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多文化ソーシャルワークを担う新規事業をスタート!相談員を募集します

特定非営利活動法人DxP

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職務内容

職務分野
社会保障、日本語教育、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
業務対象国/勤務地
近畿   大阪府
フルリモート
業務期間
2024/10/01 2025/09/30
業務委託契約の求人です。(2025年9月末までを想定、契約更新相談可能)
試用期間
2ヶ月
就業時間
10:00 19:00 (休憩時間: 12:00 13:00
サービスの営業時間が平日10:00~19:00のため、営業時間内で稼働時間を調整いただきます。
休日
土、日
時間外労働
なし
その他業務条件
業務内容

【想定している仕事】

  1. チャットでの相談対応
  2. 給付支援検討に伴う面談対応
  3. 事業方針や運営方法を検討する会議への参加

 

【求人概要】

こんにちは、認定NPO法人D×P(ディーピー)です!新たに多文化ソーシャルワークを担うオンライン相談事業を立ち上げます

 

わたしたちは2018年からユース世代(13歳~25歳)を対象に、LINEを活用したオンライン相談事業「ユキサキチャット」を運営しており、現在は全国の14,000名※1を超える方が登録しています。進路や就職、生活にまつわる相談に乗っています。経済的に厳しく親にも頼れない方には現金や食糧の給付でサポートする「ユキサキ支援パック」の取組も実施しています。

 

過去にもD×Pでは困窮状況にある日本への留学生など海外ルーツを持つ若者からの相談に対応しています。相談対応を通して、海外ルーツを持つ若者が自国の文化と異なる環境で生活することにより、心理的にも社会的にも深刻な問題を抱えていることがわかりました。昨今の物価高騰により生活が厳しくなっている若者のなかでも、海外ルーツをもつ若者は仕送りやアルバイトに制限があり、より生活が苦しい状況であることがわかりました。 実際にやりとりを行った留学生からは、「誰にも相談できなかった」という声や、学内の留学生相談室へ相談したところ「学校で対応が難しく、自分で何とかしてほしい」という回答があったという声もききました。相談できる場所が限られ、かつ相談先から自助努力を求められた場合、特に日本語でのコミュニケーションが難しい段階の留学生にとっては孤立した状況を生みやすいと考えています。

 

そこで、D×Pでは新たに「やさしい日本語をつかったオンライン相談窓口」を開設します! 「やさしい日本語」を用いた資料を新たに作成し、海外ルーツを持つ方をはじめとしてより多くの方が相談につながりやすい環境を整え、チャット相談とオンライン面談を通じた食糧支援を行います。そして、多文化ソーシャルワーカーとして、専門知識や技術を活用し、相談者本人だけでなく、相談者を取り巻く家族、コミュニティー、行政機関などにも働きかけ、適切な制度やサービスが利用できるよう継続してサポートを行います。

 

D×Pの新規事業を一緒に創り上げてみませんか?

 

多文化ソーシャルワークのご経験がある方、日本語教室や国際交流会などで類似した相談対応のご経験がある方、社会福祉士・精神保健福祉士の方、歓迎です!

 

※1:2024年7月時点の登録者数

職種
寄附・国際交流・在留外国人支援
勤務形態
その他
働き方
テレワーク、業務委託

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
語学力
日本語
やさしい日本語を用いたチャット相談対応をしていただきます。
学位
不問
技術資格
  • 社会人経験が3年以上ある方
  • 外国籍や海外ルーツをもつ方の相談業務や支援業務の経験が1年以上ある方
  • 社会人マナー・PCの基本的操作の理解や、基本的なビジネス文章を作成できる方
  • サービスの特性上継続的なやりとりが必要なため、平日週4日以上の稼働ができる
    ※日本国外にお住まいの方は、相談システムの動作環境の保障がないことや外部連携での電話対応等が発生する可能性があるため、ご応募いただけません。
歓迎条件
協力隊経験者歓迎、国際協力未経験の社会人歓迎
その他必要な業務経験・能力

(推奨資格)

  • 社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、教員などの資格を有している方
     

(推奨経験)

  • 多文化ソーシャルワーク関連やそれに類する経験が1年以上ある方
  • 日本語以外(英語、中国語、スペイン語など)を用いた業務経験のある方
  • 学校等で留学生対応のご経験がある方(事務、生活相談等)
  • 希死念慮をもつ方に対する相談業務の経験
  • 他の機関と連携してケース対応をした経験
  • 10代~20代の方のケース対応をした経験

