途上国支援に関心をお持ちの皆様へ

　わかちあいプロジェクトの松木です。
フェアトレードラベルを日本に紹介し、フェアトレード認証製品の販売を通してフェアトレードの普及に努めて３０年がたちます。

日本でもイオンやUCCなど大手も加わって、２０２１年の推定小売額が140億円になりました。しかしイギリスは3000億円です。同じ時期にフェアトレードラベルは導入されました。
　スタバの例が象徴的です。日本でスタバがフェアトレードコーヒーを導入したのが、２００２年ですが、いまだにメニューにフェアトレードは載っていません。イギリスやアメリカではほぼ100%がフェアトレードコーヒーです。
　つまり日本では誰もフェアトレードを求めないからメニューに入れていないのです。フェアトレードの広報、認知、意識の違いです。
ぜひ、皆さん、広報、普及のため皆さんの専門分野の経験を生かして手を貸してください。
まず、皆さんが飲んでおられるコーヒーをフェアトレードに切り替えてください。

よろしくお願いいたします。

松木傑
https://wakachiai.jp/
https://www.fairtrade-jp.org/
Fairtrade International

フェアトレードを始めよう わかちあいプロジェクト 代表 松木傑

毎日の生活の中で手を休め、コーヒーや紅茶を飲み一片のチョコレートをつまむこと は、ホッとする幸せな時間ではないでしょうか。 そのとき私たちはそのコーヒー、紅 茶、カカオ、砂糖がどこの誰によってつくられているまで思いがいたりません。 それら は発展途上国の農民の人たちによって作られています。
最近よく取り上げられていますＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の柱は環境問題と南北 の経済格差、貧困問題です。 そのため目標の第１は、貧困をなくそうです。 フェアトレードは市民レベルで取り組める、貧困への取り組みです。
フェアトレードの基準を分かりやすく説明しますと、次の２点になります。 第１は産 品ごとに最低買い入れ価格を決めて、支払いを保証すること。第２は生産者への支 払額の約 10%を通常の支払と別に、 奨励金として生産者団体に直接的に支払いま す。そのお金は農民の人たちが民主的、自主的に使用方法を決めます。
コーヒーがフェトレードの主要な産品で、多くの途上国の主要な農産品です。 フェアトレードコーヒーの最低買い入れ価格：（１ドル 135 円で計算）1 トン 42 万円 奨励金： 6 万円 9 万円（有機の場合）20 フィートコンテナには約 18 トンのコーヒー 豆が積載されていますので、奨励金は 108 万、162 万円（有機の場合）になります。 どれだけ多額な支援になることでしょう。途上国の人の収入は日本の十分の一程度 ですから、その価値は１千万ほどになります。

2021 年の国際フェアトレード認証（FLO)の現状は、途上国の生産者団体は 70 ケ 国 1930 組織が認証を受け、190 万人の農民、労働者が加盟しています。世界 143 か国でフェアトレード認証製品が販売され、2568 社がライセンス契約を結び、37600 個のフェアトレード認証製品を販売しています。その結果、フェアトレード奨励金は約 266 億円までになっています。基準を決めるだけでなく、監査人が基準が守られてい ることを監査し、消費者にそれを保証しています
 

履歴書と応募動機書を以下にメールしてお申し込みください。
書類選考後、Ｚｏｏｍで面談し決定いたします。

松木　wp@wakachiai.com

時給 1300円
ボランティア歓迎

履歴書と応募動機書を以下にメールしてお申し込みください。
書類選考後、Ｚｏｏｍで面談し決定いたします。

松木　wp@wakachiai.com