募集終了
【公募案件】(新規)ペルー ウトゥクバンバ渓谷上流地域における文化的景観の持続的な開発促進プロジェクト 観光開発マネジメント/組織間調整 専門家
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力調達部 契約推進第一課/第二課
職務内容
- 職務分野
- 民間セクター開発、援助アプローチ/戦略/手法
- 配属先
- 文化省
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- 2019年6月中旬~2021年6月中旬(予定) ただし、2019/06/03からの1週間、赴任前研修を受講していただきます。また、業務状況等により、双方の合意のもと、当初派遣期間を含め最大3年を超えない範囲で延長する可能性があります。なお、派遣時期及び派遣期間については、変更の可能性もある点をご了承ください。また、書類選考、面接選考に加え、健康診断に基づく当機構顧問医による判定を経て、派遣が最終的に決定されます。詳しくは「健康診断について」(http://partner.jica.go.jp/resource/1522488102000/jicasJobView/jicas_job/pdf/health.pdf)をご覧ください。
- JICAからのひとこと
- 発展を続けるペルーで、経済発展の勢いや、日ペルー関係の発展の可能性を肌で感じながら業務に取り組むことのできるポストです。配属先内での業務だけでなく、プロジェクト対象地域のウトゥクバンバ渓谷上流地域での活動や、首都リマへの出張、他ドナー機関との調整等もあるため、フットワーク軽くJICA内外の関係者と良好な関係を築きつつ、直面する課題に、前向きに、柔軟に、粘り強く対応することのできる方を募集します。
- 求められる資質と能力
- 本件で求められる資質と能力は以下の通りです。
- 分野・課題専門力:★
- 総合マネジメント力:★★★
- 問題発見・分析力:★★
- コミュニケーション力:★★★
- 援助関連知識・経験:★
- 地域関連知識・経験:★★★
- [★★★:非常に重視する ★★:重視する ★:参考程度 -:不問]
- ※格付けについて
- ※国際協力人材に求められる6つの資質と能力について
- 案件の背景
- ペルーには、アンデス文明およびスペイン植民地時代の遺跡が数多くあり、観光産業は貴重な外貨獲得手段である。 国内最貧困州の1つである北部のアマソナス州は、貧困削減の手段として、遺跡や自然などの観光資源を活用した観光開発の推進を目指している。同州南部のウトゥクバンバ渓谷上流地域(UUV)は、クエラップ遺跡を始めとする文化史跡や伝統的な生活様式・風景が多数存在し、近年観光客が急増している。文化省は地域一帯の景観を保存するため、文化的景観カテゴリーでの世界遺産登録を目指している。 他方、UUVでは史跡の破壊・盗掘、観光地周辺での不法居住・農地化といった課題が見られる。観光関連企業も十分に成長しておらず、観光商品やサービスの供給は不足している。そのため、文化・自然遺産の保全・活用と観光関連ビジネス振興の両立により住民が裨益する、持続可能な観光開発モデルの構築が求められている。 かかる状況を踏まえ、エコミュージアム手法を用いてUUVにおける持続的な観光開発モデル構築を目指す「ウトゥクバンバ渓谷上流地域における文化的景観の持続的な開発促進プロジェクト」が2019年3月から開始予定となっている。本専門家は、同プロジェクトを含むペルー国の観光関連事業及び関係者間の連携促進に係る支援を行うことにより、同プロジェクトの円滑な実施とプロジェクト効果の拡大、事業間の相乗効果の発現を図ることを目的として派遣するもの。
- 業務/委嘱の目的
- ペルーにおける観光関連事業間及びプロジェクト関係者間の連携促進、コミュニケーションの円滑化等を通じて、本プロジェクトの運営円滑化を進め、本プロジェクトの十分な成果の発現及び観光関連事業間の相乗効果の創出に資する支援を行う。
- 期待される成果
- 1.プロジェクト関係者間とのコミュニケーションを通じて密な関係を構築し、文化・自然遺産の保全・活用と観光関連ビジネス振興を両立する持続可能な観光開発モデルが構築されることに貢献する。 2.ペルーにおける観光関連事業の連携が促進され、プロジェクト間の相乗効果が発現する。 3.業務実施契約チーム及び実施機関が実施するプロジェクト活動を支援することで、プロジェクトの活動が促進されるとともに、持続的な仕組みの形成に貢献する。 4.Project Design Matrix(PDM)およびPlan of Operation(PO)に基づき、技術協力プロジェクトの活動が円滑かつ適切に実施され、プロジェクトの成果および目標の達成に貢献する。