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
10~20万未満
試用期間の待遇
試用期間中の条件に変更はありません
待遇

    月90時間(週22.5時間/平日1日4.5時間程度)を想定して、月額132,000円(税込)
※サービスの特性上継続的なやりとりが必要なため、平日週4日以上の稼働ができる方を想定しています。
※契約金額については、スキル・経験・稼動可能時間に応じて相談の上、決定します。また、仕事内容に慣れたあと月あたりの稼働時間を増やされた方もいます。

福利厚生
業務委託契約のため該当する福利厚生はありません
加入保険
なし

応募について

応募方法

【エントリーはこちら】

https://www.career-cloud.asia/mid/form/entry/e7940fc574cf3190cfc04008789dcc1d?root=8001null

上記URLよりエントリーをお願いします。

こちらへのエントリーをもって本エントリー完了となります。

募集人数
2名
募集期間
2024/08/13 16:15 2024/08/19 10:00

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勤務形態

お問い合わせ先

担当部課
経営管理部
担当者氏名
行政杏奈
電話番号
メールアドレス
dreampossibility+mid@recruit-mg.com
担当者から一言

これまでに積み重ねてきた経験やノウハウを活かして、新たなチャレンジをします!

ユキサキチャットでは、D×Pの大切にしている「否定せず関わる」という姿勢をもとに日々の仕事に携わってきました。目の前の13~25歳の相談者の方の状況が複雑な場合も、情報が少ない場合も「その方にはどういう背景があるのだろう」と気にかけながら、どういったやりとりができると良いかを丁寧に考えています。困りごとが解決したなど良い報告や「頼ってよかった」という声が届くととても嬉しいです。一方で状況把握が難しく、解決や明確な答えのお伝えが難しいケースもあります。歯痒さや無力感を覚えることもあると思います。ユキサキチャット事業部では、もしそのような感覚を覚えたとしても、相談員が自身のことを「否定せず関わる」ことができる仕組みをつくる挑戦もしています。支援現場でのバーンアウトの話を聞くこともありますが、相談員ひとりひとりがすこやかにあれて、かつ長く仕事を続けていける環境を維持・改善し続けられることは、相談の質に大きく寄与すると信じているからです。相談者の方のことも自分のことも否定せず関わりつづけていくために、スタッフは日々「何が最適解なのか」を考えて実行することを繰り返し続けています。なので慣れないうちは大変かもしれませんが、その積み重ねがより多くの若者にユキサキチャットを届けることにつながると考えてきました。今回のやさしい日本語対応の開始は新たなチャレンジであり、「何が最適解なのか」がすぐに分からないこともあるのではないかと想像しています。しかし、これまでにユキサキチャットが積み重ねてきた経験やノウハウが、迷ったときの指針になってくれると考えています。思い悩むことが多い中でも、新しいLINE相談事業を一緒につくりたいという想いを持たれた方、ご応募をお待ちしています。

(ユキサキチャット事業部マネジャー 玉井慎太郎)

