募集終了

【WWFジャパン】淡水生態系・生物多様性保全プロジェクトオフィサー

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

  • 正職員
  • テレワーク
  • フレックス

職務内容

職務分野
貧困削減、農業開発/農村開発、資源・エネルギー、自然環境保全、ガバナンス、援助アプローチ/戦略/手法、日本国内の社会課題への対応・多文化共生、多岐にわたる分野
業務対象国/勤務地
関東   東京都
業務期間
2021/07/01
休日
時間外労働
その他業務条件
開始日は、ご相談に応じます。
業務内容

私たちの便利で快適な日常的な暮らしに欠かせない食品や衣料品。その生産、製造には、国内だけでなく、海外の水が多く使われ、汚染もされています。海外のWWFオフィスや地域コミュニティと協⼒した淡水生態系の保全活動や、持続活動な社会を実現するための様々なプロジェクトに携わることで、⽣物多様性を守る担当です。

 

業務内容 

◆ 海外フィールドプロジェクトと国内マーケット変容


1)海外における淡水生態系・生物多様性保全のためのプロジェクトマネジメント 
・パートナーである現地のWWFオフィスが行う保全活動への技術的アドバイス(生物多様性・生態系保全や持続可能な社会開発など)およびプロジェクトマネジメント 
・プロジェクト計画・予算の策定と進捗管理、新規アクティビティの提案
・現地訪問による進捗確認(年に延べ50日程度の海外出張必須)
・日本国内のドナー(資金提供者)への報告
・その他、海外での淡水生態系・生物多様性保全プロジェクトに資する日本での活動

 

2)上記プロジェクトの対象地域を原産地とする産品に関する、日本での持続可能な利用の促進
・プロジェクト地域で綿花などの原料を生産することによる水への環境負荷を防ぐため、これらの原料・製品等を調達・販売・購入する企業へ「責任ある調達」を働きかける。
・GOTS、OCS、BCIなど信頼できる認証制度などの普及を行う

 

◆国内フィールドプロジェクト


3)国内における淡水生態系・生物多様性保全のためのプロジェクトマネジメント
・現地パートナーが行う保全活動への技術的アドバイス(生物多様性・生態系保全や責任ある農業など)およびプロジェクトマネジメント 
・プロジェクト計画・予算の策定と進捗管理、新規アクティビティの提案
・現地訪問による進捗確認(年に延べ50日程度の国内出張必須)
・日本国内のドナー(資金提供者)への報告

 

※その他
・各種国内外の補助金に申請し、補助金獲得後の管理を行う。
・プロジェクト実施資金調達のため、WWFジャパンの資金調達部門と協力し、プロジェクト提案書を作成し、企業や個人のサポーターからの資金獲得に協力する。
・広報発信(現地からのニュースを編集発信)を実施する
・WWFジャパン淡水グループ全体の予算管理、スケジュール管理等の業務を補佐する

職種
その他
勤務形態
正職員
働き方
テレワーク、フレックス

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
語学力
英語
・英語で会議で交渉し、あるいは電話会議を行い、報告書を作成するに必要な英語力(ビジネスレベル。TOEIC 800点程度以上の水準)があること   ・ 日本語会話・読み書き共にビジネスレベル以上。目安として日本語の新聞を読み理解できる程度は必要。
その他必要な業務経験・能力

■下記3点を満たす⽅(職種や業界経験は不問)
(1)⺠間企業等での勤務経験(期間不問)があり、基本的なビジネスマナーを⾝に付けていること


(2)淡水生態系・⽣物多様性保全、持続可能な開発分野に関わる知⾒をお持ちの⽅(修士号を取得していればなお可)
└⼤学にて生態学・農学・⽣物学・開発学・地理学を専攻されていた⽅や、関連する経験をお持ちの⽅、勉強されている⽅を想定しています。


(3)ビジネスレベルの日本語および英語スキル
└会議・交渉・報告書作成ができるレベル。日本語は目安として日本語の新聞を読み理解できる程度を、英語はTOEIC800点以上のレベルを想定しています。

 

\次のような⽅、歓迎します/


★特に開発途上国でのプロジェクトに携わった経験(調査、国際協力事業等)をお持ちの方、企業の農林産物の調達部⾨あるいはサプライチェーンマネジメントや企業変⾰等のコンサルティング経験をお持ちの⽅、歓迎いたします︕︕


