プログラム/内容
- ジャンル
- セミナーシンポジウム
- 開催日時
- 2025/09/29 14:00 ~ 2025/09/29 15:30
- 開催地
- 東京都
- 開催形式
- オンライン
- 内容
近年、政策分野で重視されるEBPM(エビデンスに基づく政策形成)は、国際関係においても重要なテーマです。
しかし、国家間で共有されるべき「エビデンス」そのものが国家間の対立を引き起こしたら、どうなるのでしょうか。
本セミナーでは、2019 年にメコン川で発生した干ばつをめぐる一連の事象を、具体的なケーススタディとして取り上げます。
この干ばつの原因について、米国のシンクタンクが衛星データを基にした分析結果を公表し、上流国である中国のダム運用との関連を指摘しました。
一方、中国も自国のデータを基に反論し、国際的な論争に発展しました。
中国は、従来限定的であった上流域の水文データを、通年で下流域のメコン川委員会(MRC)と共有することを表明し、実際に2020 年11 月から提供を開始しました。中国の政策変更は、どのような背景からなされたのでしょうか。
エビデンスは結局、国際的な協調関係の構築にどう寄与したのでしょうか。
本セミナーでは、本件に関する論文の執筆者であるアジア経済研究所の大塚健司氏を講師にお招きし、この一連のプロセスを「科学と政策のインターフェース」の観点から分析していただきます。エビデンスがどのように解釈され、時に政治的な文脈で利用されるのか、そしてそれが、いかにして国家間の協調という具体的な成果に結びつき得るのか。
メコン川の事例を通じて、複雑な国際環境ガバナンスにおけるEBPM の可能性と課題を考察します。
日本GIFのオンラインセミナーは、講師と参加者との質疑応答の時間を長めに取っております。
多くの方のご参加を待ちしております。- 職務分野
- 運輸交通、資源・エネルギー、気候変動対策、環境管理、水資源、防災、ガバナンス、平和構築、援助アプローチ/戦略/手法、事業調整・南南・三角協力、多岐にわたる分野
- 応募要項詳細資料
- GIF_Seminar_SEP2025.pdf
参加資格
- 参加費用
- 無料
募集内容
- 職種
- その他
- 募集対象者
- 国際関係、国際河川管理、環境ガバナンス、水資源問題、東南アジア地域研究などに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
- 学生歓迎
- 中高生歓迎;大学生・大学院生歓迎
- 募集人数
- 最大500名
- 募集期間
- 2025/09/03 14:20 ~ 2025/09/29 13:59
申し込み方法
- 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
- 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 参加申し込み方法
ご参加のご登録は、下記よりお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YM6qnhutR6e4NCDXayyD_g- 開催団体のお知らせページ
- https://gif.or.jp/seminar_info/mekong/
◆参加費無料◆オンラインセミナー「メコン川2019年干ばつの科学と政治―エビデンスの役割と国際協調への道筋」
公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団
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職種
お問い合わせ先
- 担当者氏名
- 坂本晶子
- 電話番号
- 03-4567-6267
- メールアドレス
- info@gif.or.jp
- ホームページ
- https://www.gif.or.jp