応募締切 05/08

【2025年度能力強化研修】円借款の建設工事の安全管理-JICA 安全標準仕様書(JSSS)の習得を通じて- 基礎編(オンデマンド形式)/ 応用編(対面形式)

独立行政法人国際協力機構(JICA)人事部 開発協力人材室(能力強化研修)

  • 研修

プログラム/内容

ジャンル
研修
開催日時
2025/06/30 09:30 2025/09/19 17:30
●基礎編(オンデマンド形式):2025年6月30日(月)~7月13日(日)の間に各自受講完了   ●応用編(対面形式):2025年9月18日(木)~19日(金) の両日
開催地
東京都 新宿区市ヶ谷市谷本村町10-5JICA市ヶ谷ビル内
開催形式
オンライン・オフライン併用
内容

 ODA事業においては年間数十件の工事事故が発生していますが、その多くが円借款事業で発生しており、減少傾向にありません。工事安全の一義的な責任はコントラクターが負うべきものである一方で、労働安全法制が十分に整備されていないような開発途上国においては、工事契約の労働安全衛生に係る必要最低限の遵守事項を入札・契約における仕様書(specification)の一部として個別に補う必要があります。

 JICAは、円借款事業に用いられる工事契約一般で適用可能な「JICA安全標準仕様書(JSSS)」を作成し、2021年3月に外部公開を行ったうえで、2021年度以降の新規円借款事業の審査案件から順次適用を進めています。JICAは本仕様書の導入を通じて、安全第一・人命優先というJICAの工事安全方針に対する関係者の理解を深め、災害ゼロに向けた取り組みを強化していく方針です。

JSSSの適用にあたり、コンサルティング企業には①協力準備調査を受注した場合のJSSSの遵守を前提とした安全対策の検討、②円借款案件の設計・入札補助・施工監理を受注した場合の発注者支援(入札図書の作成段階における本仕様書の組み込み、JSSS基準を遵守しているかのモニタリング)といった新たなスキルが必要になり、またコントラクター企業には仕様書の一部を構成する JSSS を遵守する契約履行上の義務を負うことから、JSSS の十分な理解が必須となります。

 本コースの実施を通じて、円借款事業に従事するコンサルタントおよびコントラクターのJSSSに対する理解を促進し、工事安全に対する意識と能力の向上を図ることで、今後の新規案件への本仕様書の導入を円滑に進め、将来的にはODA事業での工事事故抑制に繋がることを企図しています。

 円借款事業における工事安全の推進のため、多くの皆様のご応募をお待ちしております。

職務分野
都市開発・地域開発、安全管理、多岐にわたる分野
会場名
≪対面研修会場≫(JICA市ヶ谷ビル内)
会場への交通アクセス
JR総武線市ヶ谷駅から徒歩約15分、距離約900メートル 都営新宿線市ヶ谷駅(A1出口)から徒歩約15分、距離約900メートル 東京メトロ有楽町線/南北線(エレベーター口)から徒歩約10分、距離約620メートル
応募要項詳細資料
2025_02_youkou.pdf

参加資格

参加資格

※詳細はJICAホームページに掲載されている募集要項をご確認ください。

 

基礎編及び応用編それぞれ下記の全ての要件を満たす方とします。応募の際には、①「基礎編のみ」②「基礎編+応用編」③「応用編のみ」の3種類のいずれかを選択いただきます。

 

(1)    基礎編(オンデマンド形式)
①    円借款事業への従事: 本邦コンサルタントおよびコントラクターのうち、JSSSが適用される円借款事業(インフラ案件)の詳細設計、施工監理/管理等または同事業の協力準備調査に従事する蓋然性が高い方。
②    専門能力・経験: 不問。ただし、JICAの円借款事業への参画が決まっている方、あるいは今後の参画が期待される方を優先する。
③    語学力: 原則として、以下の基準以上の語学力を有すること。ただし、語学証明書がない場合、海外での施工監理/管理等の経験をもって代替することができる。
英検準1級、TOEIC 730点、TOEFL CBT 213点/iBT 79点、国連英検B級以上
④    研修参加: 研修期間中(2025年6月30日(月)~7月13日(日)にオンデマンド形式の動画視聴(最大4時間程度)並びに理解度テスト受検が可能であること。

