募集終了

《母と子の医療を世界に届ける!》海外駐在プロジェクトコーディネーター(シエラレオネ)

特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

  • 契約
  • 海外勤務

職務内容

職務分野
保健医療、民間セクター開発、援助アプローチ/戦略/手法
業務対象国/勤務地
アフリカ   シエラレオネ
シエラレオネ南部州ボーおよびルグブチーフダム、首都フリータウン
業務期間
2022/12/01 2023/05/31
休日
時間外労働
その他業務条件
原則として6ヶ月契約とするが、希望により長期の契約については応相談 2022年12月着任を目処とするが、応相談
業務内容

母と子の医療を世界に届ける会(IGPC)は「途上国のすべての母親と赤ちゃんに、家族に、周産期医療を届ける」をミッションとして活動しています。
IGPCはパイナップル農園を運営するシエラトロピカル社(伊藤忠商事100%子会社)と共同で、シエラレオネ南部ルグブチーフダム・スンブヤで病院を運営し、地域住民に周産期医療を提供しています。
また、3ヵ年の計画で日本医療研究開発機構(AMED)と鹿児島市立病院の低価格医療機器開発の共同研究に参画し、ボー政府病院での臨床研究を予定しています。
このように、臨床、コミュニティ開発、研究といった幅広い分野に携わって頂けるメンバーを募集しています。
①    AMED/鹿児島市立病院共同医療研究のサポート業務
・相手方政府関係者やボー政府病院関係者等カウンターパートとの連絡調整
・活動に関わる資機材調達や管理などのロジスティクス業務
・活動予算の管理や人事を含む契約管理業務
・研修やモニタリング等のプロジェクト管理
・報告書や関連資料の作成
②    IGPC・シエラトロピカル共同運営病院の運営に関する連絡・調整業務
・共同運営についてシエラトロピカル社との連絡・調整業務
③    ルグブチーフダムの村々を訪問し、妊産婦検診や啓発活動を行うコミュニティアウトリーチ業務
IGPCのミッションを達成する方法は臨床だけではありません。より安価で効果的な医療を提供するための研究も重視しています。パートナーであるシエラトロピカル社はコミュニティ支援について科学的アプローチを重視しており、独自に統計調査を行っています。業務時間外において、ご自身の研究活動を行うこともできます。また、ご応募にあたり、医学的知識、経験の有無は問いません。
 

職種
その他
勤務形態
契約
働き方
海外勤務

応募条件

語学力
英語
ビジネスレベルの高度な会話、読み書きができること
学位
学士以上
技術資格

PCスキル(全般)、統計ソフト活用スキルがあるとなおよい

歓迎条件
協力隊経験者歓迎
その他必要な業務経験・能力

公衆衛生、開発学、公共政策等の修士号または同等の学識経験を有するものが望ましい。

組織運営に係る実務経験、開発協力事業や研究に係る業務経験、アフリカ地域における業務経験も高く評価する。
 

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
20~30万未満
待遇

当団体規程により、旅費、予防接種費用、健康診断費用、海外旅行保険支給
現地宿舎(エアコン完備)あり、食事無償提供、Wi-Fi環境あり
個人の嗜好品等を除き、現地での滞在に関する派遣者の支出は基本ありません。
給与レンジ(月給): 20万円以上/月(学識・経験により月給額を決定)

加入保険

応募について

応募方法

下記の書類をメールアドレスへお送りください。
igpc2019.jp@gmail.com
※    送信後5営業日以内に当団体から連絡がない場合には迷惑メールボックスを確認の上、ご連絡ください。


いずれも書式は問いません。
1. 履歴書(日本語、写真添付)
2.職務経歴書(日本語)
3.CV(英語)

募集人数
1名
募集期間
2022/09/04 00:00 2022/09/25 23:59
応募時の注意事項

2022年9月25日 日本時間23時応募締め切り後
① 書類審査
② 1次面接
③ 2次面接
最終選考結果通知となります。

《母と子の医療を世界に届ける!》海外駐在プロジェクトコーディネーター(シエラレオネ)

特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

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お問い合わせ先

担当部課
IGPC事務局
担当者氏名
川井 理恵子
電話番号
03-3991-0966
メールアドレス
igpc2019.jp@gmail.com
ホームページ
https://igpc.jp/
担当者から一言

