に対し、一部の市民は武器をもって闘うことを選びました。時に少数民族武装勢力と連携しながら、今も国軍と反政府勢力の間で武装闘争が続いています。
2023年10月27日には、少数民族武装勢力によるOperation1027という軍事作戦が始まり、それ以降、反政府勢力が次々と国軍基地を奪還するようになりました。しかし、反政府勢力間の連携が上手くいっているとはいえず、国軍が倒れるほどまで押されているというわけではなく、今も戦闘は続いています。
「ミャンマーを知るための4章」第2回目の今回は、クーデターの背景と現在の状況を振り返るとともに、トランプ政権の影響や、タイ国境のオンライン詐欺の背景など、最近の話題にも触れながら、人びとが目指す未来について考えます。
オンラインでの開催ですので、どうぞお気軽にご参加ください。第1回の内容とは異なりますので、今回からの参加も大歓迎です。
ミャンマーを知るための4章
- 第1章(2025年2月26日)
過去の総選挙に見るミャンマーの「民意」―英領植民地期から2020年総選挙までの17回を振り返る― - 第2章(2025年3月26日)
2021年クーデターの歴史的背景といま起きていること、そして目指す未来 ―「法の支配」と「連邦民主制」確立へ向けた「革命的状況」はなぜ起きたか? - 第3章(2025年4月23日)
ミャンマーと日本との関係を振り返る ―日本占領期(1942-45)、ビルマ米輸入問題、戦後賠償、そしてODA - 第4章(2025年5月21日)
ビルマ・ナショナリズムの歴史と現在を考える ―英領期の影響を受けたビルマ民族中心主義をどのように克服できるのか?
講師プロフィール
根本敬さん(上智大学名誉教授)
専門はビルマ近現代史。2021年クーデター直後に「緊急支援:クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を」というクラウドファンディングを研究者やNGO関係者と共に立ち上げ、多くの支援を届けた。主著に『物語ビルマの歴史-王朝時代から現代まで』(中公新書、2014年)、『アウンサンスーチーのビルマ:民主化と国民和解への道』(岩波書店、2015年)、『つながるビルマ、つなげるビルマ-光と影と幻と』(彩流社、2023年)、(共編著)『アジアの独裁と「建国の父」-英雄像の形成とゆらぎ』(彩流社、2024年)ほか。
- 第1章(2025年2月26日)
- 職務分野
参加資格
- 参加費用
- 無料(ミャンマーへの寄付つきチケットあり)
募集内容
- 募集人数
- 200名
- 募集期間
- 2025/03/07 09:00 ~ 2025/03/26 20:30
申し込み方法
- 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
- 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 参加申し込み方法
<ミャンマーを知るための4章> 第2章 2021年クーデターの歴史的背景と現在の状況、人々が目指す未来 ―「法の支配」と「連邦民主制」確立へ向けた「革命的状況」はなぜ生じたのか?―
特定非営利活動法人 パルシック
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