 

(2)    応用編(対面形式)
①    円借款事業への従事: 上記(1)①と同様。
②    専門能力・経験: 上記(1)②と同様。
③    語学力: 上記(1)③と同様。
④    基礎編の合格: 受講日までに2025年度能力強化研修の基礎編を修了し理解度テストに合格していること(応募時点で修了している必要はありません)。ただし、2024年度に受領された「基礎編受講証明書」を提出される方は、上記基礎編の受講を免除する。
⑤    研修参加: 応用編全日程(2025年9月18日(木)~19日(金))に参加可能であること。
 

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集対象者
JICAプロジェクトなどの国際協力事業において「円借款の建設工事の安全管理」を担っている、またはこれから担うことを予定している方。(詳細は募集資格をご確認下さい)
募集人数
●基礎編(オンデマンド形式):50~100名程度  ●応用編(対面形式):25名程度
募集期間
2025/04/04 12:30 2025/05/08 23:59

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

※詳細はJICAホームページに掲載されている募集要項をご確認ください。

 

以下の(2)に記載されている提出書類を揃え、締切日までにJICAが運営している国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」(以下、「PARTNER」という。)から応募してください。応募書類の受付後、応募時に「PARTNER」で指定した本人連絡用Eメールアドレスに対し、受領通知メールと共に応募案件番号(受付番号)を通知します。応募後、通知が届かない場合は、「人材登録に関するお問い合わせ先」までご連絡ください。

 

(1)「PARTNER」への登録

応募はすべて「PARTNER」経由で行います。応募にあたっては「PARTNER」に人材登録がなされていることが必須ですので、登録されていない方はまず「PARTNER」での人材登録を行ってください。

「PARTNER」(人材登録)のURL https://partner.jica.go.jp/Account/HRAboutRegist

 

【PARTNER登録の注意事項】

応募時にはPARTNERマイページの「登録内容の確認/更新」にて、所属先などの情報を最新に更新してください。

また、更新の際には、「プロフィール公開」欄は「希望する」を選択し、「プロフィール公開対象」には必ず「JICA」を選択してください。

 

(2)応募書類

すべて所定の様式をご使用ください。所定の様式は、JICAホームページ(http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html)からダウンロードしてください。①の履歴書についてのみ、PARTNERから書式をダウンロードして作成してください。

 

①履歴書(PDF):

応募に必要な「研修用履歴書」を「PARTNER」上で作成して提出してください(履歴書への写真添付は不要です)。一般履歴書など他の様式の履歴書は受け付けません。履歴書は、「PARTNER」ログイン後、マイページのメニューから作成できます。ファイル名は「氏名_1履歴書」として、PDF化して提出してください。

 

②自己申告書(Excel):

必ず所定の様式を使用して提出してください。なお、合理的な配慮が必要な方は自己申告書の該当項目(第 6 項目)に必ず記載をお願いいたします。ファイル名は「氏名_2自己申告書」として、Excelのまま提出してください。

 

③基礎編受講証明書、もしくは基礎編受講確認書(PDF): 

  • 「応用編のみ」を選択される方は、2024年度に受領された「基礎編受講証明書」を提出してください。ファイル名は「氏名_3基礎編受講証明書」として、PDFで提出してください。
  • 「基礎編のみ」もしくは「基礎編+応用編」を選択される方は必ずJICAホームページ掲載の所定の様式を使用して提出してください。ファイル名は「氏名_3基礎編受講確認書」として、PDF化して提出してください。