団体情報詳細
設立目的・事業内容
「若者がいきるセーフティネットをつくる」 D×Pは、既存のセーフティネットでは拾い上げられなかった10代と出会い社会につなげていく役割を果たします。 生きづらさを抱えた10代が、この社会で生きて・活きることができる新しいセーフティネットをつくっていきたいと思っています。 ◾︎ユキサキチャット事業 「不登校や中退、困窮などいろいろある10代の進路・就職相談」 ・LINE相談 不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。 ・やさしい日本語を用いたLINE相談 海外ルーツをもつ 13歳から25歳を対象に、「やさしい日本語」を使って相談ができるオンライン相談事業と食物を届ける事業を行なっています。 ・食糧支援、現金給付 保護者に頼れず困窮する10代が、一時的に安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。 ◼︎街中アウトリーチ事業 「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」 ・ユースセンター運営 大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。そこから徒歩4分の場所にユースセンターを開設しました。週に2〜3回、午後4時から10時まで開館し、若者たちが安心してソファでくつろいだり台所で一緒に食事を作って食べたりすることができる施設です。ユースセンターには社会福祉士など資格を持つスタッフが関わり、本人から悩みや困りごとを聞いたときは、病院などさまざまな機関と連携し、サポートを行ないます。 ◼︎クレッシェンド事業、居場所事業 ※一時休止中 ・クレッシェンド事業 「通信制・定時制高校のなかにつながる場をつくる」 通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性がひろがるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けました。 総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。 ・居場所事業  「学校の中から、今と未來の居場所をつくる」 週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。
活動対象分野
社会保障、日本国内の社会課題への対応・多文化共生
活動実績(海外)
活動実績(国内)
※2023年度活動報告書より ◾︎ユキサキチャット事業 ・登録者数:14,000人(昨年対比3,553名増) ・相談者数:6,089人(昨年対比1,152名増) ・食糧支援数:87,810食/655人 22年度より23,250食増で発送しました。体調面で不安を抱えている方や、大学生で生活保護の受給対象とならない方など多くの方から相談がきています。 ・現金給付金額:21,162,000 円/416人 さまざまな専門性を持ったスタッフが集まってきており、適切な社会資源に迅速につなぐなど現金給付以外の対応策を検討しやすくなりました。その結果、8万円給付の数は減っています。今後は現金給付のよりよい形を模索していきたいと思っています。 ⚫︎ユキサキチャット(LINE相談) オンラインで進路・就職に悩むユース世代と出会いユキサキチャット(LINE相談)でサポートします。 ⚫︎2024年度のユキサキチャット 「海外ルーツをもつ若者に向けたLINE相談事業の始動」 日本に住む留学生や海外ルーツをもつ若者に向けて、やさしい日本語を使用したLINE相談事業を開始します。 若者からの希望に合わせて、必要な方へ食糧支援を実施します。 「ユース世代へのリーチ強化」 23年度は助成金を活用しSNS広告を実施した結果、約400人のユース世代が、SNS広告経由でユキサキチャットに登録しています。24年度は1年間を通じてSNS広告を運用し、より多くの困難を抱えたユース世代と出会える仕組みをつくります。 「データを活用した情報発信の強化」 kintoneで一元化したデータを活用し、ユキサキチャットに相談するユース世代の現状等を社会に発信していくことを目指します。そのためにも、専門家のアドバイス等を受けながらデータの整理や分析、より適切な情報発信の方法などを模索していきます。 ◾︎街中アウトリーチ事業 ・開所時間:16-22時 ・開所頻度:週2回 ・開所回数:100回 ・利用人数:のべ5399人 ・食事提供数:のべ4433食 ⚫︎ユースセンター 居場所を求める若者が集まる道頓堀のグリコ看板付近(通称グリ下)で2022年8月から若者が無料で使える フリーカフェをスタート。2023年6月からは新しくユースセンターを開設しました。 まずはごはんを食べられる、寝られるなどの安全な環境や、自分の状態や気持ち、権利が尊重される経験が必要です。そのままの自分を尊重される機会を積み重ねるなかで、自分の意思や自己決定の瞬間が生まれると考えています。 ⚫︎2024年度のユースセンター 「チームの運営体制を見直し相談対応強化」 居場所の運営、個別機会の提供、面談や同行支援など、スタッフの役割を3つに分けることで、ユースセンターを利用する若者に、より早く必要な支援を届ける体制をつくります。また、新システムを導入しバックオフィスの業務効率化も進めます。 「機会提供の連携候補を増やす」 繁華街に新しいセーフティネットをつくるためには、繁華街のなかに、若者の背景に思いを馳せ、否定せず関わる大人がいることが大切です。地域にいる方々と定期的なコミュニケーションをとり、機会提供の連携先候補を増やしていきます。 ◾︎クレッシェンド事業、居場所事業 ・コンポーザーの参加人数:のべ127人 ・関わった生徒数:実数121人/のべ1,200人 ※クレッシェンド4校/居場所2校で関わった生徒・参加したコンポーザーの合計 ⚫︎2024年度以降の定時制・通信制高校での事業の一時停止について 2024年4月以降、すべてのクレッシェンドおよび居場所事業の活動を一時停止することにいたしました。一時停止の理由や背景はD×Pのwebサイトに詳しく掲載しております。2012年に通信制高校1校からスタートしたクレッシェンド。これまでに居場所事業とあわせてのべ127校の学校と関わり、12年間で関わった生徒数は5,791人となりました。これまで、本事業を寄付、ボランティア、食事提供などさまざまな形で支援してくださったすべての方々に、お礼とご報告を申し上げます。
所在地
540-0032
大阪府 大阪市中央区天満橋京町 1-27 ファラン天満橋33号室
設立年月
2012 / 6