【締切7/2】ワールドカフェでディスカッション！”パレスチナの100年後” を考える「パレスチナ講座」

イスラエル軍によるパレスチナ・ガザへの攻撃が止まりません・・。

パレスチナ問題といえば、1948年5月のイスラエル建国と同時に起きたナクバ（大惨事）に端を発し、77年間つづく紛争の歴史。「世界で最も解決が難しい紛争」の異名を持ちます。

ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」により2023年10月に起きたテロ攻撃への報復として、イスラエル軍がガザ地区への大規模な攻撃（ジェノサイド）へと拡大し、パレスチナ人の死者数は5万5000人超にのぼります。

一時は休戦合意の後の状況は再び悪化。食料配給を待つパレスチナ人をイスラエル軍が攻撃しこれまでに300人が死亡するなど、その非人道性に国際社会から非難の声があがっています。

そもそもパレスチナ問題の原因はどこにあるのか。民族問題、宗教問題といった言葉だけでは到底語れない複雑さがあります。

途上国に特化したメディアであるganasは、緊張の度合いが高まるパレスチナ危機について、キーパーソン2人から話を聞き、それをもとにワールドカフェ形式でディスカッションし、パレスチナの問題について可能な限り深く考えるプログラムを開講します。

題して、「ワールドカフェ＆ディスカッションで＜パレスチナの100年後＞を考える『パレスチナ講座』」。あえてセンシティブなテーマに切り込みます。

本プログラムが目指すところは、複雑に絡み合ったイスラエルとパレスチナそれぞれの事情をまずは知っていただくこと。次に、それについてワールドカフェ形式で少人数でのディスカッションを交えながら、様々な人の立場になって考え、自分なりの見方・意見をもっていただくこと。もちろん正解なんてありません。

そもそもイスラエル首相のネタニヤフ氏は悪魔なのでしょうか。2000年前にさかのぼるユダヤ人国家の滅亡と離散、ユダヤ人への迫害、ナチスドイツによるホロコースト（ユダヤ人虐殺）。自らの国を持たないユダヤ人としての悲劇の歴史があります。

国際社会にも責任があります。第二次世界大戦後の国連決議でイスラエル建国を決議し、イスラエルへの同情から非合法な入植地拡大を見逃してきました。国連決議で拒否権を使いつづける米国の背後には、国内のキリスト教福音派という一大政治勢力があります。

だからといってイスラエルによるパレスチナへの攻撃や非人道的な政策は、決して許されるべきものではありません。

本プログラムでは、パレスチナだけでなくイスラエル側の視点、さらにユダヤ系米国人、アラブ系イスラエル人の視点、それ以外について知ってもらい、その後、参加者でディスカッションするというやり方をとります。

＜扱うトピックは下の4つ＞

1）パレスチナの歴史とシオニズム、ガザの状況

2）西岸地区で暮らすパレスチナ人とユダヤ人

3）ユダヤ系米国人とアラブ系イスラエル人などの視点

4）「100年後、パレスチナはどうなっている？」

パレスチナ問題を完全に理解するのは不可能かもしれません。かと言って知ることを諦めてしまっては世界は絶対に良くなりませんよね。

ディスカッションを通して考えていただきたいのは、パレスチナ問題を起点に、国家とは、宗教、平和とは何か、平等、人権とは何かなどです。持続可能な開発目標（SDGs）が掲げる「平和と公正をすべての人に」はどう達成すべきなのか。

パレスチナ、ウクライナ、各地の紛争と戦争、コロナ禍により、SDGs達成から世界は大きく後退しました。SDGsを達成する2030年まであと5年。パレスチナ問題から新たな世界が見えてきます。

【タイムテーブル（予定）】

15：00　　開始（14:40開場）

＜第1部＞パレスチナのことを知る＆質疑応答
15：05～　ガザの状況と支援活動・現地の声（並木さん）
15：45～　西岸地区での様子・体験エピソード（佐藤さん）

（16：00～　休憩：お茶を飲みながら）

＜第2部＞立場を変えて考えてみる　

16：10～　ワールドカフェ形式でディスカッション
16：20～　各テーブルにあるテーマで意見交換
＊4テーブルを回る　15分＊4回

17：20～　全体ディスカッション「100年後のパレスチナの姿」を考える
17：40～　ganasからお知らせ、終了

＊プログラムが終わった後に、近くの店で打ち上げを開く予定です。他の参加者ともっとお話しませんか（実費はご負担）

パレスチナ問題に関心のある方はどなたでも。
自由な発想で意見交換しましょう！

下のPeatixリンクをクリックしてお申込みください。
https://peatix.com/sales/event/4466040/tickets

＊入金後の返金はできかねます。ご了承ください。

＊グループディスカッションがメインのプログラムであるため、録画はしません。ご了承ください

定員20人　＊先着順