オイスカ ~誰かの未来に、本気で向き合う仕事。~(2027年度 新卒・中途採用)

公益財団法人 オイスカ

  • 正職員
  • 地方勤務
  • 海外勤務

募集要項

職務分野
貧困削減、農業開発/農村開発、教育、民間セクター開発、都市開発・地域開発、自然環境保全、援助アプローチ/戦略/手法、市民参加、日本語教育、一般事務・経理、多岐にわたる分野
職種
その他
業務内容

【この仕事の魅力】

人と向き合う中で、身につく力

国際協力の仕事は、国籍や文化、価値観の異なる人たちと関わりながら、一つの目標に向かって進んでいく仕事です。

いつも正解が用意されているわけではありません。
思うように進まないこともあれば、「どうすれば相手に伝わるのか」と悩むこともあります。

だからこそ大切なのは、相手の話に耳を傾け、自分で考え、対話しながら、一歩ずつ前に進んでいくこと。

また、国際協力の現場では、「これは自分の担当ではありません」と線を引いてしまうと、仕事が前に進まないこともあります。

目の前に困っている人がいれば、まず話を聞く。
必要なことがあれば、立場や担当にとらわれず、まずやってみる。
華やかではなくても、一つひとつのことに地道に向き合う。

そうした積み重ねが、人との信頼をつくり、仕事を動かす力になっていきます。

最初から何でもできる必要はありません。
分からないことに戸惑いながらも、「やってみよう」と一歩踏み出す。その経験を重ねることで、コミュニケーション力や柔軟に考える力、問題に向き合い解決していく力が、少しずつ身についていきます。

そしていつか、初めての場所でも、初めて会う人たちの中でも、
「まずはやってみよう」
と一歩を踏み出せる自分に出会えるかもしれません。

さまざまな価値観に触れ、自分自身を見つめる

この仕事では、さまざまな国、地域、文化、そしてさまざまな人生を歩んできた人たちと出会います。

一緒に仕事をし、話をし、ときには同じ場所で汗を流す。
そんな経験の中で、

「自分は何を大切にしたいのだろう」
「自分は、これから社会とどう関わっていきたいのだろう」

と、自分自身について考える機会も増えていきます。

すぐに答えを出す必要はありません。

悩んだり、迷ったり、ときには立ち止まったりすることも、この仕事の一部です。

人との出会いを通じて、自分の考えが少しずつ変わっていく。
これまで当たり前だと思っていたことを、別の角度から考えられるようになる。

そうした一つひとつの経験が、自分自身の視野を広げ、これから先の人生を歩んでいくための土台になっていきます。

小さな一歩が、未来につながっていく

国際協力の仕事は、今日の仕事の成果が、明日すぐに見えるとは限りません。

自分が関わった人が技術を身につけ、地域で仕事を始める。
育てた木が森になり、地域の環境を守る。
学んだ人が、今度は誰かを育てる側になる。

一つひとつは、小さな変化かもしれません。

それでも、目の前にあることに向き合い、できることから地道に積み重ねていく。その仕事が、誰かの暮らしを支え、地域の未来をつくり、やがて次の世代へとつながっていきます。

すぐに結果が出なくても、続けるからこそ見えてくるものがあります。

何年か経って振り返ったとき、
「あのとき、この仕事を選んでよかった」
と思える。

そんな実感を、日々の仕事の中で少しずつ積み重ねていけることも、オイスカで働く魅力の一つです。

【採用職種と業務内容】

オイスカでは、海外での開発協力から国内での人材育成、環境保全、広報・啓発まで、さまざまな事業を通じて「人を育て、地域をつくる」活動に取り組んでいます。配属先によって仕事の内容は異なりますが、共通しているのは、人と向き合い、現場と社会をつなぎながら、目の前の課題を一つずつ前に進めていくことです。

■ 海外開発協力事業(本部:東京)

アジア・太平洋地域を中心に各国で展開する開発協力事業について、現地のスタッフや関係者と連携しながら、国内と海外の現場をつなぎます。

開発協力プロジェクトの実施・進捗管理

現地スタッフや関係機関との連絡・調整

新たな事業・プロジェクトの企画、立案

事業に関する情報収集、報告書作成、広報・情報発信

国内外の関係者・企業・団体等との連携

■ 人材育成事業(国内研修センター:福岡・愛知・香川・大阪)