(3)応募

応募期間内に「PARTNER」の応募画面から応募してください(予め応募書類をご準備ください)。

①以下のURLから「PARTNER」にアクセスし、画面右上の“ログイン”をクリックして「PARTNER」にログインします。

②「研修セミナー情報」画面から該当のセミナー情報を検索し、「WEBから応募する」をクリックしてください。

③上記(2)の応募書類を添付して提出してください。

注意事項
  1. 情報保障等合理的配慮が必要な方につきましては、お気軽にご相談ください。
  2. 研修期間中の事故等については、JICAは一切責任を負いません。予めご了承ください。
  3. 研修実施に影響を及ぼすため、合格後の辞退は出来るだけご遠慮ください。例年、特に応用編につきましては辞退者が散見される状況です。応用編の受講を希望される方は、お申込み前に必ずご所属先にご確認いただき、研修参加のご了承を得ていただきますよう重ねてお願い申し上げます。
  4. 円滑な研修運営に支障を来す恐れがあり、受講者本人や他の受講者の不利益になるとJICAが判断した場合は、その後の研修参加をお断りする場合があります。
  5. 研修修了一定期間の後、研修後の国際協力事業へのかかわり等に関するフォローアップ調査をアンケート形式で実施しますので、回答にご協力願います。
  6. 受講のために必要な経費は自己負担となります(宿泊先紹介及び斡旋は行っておりません)。
  7. 基礎編はオンデマンドでの受講となります。受講場所のインターネット環境や国によっては、アクセスの制限・規制によって受講が難しい場合も有り得ます。その場合、VPNを経由いただくか、受講可能なインターネット環境が整っている場所でのご受講をお願いいたします。但し、必ず受講期間内でご受講を完了してください。上述インターネット環境や滞在場所による理由でご受講できない場合を含め、再受講は認められませんので予めご留意ください。※インターネット環境があり、海外サイトへの接続に規制がない国であればアクセス可能ですが、音声の再生にタイムラグが生じる等の事象が発生する可能性があります。また、受講期間の開始や終了は、日本標準時間でのご案内となります。
  8. 応用編(対面研修)では、電子データにて講義資料をご覧いただくため、ノートパソコンをご持参ください。 
  9. 応募書類に虚偽の記載が判明した場合、選考合格を取り消すとともに、修了証及び受講証明書の発行は致しません。
選考方法

応募書類を審査の上、2025年5月30日(金)を目途に、下記の「PARTNER」のマイページ上で合格者の応募案件番号(受付番号)を発表します。「PARTNER」にログインし、マイページの「PARTNERからのお知らせ」をご確認ください。書面による通知、JICAホームページ上では発表しません

ご自身の応募案件番号(受付番号)は受領通知メール、又はマイページ「メールボックス」の「受信BOX」で「【PARTNER】研修・セミナーへの応募送信完了のお知らせ」を参照ください。

なお、選考結果に関する個別のお問い合わせには一切お答え出来ませんので、あらかじめご了承願います。

(「PARTNER」:http://partner.jica.go.jp/

開催団体のお知らせページ
https://www.jica.go.jp/about/recruit/kyokakenshu/top.html

【2025年度能力強化研修】円借款の建設工事の安全管理-JICA 安全標準仕様書(JSSS)の習得を通じて- 基礎編(オンデマンド形式)/ 応用編(対面形式)

独立行政法人国際協力機構(JICA)人事部 開発協力人材室(能力強化研修)

このイベントに似たイベントを探す

開催地

ジャンル

職種

お問い合わせ先

担当部課
人事部 開発協力人材室
担当者氏名
望月 翔太
電話番号
03-3269-3471
メールアドレス
hrgtc@jica.go.jp
ホームページ
http://www.jica.go.jp/
担当者から一言

昨年度ご参加された多くの方から「満足」、「非常に満足」とご回答いただいた評価の高いコースとなっております。
JICAは、円借款事業に用いられる工事契約一般で適用可能な「JICA安全標準仕様書(JSSS)」を作成し、安全第一・人命優先というJICAの工事安全方針に対する関係者の理解を深め、災害ゼロに向けた取り組みを推進しています。
本コースは、今後の新規案件への円滑な導入および、将来的なODA事業での工事事故抑制をねらいとし、JSSSに対する理解と、工事安全に対する意識と能力の向上を図ります。
また、基礎編はオンデマンド形式、応用編は対面形式となります。

昨年度「基礎編のみ」をご参加されている方は、応用編の受講をお願いします。

奮ってのご応募をお待ちしております

団体情報詳細
設立目的・事業内容
独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的とする。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法、市民参加、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
活動実績(国内)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
所在地
102-8012
東京都 千代田区二番町 5-25 二番町センタービル
設立年月
2003 / 10