登録団体詳細
株式会社 シーフードレガシー
団体情報
- 団体名
- 株式会社 シーフードレガシー
- 団体種別
- 民間企業
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2015/ 07
- 設立目的・事業内容
- シーフードレガシーは、持続する豊かな海を実現するために、水産関連企業やNPO/NGOを戦略的にネットワークし、多くの海外成功事例に学びつつ日本のビジネス・土着文化に適った解決策を形にするコンサルティング会社です。 大手企業のCSRの活動や国連の採択したSDGs(持続可能な開発目標)の浸透により、日本でも環境や持続可能性に配慮した、資源の「サステナブル調達」が注目されています。 しかしながら、海洋資源においては2014年に相次いで絶滅危惧種に指定されたマグロ類やウナギ類のように各地で持続可能なレベルを超えて漁獲されており、さらに沿岸開発、海洋汚染、気候変動などの複合的要因とも相まって、その限界はもう目前に迫っています。 一方で、その経験に学ぶ水産関連企業とNPO/NGOとがパートナーシップを結び、積極的に「水産物のサステナブル調達」に取り組むことで、科学と予防原則に則った水産資源管理の需要を作り出し、水産を成長産業としてきた事例もいくつもあります。 これらの地域で積極的に「水産物のサステナブル調達」に取り組む企業は、消費者、投資家、地域社会の評価や信頼を勝ち得て繁栄しています。当社は、未来世代に対してその社会的責任を本気で果たそうとする企業やNPO/NGOをサポートし、両者を戦略的にネットワークし、多くの海外事例に学びつつ日本のビジネス・土着文化に適った解決策を共に形作ることで、持続する豊かな海を実現していきます。
- 活動分野
- 水産、自然環境保全
- 活動国
- 日本
- 活動実績(国内)
- 東京サステナブル・シーフードシンポジウムの開催 http://seafoodlegacy.com/ja/tsss 2017年で3回目を迎える日本最大級のサステナブル・シーフード・イベントです。2017年は「Beyond 2020:オリンピックレガシーを作りSDGs達成を目指す」をテーマに、世界の関係者を総動員してサステナブル・シーフードについて議論を行いました。 和食がユネスコの無形文化遺産となり、日本を訪れる旅行者にとっても寿司をはじめとする日本のシーフードは楽しみの一つとして定着しています。しかし、一方で国内の漁業は衰退の一途を辿っており、日本近海の資源量は大幅に低下、漁業者数も年々減少しています。 来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に日本の漁業復活、そして魚食文化継承のためにも、「持続可能な漁業」という視点の重要性がますます高まっています。 五輪はサステナブルな日本の取り組みを国内外にアピールできる絶好の機会です。さらに、サステナブル・シーフードの実現は国連が掲げる2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標にもなっており、SDGs達成を視野に入れ、オリンピックレガシーを残すためにも、サステナブル・シーフードへの日本企業の取り組みと市場の拡大に大きな期待が寄せられています。 IUU漁業、過剰漁業、奴隷労働など多様化する漁業を取り巻く国際問題において水産大国である日本の企業がどのようにリードを取っていけるのか・・・サステナブル・シーフードの普及の鍵を欧州の先進事例や国内での最新の取り組みを交えながら探ります。
- 活動実績(海外)
- SDGsへの取り組み