★急募★中東イラクで、新しい形の紛争予防に挑む現地スタッフを募集!

一般社団法人ピースセルプロジェクト

  • 契約
  • 海外勤務

募集要項

職務分野
貧困削減、平和構築、緊急・人道支援
職種
その他
業務内容

一般社団法人ピースセルプロジェクト(PCP)の類家と申します。

中東イラクで一緒に働いていただける方を募集しています!ご興味ある方は、団体内Webサイトからお申し込みください。

 

<活動概要>

イラクで進行中である、紛争予防プロジェクトの推進をサポート頂くとともに、ファンドレイズやドナーとの関係構築まで幅広い業務です!

 

<活動内容>

【プロジェクト推進サポート】

イラク現地にて進行中の複数プロジェクトに関わっていただきます。プロジェクトの前線で代表や現地スタッフと協力し、予算策定・運営/実施まで幅広く業務にあたっていただきます。

【ファンドレイズ業務】

助成金申請やサポーター獲得など、組織運営とプロジェクト実施に必要な資金獲得業務をお願いしたく思います。

 

<団体の概要>

非常に多種多様な民族・宗教の方々が暮らしている中東・イラク。その複雑さを背景に、多くの紛争が起こってきました。大きな紛争が終わった今も、「報復の連鎖」とも言える紛争の火種はそこかしこに残っています。そこで「絵本と演劇」を通して、異なる背景を持つ方々が深い対話をできるよう、新しい形の紛争予防に取り組んでいます。下記が現在取り組んでいるプロジェクトの例です。

 

 

【①イラク・ドホークの公立学校におけるPCPオリジナル学校図書室運営】

絵本や図書室文化の希薄なイラクで、絵本の読み聞かせやワークショップを行うことで、子どもたちの想像力を育む活動です。ここで育まれる想像力は、異なる人々の背景を想像する力になり、深い対話をするための基礎体力になります。PCPはこれまで、4校の公立学校に図書室を新設をし、子どもたちに読み聞かせや絵本を使ったワークショップを行っています。

 

【②現地ドホーク大学と協業した、紛争予防ワークショップのカリキュラム開発】

想像力とエンパシー(理解したくない相手をわかろうとする力)を醸成するためのワークショップ、「紛争予防ワークショップ」を牽引できる人材を現地ドホーク大学から育成する活動です。これを達成するため、大学の管理部や教員と協力し、カリキュラム開発を行います。ワークショップの中で、関係性の変化や視点の切り替えを経験し、異なる他者の背景を深く理解できるようカリキュラムデザインを行います。

 

 

【③イラク・モスルにおける、元子ども兵や戦争被害者の社会再統合支援】

イラク第二の都市とも評されるイラク・モスルでは、2014-2017年にISIS(自称:イスラム国)の侵攻がありました。これにより街は破壊され、コミュニティは分断されました。コミュニティの中に残る深い分断を繕うために、職業訓練と心理社会支援で、戦争被害者の方々が安心・安定して暮らせるように支援をしています。

勤務形態
契約
業務期間
2026/02/01 2027/01/31
*文化や生活習慣に慣れる時間も必要なため、1年以上の長期滞在を想定しています。
試用期間
3ヶ月
勤務地
中近東   イラク
イラク
就業時間
10:00 17:00 (休憩時間: 13:30 14:00
時間外労働
あり
時間外労働があった場合は、翌月の業務時間を減らすなどして調整をいたします。
休日
金、土、夏季休暇、年末年始、その他
*イスラム教徒の多い中東圏では、金土が週末となります。その他にもご要望に合わせて長期休暇の取得が可能です。(一時帰国やご旅行を想定します)

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
必要な業務経験・能力

◎必須条件
・社会人経験2年以上
・イラクにて1年以上勤務できる方
・英語でコミュニケーションができる方
・紛争地での平和構築活動に興味のある方
 

◎歓迎条件
・国際協力NGOや青年海外協力隊参加者

・アラビア語でコミュニケーションを取れる方
・ファンドレイズのご経験がある方
・演劇WSの参加経験がある(ファシリ経験は歓迎条件)

