世界銀行モーニングセミナー(第213回)「デジタルの進歩とトレンド2025:AI基盤の強化」

世界銀行東京事務所

  • セミナーシンポジウム

プログラム/内容

ジャンル
セミナーシンポジウム
開催日時
2026/01/15 09:00 2026/01/15 10:00
開催地
全世界
開催形式
オンライン
内容

人工知能(AI)は経済と社会を驚異的なスピードで変革し、人々の学び方、働き方、そして生活様式を変革しています。知識へのアクセスを解き放ち、生産性を向上させ、新たな市場を開拓するAIの力は、開発を加速させ、雇用と新たな産業を創出し、経済変革を促進する計り知れない可能性を秘めています。

 

世界銀行による新報告書「デジタルの進歩とトレンド2025:AI基盤の強化」(Digital Progress and Trends Report 2025: Strengthening AI Foundations)では、データに基づいて世界のAIの状況を包括的に概観しており、AIが機会を広げる一方で、低所得国および中所得国はAIを効果的かつ大規模に導入・導入するために大きな課題に直面していると指摘しています。しかし、多くの国が「スモールAI」ソリューションを積極的に導入していることから明るい兆しが見えており、これらのアプローチは、携帯電話などの日常的なデバイスで動作するように設計された、より手頃な価格で使いやすいアプリケーションであり、農業、医療、教育といった分野における今日の最も差し迫った開発課題の解決にAIの活用範囲を広げています。

 

開発途上国はAIを導入する中で、AIイノベーションの基盤強化を続けています。同報告書では、「4つのC」、すなわちコネクティビティ(エネルギーとデジタルインフラ)、コンピュート(AIチップ、データセンター、クラウドコンピューティング)、コンテクスト(データ)、コンピテンシー(スキル)の重要性を強調しています。これらの要素が一体となって、包摂的で効果的なAIエコシステムの基盤を形成し、各国が責任あるAIの導入、適応、そしてイノベーションを推進することを可能にします。

 

世界銀行は、各国が包摂的かつ持続可能な開発のためにAIを活用できるよう支援することに尽力しています。これには、導入・適応・イノベーションの基盤強化、データガバナンスの推進、規制・制度改革の推進、そしてデジタル時代を生き抜くために必要なスキルへの投資が含まれます。また、地域におけるイノベーション・エコシステムを育成し、AIソリューションが地域の実情や優先事項に合わせて調整されることも意味します。同時に、競争を促進し、AIの恩恵の公平な分配を確保する政策は、リスクを軽減し、広範な効果をもたらすために不可欠です。

 

今回のモーニングセミナー(第213回)では、同報告書をとりまとめたチームメンバーのサロニ・クラナ世界銀行デジタル変革総局コンサルタントが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてオンラインでご紹介します。使用言語は英語(日本語への通訳なし)です。
 

スピーカー

サロニ・クラナ
世界銀行デジタル変革総局 コンサルタント

職務分野

参加資格

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集人数
制限なし
募集期間
2025/12/01 16:30 2026/01/15 09:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

参加をご希望の方は、以下のウエブページ上の登録フォームボタンから、スピーカーへの質問とともにお申し込みください。参加登録された方々には別途Webexリンクをお送りします。

 

世界銀行モーニングセミナー(第213回)「デジタルの進歩とトレンド2025:AI基盤の強化」

注意事項

言語: 英語(日本語への通訳なし)

世界銀行モーニングセミナー(第213回)「デジタルの進歩とトレンド2025:AI基盤の強化」

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お問い合わせ先

担当部課
世界銀行東京事務所
担当者氏名
大森
電話番号
メールアドレス
komori@worldbankgroup.org
団体情報詳細
募集団体名
世界銀行東京事務所
設立目的・事業内容
世界銀行は貧困削減のために世界中の開発途上国に対して幅広い援助を行う国際機関です。一般に、国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)の2つの開発金融機関を併せて世界銀行と呼びます。設立以来、世界銀行は多様な資金源、豊富な専門知識・技術を活用し、開発援助の分野で常に主導的な役割を担っています。世界銀行東京事務所は、1970年に設立され、資金調達及び広報・対外関係の二つの分野に重点を置いた活動を推進しています。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法
活動実績(海外)
世界銀行は、貧困の撲滅と繁栄の共有の促進という目標を掲げ、開発途上国の経済・社会の発展、人々の生活水準の向上、そして各国の持続的成長を支援するために、貸付・融資、技術協力、専門調査・研究に基づいた政策アドバイスなどを提供しています。これらの活動は、世界銀行が対象とする部門(主に経済政策、法務、司法、行政・財務管理、運輸、上下水道・治水、保健、教育、その他の社会サービス、エネルギー・鉱業、農業、漁業、林業、金融、産業、貿易、情報・通信など)を実施しています。
活動実績(国内)
世界銀行東京事務所は、設立以来30年余りにわたり、世銀の円資金調達に重要な役割を担ってきました。近年は、個人投資家の外貨建て世銀債への需要が強く、個人投資家の世銀債投資層に占める割合が大きく増加しています。安定的な世銀債投資を継続いただいている機関投資家も併せ、日本は単独の国としては世銀債の最大の投資家となっています。また、開発問題に関する世銀の政策、活動に関する最新情報をより多くの人にご案内し、世銀による途上国への協力活動を支援して頂くために、東京事務所ではさまざまな活動を行なっています。
所在地
100-0011
東京都 千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階
設立年月
1970 / 01