アジア・太平洋諸国から来日する研修生や外国人技能実習生等を受け入れ、技術だけでなく、日本で生活し、働くために必要な知識や生活面も含めて支援します。

農業技術、日本語、文化・生活習慣などの指導・支援

研修生・実習生の日常生活に関するサポート

外国人技能実習生等の支援・監理業務

企業や関係機関との連絡・調整

研修・人材育成プログラムの運営

人を「教える」だけではなく、一人ひとりと向き合い、その成長を支える仕事です。

■ 啓発普及事業(本部:東京)

オイスカの活動を国内の支援者や企業・団体、一般の方々に伝え、より多くの人に国際協力や環境保全への関心を持ってもらうための活動を行います。

イベント・報告会などの企画・運営

SNS・Web・動画などを活用した情報発信

広報企画・制作

東日本大震災復興支援「海岸林再生プロジェクト」や「富士山の森づくり」などの環境保全事業の推進

企業・団体との協働による事業づくり

支援者(個人・法人)への活動報告、関係づくり

新たな支援者とのつながりをつくるための取り組み

電話・メールなどによる各種問い合わせへの対応

広報は、単に「活動を知らせる」仕事ではありません。

現場で生まれている思いや成果を社会に伝え、「応援したい」「一緒に取り組みたい」という人を増やし、活動を次の一歩につなげていく仕事です。

オイスカの仕事に、決まった「正解」はありません

海外の現場でも、国内の研修センターでも、本部でも、予定どおりに進まないことはあります。

だからこそ、言われたことだけをこなすのではなく、
「今、何が必要なのか」「自分に何ができるのか」
を考え、周りの人と力を合わせながら動くことを大切にしています。

国際協力の仕事は、決して華やかなことばかりではありません。

地道な調整、資料作成、電話やメール、現場での作業、思うように進まないこととの向き合い――。

そうした一つひとつの仕事の先に、人の成長があり、地域の未来があります。

誰かのために動くことが、いつか自分自身の成長にもつながっていく。

そんな仕事に、一緒に取り組んでみませんか。

勤務形態
正職員
業務期間
2027/04/01 ~
既卒の方も歓迎しております。 入職時期についても、ご事情を伺いながら、ご相談のうえ柔軟に調整いたします。
試用期間
3ヶ月
勤務地
関東   東京都
国内研修センター(福岡・愛知・香川・大阪)、海外勤務の可能性もあります。
就業時間
08:45 ~ 17:45 (休憩時間: 12:00 ~ 13:00 )
配属先の事業所によっては、業務内容に応じて勤務時間が変動します。 なお、コアタイムを導入しており、柔軟な働き方が可能です。 休日に出勤した場合は、振替休日を取得していただきます。
時間外労働
なし
休日
土、日、年末年始
その他業務条件
当法人では、国際協力の現場に立ち、SDGsの達成に向けた取り組みを、日々の仕事を通して「自分たちの手で」形にしていく仲間を募集しています。 世界や社会が抱えるさまざまな課題に向き合い、目の前の一つひとつの仕事に丁寧に取り組む。その積み重ねが、人の暮らしを支え、地域の未来につながり、やがて社会のより良い変化につながっていきます。 国際協力の経験がなくても、心配はいりません。 最初からすべてができる必要はありません。分からないことを周りに聞き、一つずつ学びながら、実践や日々の業務を通して少しずつできることを増やしていける環境を大切にしています。 また、国際協力の仕事は、自分の担当や役割だけにとどまるものではありません。その時々に必要なことに目を向け、立場にとらわれず、できることから取り組んでいく。地道な仕事にも丁寧に向き合い、ときには新しいことにも挑戦してみる。そうした姿勢が、周囲との信頼を育み、自分自身の成長にもつながっていきます。 「国際協力に関わってみたい」 「人の役に立つ仕事がしたい」 「新しいことを学びながら、自分にできることを増やしていきたい」 まずは、そんな気持ちがあれば十分です。 一人では分からないことも、仲間と一緒に考え、試し、経験することで、少しずつ見えてくるものがあります。日々の仕事を重ねる中で、自分なりの役割や、この仕事だからこそ感じられるやりがいに出会っていただければと思います。 あなたの小さな一歩が、誰かの未来を支え、地域の力となり、やがて世界のどこかにつながっていくかもしれません。 そんな一歩を踏み出そうとする皆さまと出会えることを、心より楽しみにしています。 【求める人物像】 ・国際協力に関心を持ち、当法人の理念や活動に共感してくださる方 ・何事にも前向きに取り組み、周囲の人と協力しながら、明るく誠実に仕事に向き合える方 ・自分の担当や役割だけにとらわれず、その時々に必要なことを考え、地道な仕事にも丁寧に取り組める方 ・分からないことをそのままにせず、周囲に相談しながら学び、新しいことにも前向きに挑戦できる方 ・自ら考えて行動するとともに、周囲とのコミュニケーションを大切にし、適切な報告・連絡・相談ができる方

