【10月31日(金)締切】ブルーカーボン・コンサルタント

一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン

  • 契約
  • テレワーク
  • 短期間
  • 業務委託

募集要項

職務分野
気候変動対策、環境管理、自然環境保全、水資源
職種
研究系
業務内容

プロジェクト概要と目的: 

コンサベーション・インターナショナル(CI)ジャパンは、国際ブルーカーボン研究所(IBCI)と連携し、日本のブルーカーボンの状況を戦略的に評価するプロジェクトを実施しています。日本はブルーカーボン分野の世界的リーダーであり、アマモ場やマングローブなどの豊かな生態系を有しています。さらに、コンブや海藻藻場などの新たなブルーカーボン生態系も、炭素の大気中からの隔離や沿岸のレジリエンスへの貢献の可能性が注目されています。本プロジェクトは、CIジャパンの今後のブルーカーボン戦略を検討するうえで考慮すべき現状のギャップ、機会、優先事項を特定し、ブルーカーボンの保全や気候変動対策における影響力を高めることを目的としています。 

 

本ポジションに求める主な調査内容は以下の3点です: 

  1. 日本におけるブルーカーボンに関する研究の現状把握、分析 
  2. ステークホルダーの特定と整理、分析 
  3. ブルーカーボンに関する政策および手法の状況整理、分析 

 

主な成果物: 

 

ブルーカーボンの研究に関するデスクトップレビュー 

  • 日本のブルーカーボン生態系に関する文献を包括的にレビューする 
  • コンブや海藻藻場など新たなブルーカーボン生態系を含め、現状知識の不足やさらなる研究の余地を特定する 

ステークホルダーの把握と分析の結果 

  • 政府、学術機関、NGO、地域コミュニティなどの主要ステークホルダーを特定、分類する 
  • ブルーカーボン関連の取り組みにおける役割や影響力、関与の度合いを評価する 
  • ステークホルダー・マトリックスおよび関与マップを作成する 

政策および手法の現状把握と分析の結果 

  • ブルーカーボンの定量化、クレジット化、回復に関連する現行の政策、枠組み、手法を分析する 
  • 対象は、国内基準および国際的な連携を含むものとする 
  • 政策・手法の戦略的整合に向けて、現状のギャップや強み、今後の可能性を明示する 

調査結果のプレゼンテーション 

  • CIジャパンおよびIBCIチームに対して主要な調査結果を発表する 
  • ギャップ、機会、戦略的優先事項を明確にした報告書にまとめる 

 

現地調査の可能性: 
調査結果に応じて、現地視察が含まれる可能性があり、その場合は出張が必要となります。出張旅費はプロジェクトが負担します。 

勤務形態
契約
業務期間
2025/10/01 2026/05/31
契約期間: 2025年10月から2026年5月末までの間の任意の期間。2026年5月15日までに上記成果物をすべて納品することを前提として、応募者との協議の上で決定します。
勤務地
関東   東京都
就業時間
09:30 18:30 (休憩時間: 12:30 13:30
必須事項なので、就業時間・休憩時間・休日は、CIジャパンのものを入力してますが、コンサルタント業務ですので、自由に就業して頂いて結構です。
時間外労働
なし
休日
土、日、年末年始
その他業務条件
監督および報告体制: 本ポジションは、以下2名に対してプロジェクト期間中の進捗報告を行い、また両名から業務監督、指導、必要な支援を受けるものとします。 アメリア・ジュール(CIジャパン カントリーディレクター) ピムチャノック・ブアペット(IBCI科学技術ディレクター)

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
必要な業務経験・能力
  • 海洋科学、環境政策、または関連分野の博士号(取得見込みも含む)。 
  • ブルーカーボン、気候政策、生態系サービスに関する研究実績 
  • 優れた分析力と文章力 
  • 日本の環境政策に関する知識があれば歓迎します。 
  • ネイティブネベルの日本語能力 
  • ビジネスレベルの英語能力も歓迎しますが、必須ではありません。 

 

必要な国際協力経験
外務省・在外公館
語学力
日本語
ネイティブネベルの日本語能力 ビジネスレベルの英語能力も歓迎しますが、必須ではありません。
学位
博士あるいは同等程度
その他必要な資格
ブルーカーボン、気候政策、生態系サービスに関する研究実績