□ 国内NGO/公務員としてプロジェクト設計にかかわった経験のある方(環境プロジェクトでなくても可)

□ 野⽣⽣物の保護や環境保全に強い関⼼をお持ちの⽅
□ 市場開拓や変⾰に携わった経験をお持ちの⽅

給与・待遇

待遇

雇用形態 :一般職員(雇用期間に定めのない職員)
試用期間 :3か月(試用期間の雇用条件の変更はありません。)
労働時間 :所定労働時間7.5時間、休憩時間1時間。フルフレックスタイム制度(コアタイムなし)
勤務地    :東京都港区内または、リモートワーク
給与       :32万~45万円/月(年収換算:550万~800万円(賞与4ヵ月含む。残業15時間/月程度想定した場合))
手当       :家族手当、残業手当、交通費支給
休日休暇 :完全週休2日制(土日)・祝日、年末年始休暇・年次有給休暇・産前産後休業・育児休業・介護休業・生理休暇・特別休暇(慶弔など)
その他    :社会保険完備、退職金制度有。

福利厚生
交通費支給、時間外手当支給、完全週休2日制、各種社会保険完備
加入保険

応募について

応募方法

応募ポジションを明記の上、以下の書類を、saiyou@wwf.or.jpまでお送りください。

書類には、パスワードをかけて別送ください。


応募書類
・履歴書(志望動機含む。応募ポジション名/メールアドレス/携帯電話番号を明記。)
・職務経歴書(今まで携わってきた実務内容について列記のこと)
・課題作文(テーマは、以下参照ください。)
※個人情報保護のため、お手数ですが、送信前にファイルをパスワードで保護し、別メールでパスワードをお知らせください。

 

課題作文

 

以下のテーマで、WWFジャパンであなたが実施可能だと考える活動をできるだけ具体的に提案して下さい。ただし、実施期間は3年間とし、予算は3年合計1,000万円(WWF職員の人件費は含めない)とする。

また、提案では背景情報をできる限り簡潔にまとめ、次の①~④の内容について詳細に説明してください。

 

①活動の目的

②活動のターゲット企業とその理由

③活動の体制(あなた以外にも人員やパートナー団体が必要な場合は明記)

④各年の具体的な活動内容と、特に企業の行動変容で期待される成果

 

テーマ

WWFジャパンが取組むべき淡水生態系保全活動」

※1.国外フィールド、国内フィールド、調達を持続可能にするための活動の視点を意識してください。

※2.キーワードとしてA,Bのどちらかを選択すること。

A:綿花栽培や衣料製造過程

BNature based Solutions

 

応募締切:


第1回締切:2021年5月6日
第2回締切:2021年5月24日

※ ご応募いただいた順に、順次選考を進めさせていただきます。(随時選考し、適任者が決まり次第締め切ります。)

応募先
saiyou@wwf.or.jp
WWFジャパン 採用担当宛 淡水担当募集



書類選考後、Web適性検査、2~3回程度の面接(オンライン又は対面)を予定しています。

問合せ:本件についてのお問い合わせは下記まで。
WWFジャパン 採用担当係 e-mail:saiyou@wwf.or.jp (電話不可)

募集人数
1名
募集期間
2021/04/19 00:00 2021/05/24 23:59

【WWFジャパン】淡水生態系・生物多様性保全プロジェクトオフィサー

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

この求人に似た求人を探す

勤務地

勤務形態

お問い合わせ先

担当者氏名
採用担当
電話番号
0
メールアドレス
saiyou@wwf.or.jp
ホームページ
https://www.wwf.or.jp/
担当者から一言

海外フィールドでのご経験者、国内の複数のステークホルダー間の調整をしながら、国内環境保全プロジェクトのデザイン~実行に興味がある方、ぜひご応募ください。

 