- 業務内容
- 観光開発マネジメント/組織間調整として以下の活動を行う。
1.C/Pである文化省とアマソナス州政府間の連携促進を図る。
2.プロジェクト対象地域における自治体職員、民間業者、地域住民などの関係者間及び日本側関係者との連携促進並びにコミュニケーションの活性化を図る。
3.円借款案件や他ドナー案件等、他の案件を含めたペルーにおける観光関連事業全体の連携促進を図る。
4.プロジェクトの計画立案、事業実施(モニタリング含む)について、実施機関及び業務実施契約チームへ必要な助言を行う。
5.プロジェクトの進捗状況及び課題を把握し、ペルー事務所及び産業開発・公共政策部に報告する。
6.プロジェクト活動やその成果を積極的に広報し、裨益者含む広い関係者へのプロジェクトの認知度を高める。
*現時点での案であり、今後変更される可能性があります。 - チーム構成(日本側専門家構成)・プロジェクト全体構成
- 長期派遣専門家1名(観光開発マネジメント/組織間調整) 技術協力プロジェクト10名程度の短期派遣専門家が本プロジェクトに従事しています。 技術協力プロジェクトの全体期間は2019年3月から2023年2月までです。
- 案件関連参考情報
- HPで閲覧可能です
アマソナス州地域開発事業 事業事前評価表
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- スペイン語
- スペイン語 以下のレベル以上であること 1)極めて高いコミュニケーション能力を有する。 西検1級、DELE上級(C2)(2009年度以前の資格保持者)、DELE上級(C1)及び最上級(C2)(2010年度以降の資格保持者)、通訳案内業(案内士)試験合格 英語(望ましい) 以下のレベル以上であること 1)高いコミュニケーション能力を有する。 2)TOEIC730点、TOEICS&W290点、TOEFL550点(CBT213点、iBT79点)、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0、ケンブリッジ英検FCE以上 ※その他の資格試験については、 「専門家語学ガイドライン」参照。
- 学位
- 学士あるいは同等程度
- 類似業務経験年数
- 10年以上
- 青年海外協力隊経験
- 不問
- その他必要な業務経験・能力
- 以下の経験が必須
●JICA専門家の経験
●JICA関連事業の中南米における業務経験
以下の経験が望ましい
●JICA業務調整員の経験
待遇
- 待遇
- 本公募対象案件の待遇は、JICAの規定に基づき、旅費(外国旅費および日本国内の内国旅費)、派遣手当(在勤基本手当、住居手当、家族手当、子女教育手当等)を支払います。また、本邦における所属先の有無等により、所属先への人件費補てんまたは国内俸を支給します。
ただし、次の1から3のいずれかに該当する方(JICAから派遣されている専門家、ボランティア等の人員も含みます。)は、上記によらず旅費、在勤基本手当を含む派遣手当、国内給付、その他福利厚生及び旅行制度等の待遇が異なることがありますので、必ずこちらをクリックし、関連資料を確認したうえでご応募ください。
1.専門家に内定した時点で海外に在勤・居住している場合
2.専門家として第三国(日本及び任国以外の国)から任国に出発する場合(専門家の赴任前研修、その他私用などで本邦にて短期間滞在する場合を含む。)
3.日本以外の特定の一か国(以下「特定の国」という。)が、専門家の生活の本拠地と認められる場合。
※各種手当は、毎年10月1日に定期改正されます。
応募について
- 応募方法
- 1.国際協力人材登録の完了
応募にあたっては、国際協力人材登録を完了していることが必要です。
※新規登録手続きには、3営業日程度を要しますので、お早めに登録下さい。
※簡易登録ではご応募できませんので必ず「国際協力人材登録」を完了させて下さい。
2.必要書類一式の添付
募集期間中に以下の必要書類をPARTNERのマイページ上で提出していただきます。PARTNERにログインした状態で各求人情報のページを開き、最上部もしくは最下部の「この案件に応募する」ボタンから応募画面で、以下の必要書類を添付してください。マイページを使用しての応募方法の詳細は公募案件FAQ集をご確認ください。なお、マイページの応募機能で添付できるファイルのサイズは1ファイル5MB、総容量10MBまでとなっておりますのでご留意願います。