応募資格・経験: 

  • 海洋科学、環境政策、または関連分野の博士号(取得見込みも含む)。 
  • ブルーカーボン、気候政策、生態系サービスに関する研究実績 
  • 優れた分析力と文章力 
  • 日本の環境政策に関する知識があれば歓迎します。 
  • ネイティブネベルの日本語能力 
  • ビジネスレベルの英語能力も歓迎しますが、必須ではありません。 

給与・待遇

待遇

「業務委託内容に対して応募者から提案された費用一式に含まれるもの(業務にかかるフリーランス料金、業務上必要な交通費、出張旅費等)」をお支払い致します。

福利厚生
交通費支給
加入保険
なし

応募について

募集期間
2025/09/24 09:30 2025/10/31 23:59
募集人数
応募方法

応募者に求める提出書類: 

  1. 履歴書(CV) 
  2. 作業計画(調査手法)+プロジェクトスケジュール(キックオフ、中間レビュー、最終レビューの日程) 
  3. 提案費用の見積もり(フリーランス料金の時間単価/日単価、または固定プロジェクト費用の内訳を含むことが可能)。調査にあたって必要と判断された出張費は、事前に承認されたものについてプロジェクトが負担します。

(注1) 3の提案費用は、本ToRに記載された業務範囲を踏まえたうえで、必要な時間や労力、関連費用を考慮したものとしてください。 

(注2) 応募は随時受け付けます。 

(注3) ペアまたはチームでの応募も可能です。 

応募書類の送付先: 
recruit@conservation.or.jp 

応募時の注意事項

  追加情報や特定の要件については、候補者の決定後、ブリーフィング段階で通知します。

 

【10月31日(金)締切】ブルーカーボン・コンサルタント

一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン

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お問い合わせ先

電話番号
メールアドレス
japan@conservation.org
団体情報詳細
設立目的・事業内容
コンサベーション・インターナショナル(CI)は、持続可能な社会の実現を目指す、国際NGOです。自然の恵みを将来世代につなぐため、科学とパートナーシップ、現場での実践を柱に、世界70カ国以上でコンサベーション(地球環境の保全)活動を通して、持続可能な開発の実現を目指しています。 ■コンサベーション・インターナショナル 設立: 1987年 本部: 米国ヴァージニア州アーリントン オフィス: 全世界31カ国58か所 スタッフ: 全世界1,500名以上 CEO: M・サンジャヤン 理事:ピーター・セリグマン、ハリソン・フォード他 ■コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 代表理事: リチャード・ジェオ 理事: メイザニ・イルマディアニー 理事: 日比 保史 (社外) カントリーディレクター:アメリア・ジュール
活動対象分野
気候変動対策、環境管理、自然環境保全、水資源、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
● カンボジア・プレイロング地域におけるREDD+に関する新メカニズム実現可能性調査およびプロジェクト実施 ● フィリピン北部シエラマドレ生物多様性コリドー・住民参加型森林再生事業 ● ガーナ生物多様性保全のための持続可能なカカオ農業育成事業 ● インドネシア・グヌングデ国立公園周辺森林再生事業 ● コロンビア・アマゾン地帯における先住民族と地元農家参加による淡水生態系保全 ● 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)/生物多様性条約(CBD)締約国会議等への参加 ● ブラジル・アマゾンにおける森林再生事業 ● 南アフリカ・東ケープ州の放牧地における自然の力を活用した気候変動対策
活動実績(国内)
● 生物多様性関連、気候変動(REDD+)関連の政策提言 ● 環境省生物多様性にかかる資金動員に関する検討会、JICA環境社会配慮助言委員会等の委員として政策立案に参画 ● 企業CSR/環境経営へのアドバイザリー ● 大学等で、開発と生物多様性、自然資本、企業CSRなどに関する講義・講演 ● JICA集団研修などの講師 ● 生物多様性重要地域(KBA)など、生物多様性保全や気候変動に関する普及啓発、環境教育 ● 自然資本主流化のための定量化手法の開発 など
所在地
100-0011
東京都 千代田区内幸町 2-1-6 日比谷パークフロント19F
設立年月
1990 / 8