※今回の募集について、こちらにも記事がありますので、ご参照ください。

 

https://www.enjapan.com/project/26.html

https://en-ambi.com/featured/642/

団体情報詳細
設立目的・事業内容
<設立目的> 当初は、絶滅のおそれのある野生生物の保護を目的に設立されました。その後、野生生物の生息地を含む地球環境全体の保全に取り組みが広がっています。現在のWWFの最終目標は、人と自然が調和して生きられる未来を築くことです。 <事業内容> 地球の自然環境の悪化を食い止め、人類が自然と調和して生きられる未来を築くため、3つのテーマについて活動を展開しています。 ●3つのテーマ ・野生生物の生息地を守ることと同時に、利用のあり方・つきあい方を改善していく ・特に海外で生産される自然資源の、日本における利用のあり方を、持続可能なものへと転換していく ・行政や産業界、消費者とのパートナーシップの下に、日本を環境負荷の最小化された社会へと移行させていく WWFジャパンは、住民、専門家、行政、産業界など、さまざまな分野の人々が一体となって環境問題に取り組むことが必要と考えています。 WWFジャパンの役割は、さまざまな分野の人々とともに、科学的根拠に基づいた現状分析と将来予測を行ない、具体的で現実的な策を提案し、具体的に誰が、どう行動し、何を変えていけばいいのかを考え、実現させることにあります。 WWFジャパンは、現在取り組んでいるプログラム(森林プログラム、海洋プログラム、気候変動エネルギープログラム、希少種プログラム、野生生物取引監視プログラム)ごとに、ターゲットを設け、これらを達成するために、「解決策を考え、提案し、 実現に向けて行動する」という自らの役割を通して、これらを達成していきます。
活動対象分野
教育、資源・エネルギー、環境管理、水産、自然環境保全
活動実績(海外)
●野生生物の違法取引監視プロジェクト 日本の野生生物取引が世界の生物多様性に与える影響を、報告書『私たちの暮らしを支える世界の生物多様性 – 日本の野生生物取引のいま』にまとめました。水産物、林産物、象牙、ペットなどの取引状況をわかりやすく記述し、研究者や産業界、メディアから大きな反響を得ました。また、薬用・芳香植物の持続的な利用を進める国際的な認証制度「フェアワイルド」の国内での普及を進めています。 ●極東ロシア森林保全プロジェクト 極東ロシアでは、生息数約40 頭といわれるアムールヒョウや、シベリアトラなど、希少な野生生物が生息する森で、伐採や火災による生物多様性の劣化が危惧されています。活動の成果として、地域の生態系にとって重要な樹種であるチョウセンゴヨウ(ベニマツ)が、ワシントン条約の附属書Ⅲに掲載され、国際取引の規制対象となり、さらにロシア国内での伐採がほぼ全面的に禁止されました。WWF が長く求めてきたこの樹種の保全の実現により、チョウセンゴヨウの実を食料とするシカやイノシシなどの個体数維持、ひいては草食動物を捕食するヒョウやトラの生存に大きな効果が期待できます。また、2011年5 ~ 6 月にかけて800 人を超えるボランティアの参加を得て、60 万本近くのチョウセンゴヨウを350ha を超える地域に植えました。またアムールヒョウについてビデオを使った調査を開始。これまで知られていなかった新たなヒョウの個体を確認するなど、今後の保護につながる成果が得られました。 ●スマトラ島森林保全プロジェクト 日本が紙の輸入を通じて深く関係している地域の一つに、インドネシアのスマトラ島中部があります。ここでは紙の原料やパーム油を生産するため、熱帯林の伐採が続いており、貴重な生態系が失われ続けています。違法伐採などを監視しその情報を提供する活動の支援や、現地での代替産業育成へ向けたエコツアーの開発を行なっています。不法占拠者のパトロールの支援を行なうとともに、国立公園内での森林回復のための植林準備を行なっています。また、同島の南部に位置するブキ・バリサン・セラタン国立 公園とその周辺でも保全活動を展開。国立公園内で違法伐採を取り締まり、野生のゾウが集落に出てきてしまうのを防ぐ「ゾウ・パトロール」の活動を応援するなど、保護区の管理・運営を支援しました。周辺の住民の理解と協力も得て、地域社会が自活できるよう、環境に配慮したコーヒーの生産、エコツアー の企画等を支援。荒廃した土地での森林回復のための植林準備を行なっています。 ●黄海エコリージョン支援プロジェクト 中国と朝鮮半島に囲まれた黄海では、中国と韓国のモデル地区で、海辺の生物多様性を適切に管理するための取り組みを開始しました。