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
必要な業務経験・能力

特になし

類似業務経験年数
特になし
語学力
日本語
Japanese Language Proficiency Test (JLPT) N2 or above — sufficient Japanese proficiency to communicate effectively in a professional setting and perform assigned duties smoothly. (日本語能力試験(JLPT)N2以上 ― 職場で円滑に意思疎通を図り、担当業務を遂行できる十分な日本語能力)
学位
学士あるいは同等程度
歓迎条件
大学生・大学院生歓迎、新卒歓迎、国際協力未経験の社会人歓迎

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
10~20万未満
昇格あり
待遇

基本給(大卒):178,000円~(地域加算あり 東京:16,000円 愛知:2,000円 大阪:8,000円)

諸手当:年齢加算・勤続年数加算あり

給与形態:月給制/通勤費支給(上限30,000円)

昇給:あり(経験・能力等を考慮のうえ、当法人規程により決定)

賞与:なし

退職金制度:なし

福利厚生

各種社会保険完備(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)

研修センター宿舎(寮)利用可

勤務条件

試用期間:3ヵ月

休日・休暇:週休2日制、年間休日120日

産前産後休暇、看護休暇、介護休暇、慶弔休暇あり

試用期間の待遇
本採用と条件に変更なし
福利厚生
交通費支給、各種社会保険完備、社宅・家賃補助制度
加入保険
あり
各種社会保険(社会保険、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)

応募について

募集期間
2026/09/01 00:00 ~ 2026/11/30 23:59
募集人数
2名
応募方法

《エントリー方法》

【説明会】

応募前に検討いただくため説明会をおこない概要をご説明いたします。(随時)
こちらからお申し込みください。

 

【応募方法】

応募は応募専用フォームまたは、PARTNER応募で受付しております。
下記書類をアップロード、メールの場合は添付(PDF形式)にてお送りください。

  1. 履歴書(写真貼付)
  2. 自己紹介書
  3. 志望動機(様式自由)

【選 考】
一次選考は書類選考となります。結果につきましては、Emailにてご連絡いたします。

二次選考では、適性検査および面接を実施いたします。面接は本部(東京)で行いますが、遠隔地にお住まいの方はオンラインでの対応も可能です。

なお、二次選考を通過された方には、最終段階として本部事務所または研修センター(福岡・愛知)へお越しいただきます。

※応募書類を受理後、今後の採用スケジュールを改めてご案内いたします。
※一次選考を通過された方から、順次面接を実施いたします。

応募書類
・履歴書
・志望動機(様式自由)
・自己紹介書(様式自由)
応募時の注意事項

※お問い合わせや応募前の職場見学への参加の有無が、採用選考の結果に影響することは一切ありません。
職場見学への参加は任意ですので、ご安心ください。

ご不明な点がございましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください。

オイスカ ~誰かの未来に、本気で向き合う仕事。~(2027年度 新卒・中途採用)

公益財団法人 オイスカ

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勤務地

勤務形態

お問い合わせ先

担当部課
オイスカ本部
担当者氏名
採用担当
電話番号
03-3322-5161
メールアドレス
oisca-recruit@oisca.org
担当者から一言

私たちが取り組む国際協力は、人や地域と関わりながら、その暮らしや未来を少しずつより良いものにしていく仕事です。

自分が関わった仕事や、日々の小さな選択が、誰かの暮らしを支え、地域の未来につながっていく。すぐに結果が見えることばかりではありませんが、振り返ったときに、その積み重ねが確かな変化につながっていることに気づくことがあります。

それが、この仕事の大きなやりがいの一つです。

 

当法人は、日本の国際協力団体として、多くの支援者の皆さまに支えていただきながら、長年にわたり国内外で活動を続けてきました。

人材育成、環境保全、農山漁村の振興など、社会の土台を支えるさまざまな活動に、現地の人々と一緒に取り組んでいます。

国や文化、考え方が違えば、思うように進まないこともあります。それでも、相手の声に耳を傾け、ともに考え、できることを一つずつ積み重ねていく。そうした地道な歩みを大切にしてきたことが、私たちの活動の原点であり、これまで支えてくださった皆さまから受け継いできたものでもあります。

 

今、世界では、気候変動や貧困、資源の枯渇など、国境を越えて考えなければならない課題が増えています。

私たちは、アジア・太平洋地域での農村開発や環境保全に取り組むとともに、日本国内でも農林業体験やセミナー、植林・森林整備などを通じて、次の世代へ持続可能な社会をつないでいく活動を行っています。