(1)専門家履歴書(提出必須) ※PDFで提出
国際協力人材登録後、画面下部「履歴書作成はこちら」(ログイン後表示されます)より作成いただけます。本機能で作成した専門家履歴書以外で応募いただいた場合、失格となりますのでご注意ください。PDFファイルのタイトルについては次の例にならって履歴書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:履歴書(国際太朗)20130301.pdf)。履歴書作成にあたり、直近(2010年以降)の職歴については、長期にわたる空白期間がないよう記載ください。3か月以上の空白期間がある場合、説明(例:自己研鑚、育児介護など)を付すようにお願いいたします。不明な期間に関して、直接お問い合わせをすることもあります。なお、入力手順に不明点がある場合は、PARTNERを運営しているPARTNER事務局(jicahrp@jica.go.jp)までお問い合わせ下さい。
記入例は、こちらをご確認ください。
(2)写真(提出必須) ※「Word」ファイルに添付して提出
Web応募では履歴書の写真欄に写真の添付ができなくなりましたので、別途履歴書用の写真をWordファイルに添付してご提出ください。提出にあたっては写真貼付台紙をご活用ください。写真は6ヶ月以内の撮影で、前向き、上半身、脱帽のものとしてください(デジタルカメラ等で撮影したものでも可)。Wordファイルのタイトルは次の例にならって、応募者氏名、提出日の順に記載ください(例:国際太朗(20130301).doc)。サイズオーバーにご注意願います(ファイルの推奨サイズ200KB程度)
(3)業務企画書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
氏名、応募案件名を明記の上、応募する案件の業務内容を踏まえ、以下の点について記述して下さい。なお、様式はありませんが、形式はA4版(縦ページ・横書)、目安として1行の文字数を35字及び行数を35行程度とし、分量は3枚以内となるようにして、Wordで作成し添付して下さい。Wordファイルのタイトルについては次の例にならって業務企画書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:業務企画書(国際太朗)20130301.doc)。
なお、複数(2案件まで)の公募案件へ応募を希望される場合、業務企画書および、応募連絡書備考欄へ記載してください。
① 本件業務に「求められる資質と能力」の内、特に「★★★」並びに「★★」としている項目を参考にして、本業務に対応可能であることを説明して下さい。 なお、以下の点を含めるようにして下さい。
a. ご自身の長所・短所
b. 具体的な経験・実績
② ご自身で収集した本案件に関連する情報を分析したうえ、本業務を進める上でご自身が優先的な取組みが必要と考えること、留意すべきこと、具体的に実施しようと考えていることについて述べて下さい。
③ ご自身の事務処理について経験例を挙げて、自己評価して下さい。(業務調整の場合は、経理処理についても、具体的な経験を引用し、自己評価して下さい。)
※なお、履歴書上で、公募条件に「必須」と記載の条件を満たしているかどうかの有無が確認できない場合、業務企画書中に「必須」の条件を満たすことを示す経験、資格等を記載して下さい。
(4)公的語学資格証明書(写) ※PDFで提出
語学証明書の内容は選考の際に重視しておりますので、語学力を証明する書類を添付して下さい。 PDFファイルのタイトルについては次の例にならって公的語学資格証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:公的語学資格証明書(国際太朗)20130301.pdf)。
(5)海外居住状況確認書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
派遣時の待遇を検討するため、海外居住状況確認書に回答のうえ、添付してください。Wordファイルのタイトルについては、次の例にならって記載してください(例:確認書(国際太朗)20130301.doc)。選考に関わるものではありませんが、必ず提出してください。 - 応募書類
- ・専門家履歴書
- ・業務企画書
- ・写真(所定の写真貼付台紙に貼り付け)
- ・語学証明書
- ・海外居住状況確認書
- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2019/03/22 00:00 ~ 2019/04/03 12:00