語学力
英語
英語を多用する環境で活動をしていただきます。意思疎通がスムーズに取れるレベルの英語能力が求められます。
学位
不問
その他必要な資格

必ずしも国際協力団体での勤務経験や 類似分野の学士・修士を求めません。しかし、ファンドレイズや書類作成、報告業務も業務範囲のため、社会人経験2年以上ある方を優先して採用します。

歓迎条件
協力隊経験者歓迎、国際協力未経験の社会人歓迎

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
10~20万未満
待遇

・有給*金額は経験を鑑み要相談

・VISA費用は当団体がカバー(イラクまでの往復渡航費は自費でご負担となります)

・空港からオフィスまでの往復費用をカバーいたします

・当団体のドミトリーに居住可能です

*平和構築への情熱がある方を歓迎します!

試用期間の待遇
基本的に待遇は変更しないことを想定していますが、ご経験次第で変更になる可能性がございます。
福利厚生
交通費支給、完全週休2日制、社宅・家賃補助制度
・団体で借りている住居(ドミトリー)に滞在可能です。 ・イラク国内の交通費は団体でカバーします。  ・VISA費用はPCP持ち(渡航費はカバー対象外) *日本からイラクまでの航空券代はご自身の負担になります。
加入保険
なし

応募について

募集期間
2025/11/13 13:16 2025/12/12 13:16
募集人数
1
応募方法

下記の当団体HPからお申し込みください。

https://www.peacecellproject.org/formvolunteer

応募時の注意事項

「簡単な自己紹介」欄に、「現地スタッフ」への応募である旨を明記してください。

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勤務形態

働き方

お問い合わせ先

担当部課
イラク・ドホークスタッフ
担当者氏名
類家宏平
電話番号
メールアドレス
info@peacecellproject.org
担当者から一言

年齢関係なく「やってみたい!」という気持ちを大切にします。

紛争のイメージが強いイラクですが、現在は「平時」です。この平時に次の紛争を予防するため、一緒に平和構築活動を進める仲間を募集します。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
代表の高遠菜穂子は、2003年のイラク戦争勃発時から15年以上も個人で緊急人道支援活動を行い、爆撃による被害者、難民、国内避難民、ストリート・チルドレンなどに食料・衣料・シェルターなどの生活必需物資の支援を行うほか、現地の医療機関と共同での医療ミッションも数多く行ってきました。また、紛争の根本原因の一つである、他民族・他宗教・他宗派の人々の間で、世代を超えて受け継がれてしまう「報復の連鎖」を緩和するために対話の場を用意し、相互理解を進める機会を作る努力もしてきましたが、参加者たちは自身の被害体験のみに言及することが多く、互いの状況や背景を理解し合うことの難しさを痛感しました。 しかし、イラクとシリアにまたがる地域で活動するイスラム過激派組織ISILによる占領の終結前後から、現地の若者たちとの交流の中で、彼らが多様性を認め合うことの重要性に言及し始めたことに気づき、これを推し進め、次の世界を担う現地の若者や子どもたちが、互いの民族や宗教・宗派などの垣根を超えて、お互いを理解し合うために必要な支援をすべく、2018年に、任意団体・ピースセルプロジェクトを立ちあげました。人間がもともと持っている感受性、創造性、好奇心、想像力、思考力、自己表現力、共感力を高め、非暴力による紛争解決の可能性を探り、共生による平和構築を現地の若者たちや子どもたちの手で実現していくために必要な、読書の習慣化、環境保全活動、コミュニケーションワークショップなど、平和と共生を実現するための様々なプロジェクトを行っています。 団体は2022年に一般社団法人となり、その活動を広げています。 ピースセルプロジェクト(以下PCP)の最大の活動目的は、イラクにおける世代を超えて受け継がれている「報復の連鎖」を断ち切り、現地の人々が中心となって、長期的な平和構築を行うことです。