一つひとつは小さな取り組みかもしれません。しかし、人から人へ、地域から地域へと、その思いと経験が受け継がれていくことで、未来につながる力になっていくと考えています。

 

この仕事の魅力は、単に「支援する側」として関わるのではなく、現地の人々と同じ目線に立ち、ともに考え、ときには悩みながら、一緒に歩んでいけることです。自分の担当だけにとらわれず、その時々に必要なことに取り組んだり、初めてのことにも挑戦したりする中で、これまで知らなかった世界や、自分自身の新たな可能性に出会うこともあります。

もちろん、最初から特別な経験や知識が必要なわけではありません。

「国際協力に関わってみたい」
「人や地域の役に立つ仕事をしてみたい」
そんな気持ちから始めていただいても大丈夫です。

さまざまな人との出会いや経験を重ねる中で、自分にできることを少しずつ見つけていってください。その歩みが、仕事だけでなく、これからの人生を考えるきっかけになることもあると思います。

 

もし、私たちの活動や考え方に少しでも心が動いたなら、まずは一度、話を聞いてみませんか。

すぐに答えを出す必要はありません。

お話しする中で、「ここでなら、自分にもできることがあるかもしれない」と感じていただけたら、それが最初の一歩になるのだと思います。

その一歩が、いつか誰かの未来につながっていたと気づく日が来るかもしれません。

そんな出会いを、私たちは楽しみにしています。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
オイスカは、「それぞれの生命は密接につながり、その源は宇宙にあることを認識し、国籍・民族・言語・宗教・文化の違いを越えて、すべての人々が共に生き、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界を理想とする」という理念のもと、1961年に設立されました。 この理念は、単なる言葉ではありません。私たち人間が大自然の中で“生かされている”ことへの深い感謝と、すべての生命が調和して生きる「ふるさとづくり」の精神を、静かに、しかし確かに表しています。 創立以来、オイスカは「農業を通じた人づくり」を軸に、国境や文化を越えた共生と地球環境の保全を両立させる活動を、国内外で積み重ねてきました。 現在は41の国と地域にネットワークを持ち、各地の研修センターを拠点に、持続可能な農業の普及、農村開発、森林・環境保全活動を進めています。こうした取り組みを通して、途上国の青年たちが地域を支えるリーダーへと育ち、貧困の解消、食料安全保障、気候変動対策、生物多様性の保全など、現代社会が直面する課題の解決へとつながっています。 たとえば、「子供の森」計画では、子どもたち自身が学校や地域で木を植え、育てながら、自然への愛着と責任を学ぶ活動を展開してきました。 この活動は37カ国・約5,670校に広がり、次世代が自ら未来の森と希望を育てる、あたたかな循環を生み出しています。 国内においても、この理念は息づいています。名取市では、**海岸防災林**の再生に長期的に取り組んでいます。 津波で失われた海岸林をよみがえらせるため、協定面積約100haにわたるクロマツの育苗・植栽・育林を、被災農家や地域住民とともに続けてきました。現在は間伐や管理の段階へと進み、防災機能の回復と地域の復興を静かに支えています。 持続可能な森が、いつの日か再び人々の命と暮らしを守る。その緑が、地域に新たな希望の風景をもたらす。そんな長い時間軸を見据えながら、活動は続いています。 オイスカの歩みは、国際協力の知見を国内に活かし、国内での経験を再び世界へと還元する、ひとつの循環でもあります。国籍や文化を越えた「大家族」のようなつながりを大切にしながら、一人ひとりの行動が、地球全体の生命基盤を守る力になると信じて。。。 これからも、謙虚さと感謝の心を胸に、持続可能な社会の実現に向け、歩みを重ねていきます。
活動対象分野
農業開発/農村開発、自然環境保全、防災、日本国内の社会課題への対応・多文化共生、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