- 選考手順
- 書類選考、面接選考、語学テスト(語学資格証明書の提出がない場合)、健康診断の結果等を総合的に判断して候補者を決定します。
1. 応募書類に基づく書類選考結果通知
4月17日頃までに、書類選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。書類選考合格者に対しては別途面接前検査(Web経由)のご案内をしますので、必ず事前に受検をお願いします。
2. 面接選考
4月23日(予定)
※事前に案内した面接前検査(Web経由)を受検していることが必要となります(受検されない場合、面接選考の対象外となります)。
※原則として当方が指定した日程以外での面接は実施しません。
※なお、面接は原則として東京都千代田区二番町のJICA本部にて行います。面接予定日に海外に滞在しており、一時帰国が困難な場合にはJICA在外事務所のテレビ会議を使用して面接を行うことが可能な場合もありますので、応募画面で必ず申告してください。
3. 面接選考結果通知
5月9日頃までに、面接選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。
4. 面接選考合格後に健康診断等を実施します。
※選考結果及びその理由についての個別の照会には一切お答えできません。また、応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。 - 応募時の注意事項
- 【全公募案件共通の応募条件】
次のいずれかに該当する方は応募できません。また、内定後に該当することが判明した場合は不合格または派遣中止とします。
・JICA案件に従事中で、派遣予定時期までに当該業務が終了しない方。
・開発途上国に滞在して業務を遂行していただくため、70歳以上の方は応募いただいても意に沿えません。
・本件ポストの対象国等において、同ポスト職務に関係する民間企業の業務に就業していたなど、利益相反が生じると判断される方。
以下に該当する方は、必ず応募時にお知らせください。
・本件以外のJICA案件に応募・選考中または応募予定の方は、応募画面の備考欄に必ずその旨記載してください。ただし、募集ポストによっては複数同時応募を禁止しているものもありますので、他の募集要項での応募制限の有無をご確認ください。なお、公募同士の応募は最大2件までとします。ただし、複数案件書類選考合格となった場合、原則として、先に面接選考合格となった案件が派遣案件となります(先行案件の合格通知と同時に、もう一つの案件の人選プロセスは審査対象外となります)。予めご了承ください。
選考後、派遣を決定するために必要な条件
選考に合格した後、以下の条件が整うことにより派遣が最終的に決定されます。また、派遣国の治安状況等によっては派遣の延期、中止となる可能性があります。
・健康診断に基づく当機構顧問医の判定
・語学証明書の提出が無い場合、語学テストによる語学力の証明
なお、下記の点についても留意の上ご応募ください。
・JICA案件に従事中の方は、本件に応募するために、任期を短縮、もしくは辞退することは原則認められません(草の根技術協力、技術協力プロジェクト、開発計画調査型技術協力等、所属先が法人として請け負っている業務に従事している場合も含む)。
・なお、現在JICA専門家等として派遣中の方で、仮に本公募に合格し、継続し派遣される場合でも、原則として新規派遣とみなされます。
【個人情報の取り扱い】
当機構では、個人情報の保護を目的として、応募者からの提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、管理・保護いたしますので、同意の上、提出願います。
1.応募書類に含まれる個人情報は、当機構において適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くします。
2.応募書類は、個人情報保護関連法令等で定める場合を除き、当機構が実施する技術協力専門家等派遣事業における審査・派遣手続き(派遣前中後)・公募に関する統計処理以外の目的では、使用いたしません。
【公募案件】(新規)ペルー ウトゥクバンバ渓谷上流地域における文化的景観の持続的な開発促進プロジェクト 観光開発マネジメント/組織間調整 専門家
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力調達部 契約推進第一課/第二課
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