中国遼寧省丹東市の国家級河口湿地保護区では、干潟に生息する生き物調査に着手し、保護区にやってくる渡り鳥が食料として利用する生き物の現状を明らかにしました。韓国全羅南道ムアン郡の干潟保護区では、地域住民が干潟を持続的に活用するためのエコツーリズムの受入れ準備を進めました。 ●温暖化防止国際交渉プロジェクト 京都議定書の第一約束期間が2012 年に終了することを受け、2013 年以降の国際的な温暖化対策の枠組みをどのように作るのかについては、難しい交渉が続いています。WWF ジャパンは国連会議に継続的に参加し、各国のWWFオフィスから参加した世界の同僚とともに、さまざまな国々の代表団への働きかけを行ないました。2010 年12 月に開催されたメキシコでの国連会議では、多くの参加者の期待を上回る内容の「カンクン合意」が採択され、国連における議論のプロセスに活気が戻りました。また、2009 年から続けているメディア向け勉強会を2 010 〜2011 年も継続しました。 ●温暖化の目撃者プロジェクト WWF インターナショナルのプロジェクトである「温暖化の目撃者」を、日本でも前年度に引き続き実施しています。同プロジェクトは、地球温暖化の影響を既に受けてしまっている人々の証言を集め、ウェブサイ トなどで公開するプロジェクトです。世界中で集められている証言を日本語で紹介すると同時に、日本でも新たに3 つの事例について証言を集めました。 (以上、2010年4月~2011年6月の活動報告より抜粋)
活動実績(国内)
●ツキノワグマ保全プロジェクト NPO 法人四国自然史科学研究センターとともに、絶滅のおそれのあるツキノワグマの生態学的調査を実施。生息域周辺の集落で野生動物と森、人の関わりを考える対話集会やアンケートを行ない、調査結果を地域へ還元しています。 ●森林資源の利用の改善 ロシア、スマトラなど、木材の伐採が激しい地域におけるの森林保全活動を展開・支援すると同時に、木材や紙の消費国である日本では、木材や紙を大量に生産・流通・消費する企業に対し、製品のトレーサビリティを確保し、環境や社会に問題のない伐採であることの確認を求めています。そのために必要な確認方法、現地情報などを、セミナーなどを通じて提供し、最終的には企業が自ら木材や紙の調達指針を設け、特に森林生態系に配慮されていない製品を排除していくことを支援しています。こうした日 本の消費企業からの需要などにより、ロシアでFSC(森林管理協議会)認証林が増加傾向にあるなどの動きが出ています。 ●サンゴ礁保全活動 沖縄県石垣島にある白保サンゴ礁の脅威の一つである農地からの赤土流出を防ぐため、グリーンベルトの設置を行ないました。2010 年秋には、伝統的な定置漁具「海垣」と類似の漁具を有する地域を集めた“世界海垣サミットin 白保”を開催し、「里海づくり」の重要性を広く発信しました。また、白保の住民の方々が参加できる環境モニタリング調査の構築に努めました。また、2009 年10 月より開始した「久米島応援プロジェクト」では、国内最大規模のサンゴ群集や、新種の海産ヌマエビの調査・発見に寄与しました。こうした活動を契機として、久米島でも町役場や学校、地域団体が主体となる持続的な赤土対策の体制づくりが進みました。 ●温暖化防止プロジェクト 震災および原発事故を受けて、国内での抜本的なエネルギー政策の見直しが始まりました。これに対応する形で、WWF ジャパンは、再生可能な自然エネルギー100% の未来を目指すキャンペーンを開始しました。2011 年2 月にWWF インターナショナルが発表した、全世界で自然エネルギー100% が可能であるというレポートを基に、日本における可能性をさぐる独自のエネルギーシナリオの作成を、研究者の協力を得ておこないました。これと並行して、国の政策の中心となる「エネルギー基本計画」への提言を目指し、他のNGO とも協力をしながら、政策提言を続けています。 ●温暖化防止政策提言プロジェクト  2009 年度に作成した具体的な政策提案のパッケージである『脱炭素社会に向けたポリシーミックス提案』の普及に努めました。2010 年秋に書籍として出版したことに加え、提案の中心である排出量取引制度をわかりやすく解説したパンフレットを作成し、企業関係者や国会議員等に配布しました。東日本大震災後、気候変動対策に関する国内議論はストップしてしまいましたが、WWF ジャパンは、エネルギー政策との関連の中で、気候変動対策についての政府に対する提言や要請を続けています。 (以上、2010年4月~2011年6月の活動報告より抜粋)
所在地
105-0014
東京都 港区三田 1-4-28 三田国際ビル3F
設立年月
1971 / 09