1961年の創立以来、アジア太平洋地域を中心に、農業を通じた「人づくり・ふるさとづくり」を理念として国際協力活動を展開してきました。主な活動分野は、途上国の青年リーダー育成、持続可能な農村開発、環境保全(森林・マングローブ再生)、そして次世代を担う子どもたちへの環境教育です。これらの活動を通じて、貧困削減、気候変動対策、生物多様性保全、パートナーシップ強化など、SDGsの達成に貢献しています。 【人材育成の実績】 国内外11カ国22カ所に研修センターを設置し、農業技術、有機農業、環境保全、女性の生活改善など、地域の自立につながる実践的な研修を実施しています。これまでに約3万人の若者を育成し、そのうち約6,000人が日本での長期研修や技能実習を経験しました。研修修了生の多くは帰国後、農村開発や地域づくりを担うリーダーとして活躍しています。日本国内の4カ所の研修センターでも、これまでに約5,000人の海外青年を受け入れ、農業や食品加工などの技術移転を行ってきました。 【環境保全・植林活動】 これまで30カ国以上で、累計2万2,000haを超える植林活動を実施してきました。マングローブ植林、砂漠化防止、防災・減災を意識した生態系再生などに取り組み、気候変動対策や生物多様性の保全に寄与しています。特に、ウズベキスタンのアラル海周辺における植林活動は、深刻な環境問題への実践的な取り組みとして国際的な注目を集めています。 【「子供の森」計画】 1991年にフィリピンの17校で始まった、子ども主体の環境教育・植林プログラムです。2024年度末時点で、37カ国5,670校へと広がりました。子どもたちが学校や地域で木を植え、自然環境の大切さを学ぶとともに、保護者や地域住民を巻き込んだコミュニティづくりへと発展しています。感染症拡大下においても、オンラインセミナーや家庭学習支援などを通じて活動を継続し、国際交流の機会も創出してきました。 【その他の国際協力と今後の計画】 このほか、バングラデシュ、インドネシア、フィリピン、スリランカ、タイ、カンボジアなどで、農村開発、生計向上支援、養蚕普及等のプロジェクトを展開しています。オイスカは国連経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格(General Consultative Status)を有し、国連地球サミット賞や国連青年功労賞など、国際的にも高い評価を受けています。 今後は、各国の研修拠点機能をさらに強化し、地域課題の解決を担う現地リーダーの育成を一層推進していきます。人材育成と環境保全を両輪とし、持続可能な地域づくりを通じて、アジア太平洋地域をはじめとする国際社会の発展に貢献してまいります。
活動実績(国内)
海外で培ってきた国際協力の知見やネットワークを活かし、日本国内においても社会課題の解決に取り組んでいます。主な活動分野は、被災地復興支援、地域活性化、環境保全、多文化共生の推進です。国内外の活動を相互に結びつけることで、「海外で学んだことを日本に還元し、日本での経験を再び国際協力へ活かす」という循環型の取り組みを進めています。 【東日本大震災復興支援(海岸林再生プロジェクト)】 2011年の東日本大震災直後から、名取市において「名取市海岸林再生の会」(被災農家を中心とした団体)と連携し、海岸防災林の再生に取り組んでいます。津波で失われた約100haのクロマツ林の再生を目指し、抵抗性クロマツの植林、土壌改良、生計支援を10年以上継続して実施してきました。この取り組みは農林水産大臣賞も受賞しており、地域住民参加型の活動を通じて、復興支援にとどまらず、防災・減災機能の強化と地域コミュニティの再生にも貢献しています。現在も植栽管理やモニタリングを継続し、震災から15年を経た今なお、「未来を守る森づくり」として活動を続けています。企業・団体ボランティアの参加も多く、幅広い支援の輪が広がっています。 【環境保全・地域活性化】 富士山周辺での森づくりをはじめとした森林整備活動や、農業体験を通じた環境教育を実施しています。また、国内4カ所の研修センターでは、海外研修生の受け入れに加え、一般市民向けのセミナー、体験プログラム、講演会などを開催し、環境意識の向上と国際理解の促進に取り組んでいます。こうした活動を通じて、地域住民が地球規模の課題を身近に考える機会を提供するとともに、多文化共生への理解を深めています。 【人材の活用と今後の計画】 オイスカでは、研修センター修了生、海外研修経験者、ボランティア、支援者ネットワークなど、多様な人材が国内活動に積極的に参画しています。具体的には、名取市での植林活動や維持管理、環境教育ワークショップの運営、国内研修センターでの海外研修生支援、異文化交流イベントの企画・実施などに携わっています。こうした人材は、国際的な視点と実践経験を活かし、日本国内の地域課題解決に重要な役割を果たしています。 今後は、被災地復興支援の継続に加え、農業を通じた地域活性化、多文化共生の推進、環境保全活動のさらなる充実を図っていきます。また、啓発普及活動を強化し、次世代を担う若者が国際協力や社会課題解決に主体的に関わる仕組みづくりも進めていきます。オイスカは、国内活動を通じて、人と地域を育みながら、日本社会と国際社会の双方に貢献する持続可能なモデルの構築を目指しています。
所在地
〒168-0063
東京都 杉並区和泉 2丁目17-5
設立年月
1961 / 10