応募締切 05/19

【5/21開催】第154回CSR BOPウォッチ勉強会「農産物ビジネスと農村組織化による、ケニアの貧困解決への挑戦 – AIでは解決できない仕組み」

一般財団法人 国際開発機構 (FASID)

  • セミナーシンポジウム

プログラム/内容

ジャンル
セミナーシンポジウム
開催日時
2025/05/21 19:00 2025/05/21 21:00
開催地
東京都 東京都港区虎ノ門3丁目18-19UD神谷町ビル 10階
開催形式
オンライン・オフライン併用
内容

講演内容:
アルファジリはケニアの農村で、貧しい農家とともに農産物の栽培・加工・販売を行っている現 地法人です。農家が誇りを持ち、安定した収入を得られる仕組みづくりを目指しています。 本講演では、これまでの取り組みに加えて、新たに始めたアボカド栽培とその社会的インパクト についてご紹介します。ケニアは世界有数のアボカド生産国ですが、小規模農家にとっては収穫 や販売、品質管理など多くの課題があります。私たちは農家を組織化し、集荷・輸出まで一貫し たスキームを構築することで、農村と世界市場をつなげようとしています。 また、収入までに時間がかかるアボカド事業では、融資・割賦払いの仕組み等、ファイナンス支 援も重要です。こうした取り組みを通じて、「支援」ではなく「ビジネスを通じた共創」によっ て、農村の自立と経済循環を目指しています。 AIやICTだけでは解決できない、人と人の信頼関係や現場での工夫、リスク管理の仕組みづくり についてもお話しします。「農村をどうまとめるか」「人の弱さをどう扱うか」といった問いに ついて、皆さんと意見交換できれば嬉しいです。
 

講師:

薬師川智子(ケニア現地法人 アルファジリ・リミテッド代表. / 非営利社 団法人 キャノピオン・イニシアチブ代表理事

 

高校卒業後、国連職員を志して渡米。テキサス大学卒業後、農林中央金庫に入庫。2014年に青年 海外協力隊としてケニアに赴任。現地での暮らしの中で、農村の生き方や人の幸せのあり方に深 く共感する一方、貧困の現実に直面し、それが自分の人生のテーマであると確信。「目の前の課 題から全力で取り組む」決意のもと、協力隊終了直後にアルファジリを起業。失敗を重ねながら も、現在は農産物の買い取り・加工・販売を通じて、農村と都市をつなぐビジネスを展開。さら に農村から海外、ケニア国外も視野に入れた展開を目指している。ビジネスだけでは解決できな い非営利事業にも力を入れていこうと、2025年、非営利社団法人キャノピオン・イニシアチブを 発起。メディア取材歴20件、講演回数20件を超える。

 

 

職務分野
貧困削減、農業開発/農村開発、民間セクター開発、ジェンダーと開発
会場名
FASIDセミナールーム

参加資格

参加費用
なし

募集内容

募集人数
50人
募集期間
2025/04/22 12:00 2025/05/19 23:59

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

https://forms.gle/RKt6JhGWs8gkXVLe9

Google formでの申し込みをお願いいたします。

 

注意事項

・FASID オフィスにおける対面とオンラインのハイブリッド開催となります。(今回、講演者は会場参加される予定です)

・開催前日にFASIDからメールにてOnlineでの参加方法をご連絡致します。Zoom待合室は当日午後6時45分から開きます。

開催団体のお知らせページ
https://www.fasid.or.jp/

【5/21開催】第154回CSR BOPウォッチ勉強会「農産物ビジネスと農村組織化による、ケニアの貧困解決への挑戦 – AIでは解決できない仕組み」

一般財団法人 国際開発機構 (FASID)

このイベントに似たイベントを探す

開催地

職種

お問い合わせ先

担当者氏名
取出恭彦(東京国際大学 国際戦略研究所) 岡田仁孝(上智大学名誉教授)  永井教之、朝戸恵子(FASID 民間セクタープロモーションユニット)
電話番号
メールアドレス
psp@fasid.or.jp
ホームページ
https://www.fasid.or.jp
担当者から一言

AI、ドローン、、、テクノロジーを活用し、様々な取り組みの効率化が進んでいます。一方で、そうしたツールの進化だけでは解決できない問題も根強く残っています。人の弱さに向き合い、人同士の信頼関係を築きながら、どのように農村で求心力を育てていくか。正解はありません。アルファジリの事例をご紹介頂きながら、ご参加いただく皆さんと一緒に考える場としたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
本財団は、人材育成、調査研究、高等教育及び技術協力事業等を通じ、国際開発と日本及び国際社会の発展に寄与することを目的とする。  この目的を達成するため、(1)国際開発に関する人材育成事業、(2)国際開発及び援助政策に関する調査研究、(3)国際開発に関する高等教育への協力、(4)海外における技術協力等に関する事業、(5)国際開発に資する民間企業活動への協力、(6)国際開発に関する情報の発信・啓発及び広報、(7)上記の知見を活用した国内事業、等の事業を行う。
活動対象分野
貧困削減、保健医療、民間セクター開発、援助アプローチ/戦略/手法、評価
活動実績(海外)
援助政策に関する調査研究、評価調査、行政システム強化のための技術協力プロジェクトへの参画など
活動実績(国内)
実務者を対象とする開発援助研修(PCM手法研修、事業マネジメント/評価コース、開発と企業セミナー、国際開発入門コース、ほか)、主要援助国・機関の援助動向に関する調査研究、開発援助分野の重要トピックに関するセミナー開催など
所在地
105-0001
東京都 港区虎ノ門 3-18-19 UD神谷町ビル10階
設立年月
2012 / 10