現場での仕事を楽しむことも大事にしています。これから活動規模が広がるIGPCにご興味がある方は是非ご検討ください。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
現在、日本に住む私たちにとって出産とは、新しい命と出会う、人生で最も幸せに包まれた瞬間です。しかし、それは、高度な周産期医療により、お母さんたちが安全に分娩でき、赤ちゃんが様々な危険から守られているから、という事実を知っている人は少ないと思います。周産期とは、妊娠22週から生後7日までを意味する言葉ですが、この時期の女性と赤ちゃんに対する医療は近年急速に発展した分野であり、Neontal Intensive Care Unit (NICU)に代表されるように、高度な機械や訓練されたスタッフなどの豊富な医療資源に支えられています。そのような医療のない開発途上国では、お産は常に死と隣り合わせであり、生まれてくる赤ちゃんも、生まれた場所が我々の住む国であれば、なんの障害もなく育っていけるような子達が、数多く命を落としていきます。私たちが当然のように享受している周産期医療の恩恵を受けている人たちは、世界でほんの一握りでしかありません。  生まれてくる赤ちゃんとお母さんの対面の瞬間は、すべての人々にとって幸せな瞬間であり、すべての人々が平等に享受すべきである、と私たちは信じています。  開発途上国では、先進国において普通に行われている周産期医療がほとんど普及していません。その理由は単純に、大量に医療資源を必要とする贅沢な医療だからです。しかしテクノロジーの進歩は、今まで高価で専門家にしかできなかった医療サービスを、安価でより簡便なものにすることを可能としています。例えば、今まで高価な医療機器であった超音波診断装置が、スマートフォンで操作可能となり、さらに価格も従来の機種の100分の1程度になってきています。私たちは、安価で軽量な携帯型超音波診断装置を事業対象国に導入し、その信頼性及び診療効果を検証してきました。また、医療従事者が絶対的に不足している途上国でも普及が望めるように、経験の少ない医療従事者でも効果的に習熟できる教育方法も検証してきました。新生児領域では、開発途上国における新生児の死亡原因調査を行っており、その結果に基づき、従来の呼吸補助装置に改良を加えた簡単な装置(continuous positive airway pressure;CPAP)を用いた、新生児蘇生法の普及・教育を行ってきました。このようにテクノロジーの進歩と、ちょっとの創意工夫で、周産期医療は医療資源の有無に左右されずに、どこへでも届けられるものであることを、私たちは証明してきました。  しかしながら、個々人での活動を主体としていたため、資金や情報が制限され効果的な活動ができていないと認識するに至りました。そこで、団体として活動することでこうした障壁を取り払い、活動の効率性向上とさらなる事業の拡大を目指し、私たちの活動に賛同してくれる誰もが参加できる団体である、特定非営利活動法人となることを決意しました。  私たちが団体として活動することで、個々の周産期医療分野での支援活動が活動地域にもたらすインパクトが増大し、事業実施国における医療水準の向上、及びそれに伴う母体・新生児死亡率の低下がもたらされると信じています。また、特定非営利活動法人になることにより、定期的な総会の実施や、一般市民への情報公開を適切に行うことで、社会的信用を得、私たちの活動をより一層広めることが可能になると思っています。私たちは、これらの活動を通して、世界のすべての母親と赤ちゃんが、幸せを育むことができる社会の実現を目指します。
活動対象分野
保健医療
活動実績(海外)
2019年8月 ホンジュラス国 産科エコー 簡易BPD計測の実証 グアテマラ 母子保健事業 2019年10月〜11月 シエラレオネ 産科エコー e-learning 研修 2019年12月から1月 ネパール産科医療支援 2020年1月 シエラレオネ 簡易保育器のパイロット研究 2020年10月 コンゴ民主共和国 携帯型医療機器実証研究 国際医療センター採択案件(株式会社SOIKより委託) 2020年11月 シエラレオネにおいて周産期医療改善プロジェクト開始
活動実績(国内)
2019年12月 国際保健医療学会 口頭発表 シエラレオネにある産科救急病院における母体死亡要因の分析
所在地
105-0013
東京都 港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
設立年月
2019 / 07