そのために、PCP独自の平和構築メソッド(*「ドホークモデル」)の開発・普及と、紛争に密接に関わっている化石燃料への依存を減らすため、環境保全活動(以下エコロジー活動)に取り組んでいます。 *「ドホークモデル」に関して:イラク・クルド人自治区のドホーク県は、イラクや隣国シリアでの度重なる紛争・戦争から逃れた、多様な背景を持つ難民を数多く受け入れています。ドホーク県内には、5つのシリア難民キャンプ、15の国内避難民キャンプがあり、人口は受け入れ前の2倍と言われています。一つの地域に多様な背景を持つ人々が暮らすこの地で、相手の背景を想像・共感する力を醸成し、コミュニケーションを通して相互理解を後押しする活動は、紛争の予防・解決の面で意義深いと考えています。上記を、現地の教育関係者との連携でPCP独自のメソッドとして確立し、ドホークで確立されたその手法を、広く全地域での公教育の中で使用できるようパッケージ化する予定です。そのパッケージを「ドホークモデル」と呼んでいます。
活動対象分野
教育、気候変動対策、自然環境保全、平和構築
活動実績(海外)
<活動実績> 【学校図書室の新設・運営】 2021年に、国内避難民の子どもたちが通うイラクドホークの公立小学校に多言語学校図書室を新設。蔵書は200冊を超える。月で延べ約500人が利用する。 【絵本の読み聞かせ・読み手育成ワークショップ事業】 公立パヤム小学校にて、日本語・クルド語・アラビア語をメインに1年生〜6年生までの子どもたちに図書室での読み聞かせを行う。年間約6,480人の子どもたちに読み聞かせを実施。 【移動図書室(モバイルライブラリー)の実施】 マイクロバスを改装して移動図書室を造り、公園や保育園、小児病棟や避難民キャンプに出向き、多言語での読み聞かせを行う。年間約760人の子どもたちに読み聞かせを実施(延べ数)。 【より効果的に子どもたちの想像力を養える読み手の育成】 地で絵本の読み聞かせができる人材の育成を目指し、NGO職員や幼稚園の職員に「読み聞かせワークショップ」を実施。年間約60名のNGO職員・幼稚園の先生にワークショップを実施 【団体独自の絵本「モンちゃんシリーズ」の作成・出版】 団体オリジナルの紙芝居と絵本を作成・出版。 【エコロジー事業】 紛争解決・予防のみならず、イラクで深刻な水不足や砂漠化、ゴミ問題による環境への負荷軽減・解消に向けて、子どもたちへの基礎教育・体験型学習を行う。公立パヤム小学校に新設した学校図書室において、生徒約145名に環境問題についての授業を実施。 【コミュニケーションワークショップ事業(以下:コミュニケーションWS)】 イラクの青少年の共感力(エンパシー)醸成とワークショップを牽引できる現地人材の育成に取り組む事業。日本から、紛争地域での相互理解のためのコミュニケーションWSに造詣が深いファシリテーターを招聘し、2週間のコミュニケーションWSを実施。2022年10月〜11月までで、計10回、延べ124名の大学生・NGOワーカーにワークショップを提供。満足度調査では約8割が「大変満足」、同じく約8割が「ファシリテーターになりたい」と回答。 【サマースクール事業】 図書室を新設したパヤム小学校で2ヶ月の夏休み期間を利用し、音楽、お話し作り、空手の3つのコースを提供。応募があった合計約70名の生徒に提供。 <今後の活動計画> 【学校図書室の新設・運営】 2023年現在、ドホークで2校目となる学校図書室を新設中。これにより、600人以上の生徒に他言語での読み聞かせが可能になる。 【絵本の読み聞かせ・読み手育成ワークショップ事業】 2校の学校図書書室での絵本読み聞かせを行う。合計延べ 12000人以上の生徒に読み聞かせが可能になる。 【エコロジー事業】 図書室のある2校の小学校でのエコロジー授業の実施。合計のべ約300人の生徒へ、環境問題の基礎知識とワークショップを提供。 【コミュニケーションワークショップ事業(以下:コミュニケーションWS)】 ドホーク大学と連携し、大学生やNGOワーカー向けのコミュニケーションワークショップ事業の実施。想像力・共感力を養うコミュニケーションWSを、ドホーク大学の生徒約100名と、NGOスタッフ約30名に実施する。
活動実績(国内)
所在地
240-0025
神奈川県 神奈川県横浜市保土ケ谷区狩場町 303番地236グラン・コート保土ヶ谷303
設立年月
2021 / 04